2008年(平成20年) 4月に改正放送法が施行され、有料放送管理業務に相当する業務を行っていたスカイパーフェクト・コミュニケーションズが届出を行い、6月27日付けで登録され、有料放送管理事業者第一号となった。
2009年(平成21年)
衛星放送は使用する衛星により、特別衛星放送と一般衛星放送に大別された。[2]
電波法にマルチメディア放送が移動受信用地上放送と定義[3]された。同時に放送法も改正[3]され、衛星放送と同様に委託放送事業者と受託放送事業者による有料放送ができるものとし、有料放送管理事業者を置けるものとされた。
2010年(平成22年)
4月23日に改正放送法が施行された。
放送法が全面改正[4]され、特別衛星放送および移動受信用地上放送は衛星基幹放送および移動受信用地上基幹放送に、一般衛星放送および衛星役務利用放送は衛星一般放送になることとなった。また、有線役務利用放送と放送法以外の法律で規定されていた有線ラジオ放送、ケーブルテレビなどいわゆる有線放送が放送法による有線一般放送と定義された。これらの基幹放送および一般放送について有料放送管理業務が認められることとなった。更に、電気通信役務利用放送法も放送法に統合され廃止される[4]こととなり、電気通信役務利用放送事業者のための有料放送管理業務も放送法に規定されることとなった。
2011年(平成23年) 以下、括弧内はサービス名。 括弧内はサービス名。
6月30日に改正放送法が施行された。
7月28日に地上一般放送が制度化され、これについても有料放送ができるものとし、有料放送管理事業者を置けるものとされた。[5]
事業者一覧
有料放送管理事業者
衛星基幹放送
スカパーJSAT (スカパー!)- 2008年6月27日届出
衛星一般放送
スカパーJSAT(スカパー!プレミアムサービス)- 2008年6月27日届出
有線一般放送
日本デジタル配信(JDS) - 2013年11月12日届出
ジャパンケーブルキャスト(JC-HITS) - 2013年11月14日届出
かつて存在したプラットフォーム事業者
CSアナログ放送
サテライト放送センター(CS BAAN)
CSサービスセンター(スカイポートTV)
CSデジタル放送
ディレク・ティービー (ディレクTV)
ジェイ・スカイ・ビー(JスカイB)
プラット・ワン (プラットワン)
WOWOW (WOWOWデジタルプラス)
脚注^ a b 平成19年法律136号による改正
^ 平成21年総務省令第7号による放送法施行規則改正
^ a b 平成21年法律22号による改正
^ a b 平成22年法律65号による改正
^ 平成23年総務省令第101号による放送法施行規則改正
関連項目
限定受信システム
多チャンネル放送の一覧
外部リンク
「衛星放送におけるプラットフォーム事業者の業務に係るガイドラインに関する指針」の公表 総務省報道資料 平成15年4月47日(国立国会図書館のアーカイブ:2009年1月13日保存)
株式会社スカイパーフェクト・コミュニケーションズからの有料放送管理業務の届出について
⇒放送法第155条に定められた業務の実施方針 (PDF) スカパーJSAT
表
話
編
歴
通信と放送に関する制度(通信と放送の融合)
事業形態
放送法
右3法を吸収統合:有線テレビジョン放送法
有線ラジオ放送法
電気通信役務利用放送法
電波法
有線放送電話法
電気通信事業法
放送大学学園法
伝送インフラ
電波法(無線)
有線電気通信法(有線)
コンテンツ
通信の秘密
守秘義務
著作権
公衆送信権
プロバイダ責任制限法
特定電子メール法
青少年ネット利用環境整備法
セキュリティ
サイバーセキュリティ基本法
不正アクセス禁止法
関連規制
無線従事者
無線従事者免許証
無線局免許状
基幹放送普及計画
基幹放送用周波数使用計画
基幹放送局根本基準
マスメディア集中排除原則