「学生アリス」シリーズ全作品と他の一部の作品(『乱鴉の島』等)の文庫本あとがきに、『不思議の国のアリス』(Alice's Adventures in Wonderland)のキャラクター「チェシャ猫」の絵と「ALICE in mystery land」の記載に登録商標マークを付したイラストを描いている。
鉄道ファンでもあり、鉄道を題材とした作品やエッセイを度々執筆している。
受賞・候補歴
1996年
『蝶々がはばたく』で第49回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)候補。
咲くやこの花賞(文芸その他部門)受賞。
2003年
『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)受賞、第3回本格ミステリ大賞(小説部門)候補。
『迷宮逍遙』で第3回本格ミステリ大賞(評論・研究部門)候補。
2004年 - 『スイス時計の謎』で第4回本格ミステリ大賞(小説部門)候補。
2008年 - 『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞(小説部門)受賞。
2009年 - 『密室入門!』(共著:安井俊夫)で第9回本格ミステリ大賞(評論・研究部門)候補。
2010年 - 『綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキー2』(共著:綾辻行人)で第10回本格ミステリ大賞(評論・研究部門)候補。
2011年 - 『図説 密室ミステリの研究』で第11回本格ミステリ大賞(評論・研究部門)候補。
2016年 - 『幻坂』で第5回大阪ほんま本大賞受賞。
2018年 - 「火村英生シリーズ」(『怪しい店』と『鍵の掛かった男』が対象期間内の文庫新刊)で第3回吉川英治文庫賞受賞。
2022年 - 第26回日本ミステリー文学大賞受賞[12]。
ミステリ・ランキング
週刊文春ミステリーベスト10
1992年 - 『双頭の悪魔』4位
2000年 - 『幽霊刑事』17位
2001年 - 『絶叫城殺人事件』28位
2006年 - 『乱鴉の島』5位
2007年 - 『女王国の城』1位
2010年 - 『闇の喇叭』17位
2015年 - 『鍵の掛かった男』5位
2017年 - 『狩人の悪夢』4位
2018年 - 『インド倶楽部の謎』13位
2022年 - 『捜査線上の夕映え』8位
このミステリーがすごい!
1989年 - 『孤島パズル』16位、『月光ゲーム』17位
1993年 - 『双頭の悪魔』6位
2007年 - 『乱鴉の島』19位
2008年 - 『女王国の城』3位
2016年 - 『鍵の掛かった男』8位
2018年 - 『狩人の悪夢』6位、『濱地健三郎の霊なる事件簿』42位
2019年 - 『インド倶楽部の謎』14位
2023年 - 『捜査線上の夕映え』3位
本格ミステリ・ベスト10
1998年 - 『朱色の研究』9位
2001年 - 『幽霊刑事』8位
2002年 - 『絶叫城殺人事件』8位
2003年 - 『マレー鉄道の謎』3位
2004年 - 『スイス時計の謎』2位
2005年 - 『白い兎が逃げる』24位
2006年 - 『モロッコ水晶の謎』24位
2007年 - 『乱鴉の島』1位
2008年 - 『女王国の城』1位
2009年 - 『妃は船を沈める』7位、『火村英生に捧げる犯罪』25位
2011年 - 『闇の喇叭』15位
2013年 - 『江神二郎の洞察』6位
2016年 - 『鍵の掛かった男』7位
2018年 - 『狩人の悪夢』2位
2019年 - 『インド倶楽部の謎』5位
2020年 - 『カナダ金貨の謎』16位、『こうして誰もいなくなった』25位
2023年 - 『捜査線上の夕映え』8位
ミステリが読みたい!
2017年 - 『鍵の掛かった男』6位
2018年 - 『狩人の悪夢』4位
2019年 - 『インド倶楽部の謎』9位
2020年 - 『カナダ金貨の謎』17位
2023年 - 『捜査線上の夕映え』5位
MRC大賞
2022年 - 『捜査線上の夕映え』4位
黄金の本格ミステリー
毎年10作を目安に選出されている。その中での順位は付けられていない。
2008年度 - 『女王国の城』選出
2016年度 - 『鍵の掛かった男』選出
本格ミステリこれがベストだ!
2001年版のみ順位が付けられている。以降は順不同。
2001年版 - 『幽霊刑事』7位
2002年版 - 『絶叫城殺人事件』
2003年版 - 『マレー鉄道の謎』