朝日新聞(あさひしんぶん、英語: The Asahi Shimbun)は、大阪府大阪市に登記上の本店を置く朝日新聞社が編集・発行する日本の新聞である。日刊、全国紙[3]。2024年3月期の発行部数は343万部で読売新聞に次ぎ国内第2位である[4]。
2024年4月時点で国内に43総局、87支局を配する[5]。海外には5か所に総局、世界各地に21の支局を設置しているほか、AP通信、ロイター、タス通信など世界の通信社と契約を結び全世界に取材網を張っている[3]。政治・社会問題に強みがあり、数々のスクープ記事で日本新聞協会賞、JCJ賞ほか報道関連の賞を多数受賞している。1904年から続く一面のコラム『天声人語』はしばしば入学試験などに使用される[6]。2022年には初の女性執筆者が担当することとなった[7]。
1995年8月、インターネット情報サービス「asahi.com」を開設[8]。2011年5月には有料版ニュースサイトとして「朝日新聞デジタル」を開設[9][10]。2012年、両者を統合し朝日新聞デジタルへ移行した[11][12]。
産経新聞、大阪毎日新聞(毎日新聞大阪本社の前身)などとともに大阪を発祥とする新聞である。「朝日」の由来は、初代編集主幹だった津田貞の提案「毎朝、早く配達され、何よりも早く人が手にするもの」から名付けられ、巷間に流布する「旭日昇天 万象惟明」は津田の友人らによる後付けであるという[13]。
沿革朝日新聞社に関する沿革は朝日新聞社#沿革を参照
1879年
1月25日 - 大阪府において、1部1銭、4ページ建てで創刊[14][15]。