有限責任監査法人トーマツ
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特徴

法人及びクライアントの特徴として以下の点が挙げられる[2]

創業者の等松農夫蔵や富田岩芳が大日本帝国海軍主計の出身ということもあり、営業力に強い法人として一線を画してきた。

昔から外資系的要素を多く取り入れ、海外展開にも積極的であった。もっとも外資色が強い点については、アーサー・アンダーセンと提携していた頃の朝日(現あずさ)や、現在のPwCあらたも同様である。

IPO分野の強さに定評がある。しかし近年は新日本の後塵を拝すこともある[3]

企業グループの中では、三菱グループに比較的強い(新日本やあずさと分け合っている)。

製造業(重化学工業)のクライアントが少なく、自動車メーカーのクライアントが大手監査法人で唯一存在しない。一方で情報分野や卸売・小売分野、金融分野は圧倒的に強く、第三次産業の比重が大きい。

五大商社の過半数を占めているほか、大手コンビニも3社中2社を占めるなど卸売・小売系の強さは他法人を圧倒している。特に郊外型チェーンは他の大手法人から多くのクライアントを獲得し続けており、独占に近い状態にある。

地方では、宮城県・四国・九州に強い。

他法人よりもコンサルティング業務向きであり、業務収入に占める非監査報酬の割合が大きい。

経営成績の推移

人員数・社員数には、特定社員を含み、公認会計士・公認会計士試験合格者・会計士補のいずれにも該当しない職員を含まない。

決算期業務収入うち監査報酬
(1項業務)うち非監査報酬
(2項業務)営業利益純利益人員数うち
社員数被監査会社数うち
金商法監査
2011年9月期816億2400万円673億400万円143億1900万円58億7500万円1億3200万円4680人653人3690社986社
2012年9月期824億4300万円644億300万円180億3900万円49億9600万円22億8100万円4145人644人3599社953社
2013年9月期838億7200万円645億8000万円192億9100万円26億7300万円18億5800万円4234人666人3642社972社
2014年9月期865億4600万円662億9200万円202億5300万円23億2400万円13億4000万円4369人684人3587社975社
2015年9月期891億7700万円666億5800万円225億1900万円8億1400万円16億800万円4390人573人3574社971社
2016年9月期964億7800万円704億5900万円260億1900万円13億1600万円18億8500万円4392人579人3427社961社
2017年5月期709億7700万円524億800万円185億6900万円17億900万円16億5000万円4474人567人3399社962社
2018年5月期1047億300万円742億8400万円304億1900万円10億800万円8億7900万円4504人566人3338社959社
2019年5月期1087億1800万円776億100万円311億1600万円2億5600万円27億3300万円4511人583人3306社944社
2020年5月期1145億9200万円809億3200万円336億6000万円11億3400万円26億200万円4429人573人3296社924社
2021年5月期1236億7600万円832億2300万円404億5200万円16億2100万円8億2500万円4429人538人3232社892社
2022年5月期1388億1400万円861億4300万円526億7000万円9億7700万円25億5000万円4392人536人3244社852社
2023年5月期1428億4500万円893億3400万円535億1000万円13億5500万円22億2000万円4344人544人3162社817社


決算期変更のため、2017年5月期は8か月間の数値である。

沿革

1968年(昭和43年)5月 - 監査法人等松・青木・津田・塚田・青木・宇野・月下部事務所設立。

1968年(昭和43年)12月 - 監査法人丸の内会計事務所設立

1969年(昭和44年)2月 - 監査法人等松・青木・津田・塚田・青木・宇野・月下部事務所から等松・青木監査法人に名称を変更

1969年(昭和44年)8月 - 監査法人西方会計士事務所設立

1973年(昭和48年)3月 - 監査法人サンワ事務所設立

1974年(昭和49年) - 監査法人誠和会計事務所設立

1975年(昭和50年)5月 - 等松・青木監査法人、トウシュ・ロス・インターナショナル(TRI)へ加盟

1975年(昭和50年)12月 - 監査法人丸の内会計事務所 東京事務所が同監査法人から分離独立し、監査法人東京丸の内事務所が発足

1976年(昭和51年)4月 - 監査法人サンワ事務所と監査法人東京丸の内事務所が合併し、監査法人サンワ東京丸の内事務所が発足

1976年(昭和51年)4月 - 監査法人札幌第一会計設立

1983年(昭和58年)5月 - サンアイ監査法人設立

1985年(昭和60年)6月 - デロイト・ハスキンズ・アンド・セルズが監査法人三田会計社を設立[4]

1985年(昭和60年)9月 - 監査法人サンワ東京丸の内事務所が監査法人サンワ事務所に名称を変更

1986年(昭和61年)10月 - 等松・青木監査法人と監査法人サンワ事務所が合併し、サンワ・等松青木監査法人と名称を変更

1988年(昭和63年)4月 - 監査法人丸の内会計事務所と合併

1988年(昭和63年)10月 - 監査法人西方会計士事務所および監査法人札幌第一会計と合併

1990年(平成2年)1月 - デロイト・ハスキンズ・アンド・セルズ・インターナショナルとトウシュ・ロス・インターナショナルが合併。


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