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遠地点距離 (Q)404,064km から 406,712km[4]
離心率 (e)0.0548799[1](0.026 から 0.077[4]
公転周期 (P)27日7時間43.193分
平均軌道速度1.022 km/s
軌道傾斜角 (i)5.1454
地球の衛星
物理的性質
長短径3,475.8 km
(赤道)
3,471.3 km
(極)
直径3,474.3 km
(平均)
表面積3,800万 km2
質量7.347673
×1022 kg
地球との相対質量0.01230002
平均密度3.344 g/cm3
表面重力1.622 m/s2
(0.165 G)
脱出速度2.378 km/s
自転周期27日7時間43.193分
(恒星月、公転と同期)
29日12時間44.048分
朔望月
光度-12.66 等(満月)
アルベド(反射能)0.136
赤道傾斜角1.5424 度
表面温度

最低平均最高
40 K250 K396 K

年齢約46億年
大気圧10-7 Pa(昼)
10-10 Pa(夜)
Template (ノート 解説) ■Project

月(つき、: Mond、: Lune、: Moon、: Luna ルーナ)は、地球で唯一の安定的に存在する天然の衛星である(地球のその他の衛星については、「月以外の地球の衛星」を参照)。

太陽系惑星の恒久的に存在する衛星の中で、最も内側に位置する衛星であり、太陽系で5番目に大きい衛星でもある。地球から見て太陽に次いで明るい[5]

古くは太陽に対して太陰とも、また日輪( = 太陽)に対して月輪(げつりん)とも言った。
概要

太陽系の中で地球に最も近い自然の天体であり、人類が到達したことのある唯一の地球外天体でもある。「アポロ計画」を参照

地球から見える天体の中では太陽の次に明るく、白色に光って見えるが、これは自ら発光しているのではなく、太陽光を反射したものである。
名称

ドイツ語では Mond(モーント)、フランス語では Lune(リュヌ)、英語では Moon(ムーン)、ラテン語では Luna(ルーナ)、サンスクリット語では ?????(チャンドラ)、ギリシャ語ではΣελ?νη(セレーネー)と呼ばれる。古くは太陽に対して太陰ともいった。日本語では「ツキ」というが、奈良時代以前は「ツク」という語形だったと推定されている。

なお、漢字の「月」は欠けた月の形を描いた象形文字である[6][7]

また「月」は、広義には「ある惑星から見てその周りを回る衛星」を指す。例えば、「フォボス火星の月である」などと表現する[注 1]
運行

月は天球上の白道と呼ばれる通り道をほぼ4週間の周期で運行する。白道は19年周期で揺らいでいるが、黄道帯とよばれる黄道周辺8度の範囲に収まる。月はほぼ2週間ごとに黄道を横切る。

恒星が月に隠される現象を掩蔽、あるいは星食という。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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