2020年9月の総裁選では特定の候補の支持はせず、両代表世話人の内、中谷元は石破を支持する一方、遠藤利明は岸田陣営の選挙対策本部長を務め、対応が分かれる形となった[8]。
2021年9月の総裁選で宏池会会長の岸田文雄を支持し[9]、開票の結果、岸田が当選した。当選後の党人事で岸田陣営の選挙対策本部長を務めた遠藤利明が選挙対策委員長に起用され[10][11]、第1次岸田内閣では旧竹下派と重複して所属している金子原二郎、二之湯智がいずれも初入閣を果たすなど[12]、主流派入りした[13]。
2022年、グループ会合の定例日を水曜日から木曜日に変更[14]。翌2023年6月7日、代表世話人の遠藤利明が派閥化を検討する考えを表明し[15]、その上でグループとして認めている他派閥との掛け持ちを派閥化後も容認する考えを示したものの[16]、同年8月22日、遠藤が派閥化を断念する意向を示した[17]。
2023年9月に発足した第2次岸田第2次改造内閣では加藤鮎子が初入閣した[18]。
2024年1月25日、幹部会合で解散が決定[19]。26日の臨時総会で正式決定した[20]。 特別顧問(谷垣禎一[注 1]) (2019年11月時点[21][22][23]) 逢沢一郎 (計17名、うち他派との重複8名) 橋本聖子[注 4]
解散時の構成
役員
顧問(川崎二郎[注 1])
逢沢一郎
代表世話人中谷元(筆頭)
遠藤利明
事務総長小里泰弘
衆議院議員
(12回、岡山1区)中谷元
(11回、高知1区)遠藤利明
(9回、山形1区)小里泰弘
(6回、比例九州・鹿児島3区)
牧原秀樹[注 2]
(5回、比例北関東・埼玉5区)井林辰憲[注 3]
(4回、静岡2区)大串正樹[注 2]
(4回、比例近畿・兵庫6区)小田原潔[注 4]
(4回、東京21区)
黄川田仁志[注 2]
(4回、埼玉3区)星野剛士[注 2]
(4回、比例南関東・神奈川12区)務台俊介[注 3]
(4回、比例北陸信越・長野2区)加藤鮎子
(3回、山形3区)
本田太郎
(2回、京都5区)深澤陽一[注 5]
(2回、静岡4区)川崎秀人
(1回、三重2区)保岡宏武
(1回、比例九州)
参議院議員
(5回、比例区)松下新平[注 2]
(4回、宮崎県)吉川有美[注 4]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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