70年代末に『アンジェリク』(原作:セルジュ・ゴロン
&アン・ゴロン、作画:木原敏江)、『イブの息子たち』(青池保子)、『オリンポスのポロン』(吾妻ひでお)が終了し部数が減少するものの『アルカサル-王城-』(青池保子)、『魔天道ソナタ』(天城小百合)、『花冠の竜の国』、『妖精国(アルフヘイム)の騎士』(中山星香)、 『アリーズ』(冬木るりか)、『ぴーひょろ一家』(姫木薫理)、『はるか遠き国の物語』(碧ゆかこ)などがヒットし、60万部[6]と割と安定した部数を保っていた。他にこの時期の作品としては『A-A'』、『モザイク・ラセン』(萩尾望都)、『ポケットにティンカーベル』、『さよなら林間学校999(スリーナイン)』(和田慎二)、『千夜恋歌』、『あざみ野逢歌』(原ちえこ)、『ナーギの塔』、『パンドラの秘密』、『暗闇に悪魔が』、『幻のビルカバンバ』、『黄泉の小鳥』、『むらさき神話』、『インカ幻帝国』(高階良子)、『もつれっ毛の姫君』、『永遠なる夢』、『永遠なるめざめ』、『夢狩人』、『遠い呼び声』、『ペニントン館』(めるへんめーかー)、『火曜日のゆううつ・水曜日のパラダイス』、『万太郎ちゃんがスキ!』、『ラブタウン発…あなたへ』、『ホテル・カリフォルニア』、『おしゃべりな羊たち』(風間宏子)などがある。 90年代初頭に『悪魔の花嫁』(原作:池田悦子、作画:あしべゆうほ)、『魔天道ソナタ』(天城小百合)、『 アリーズ』(冬木るりか)、『ぴーひょろ一家』(姫木薫理)、『はるか遠き国の物語』(碧ゆかこ)、『忍たま乱太郎』 (尼子騒兵衛)などの人気作が次々に連載終了し部数が大きく落ち込む。『A・Iレボリューション
1990年代
他にこの時期の作品としては本誌や姉妹紙の『プリンセスGOLD』など複数の雑誌で連載された『BUD BOY』(市東亮子)がある。 2001年に読みきり『最後の晩餐』で水城せとなが初登場し、その後『彼女達のエクス・デイ』、『S〈エス〉』、『放課後保健室』、『黒薔薇アリス』などの連載作品を発表。特に2004年に連載開始した『放課後保健室』は、国内では、『このマンガがすごい!2008』オンナ編第16位、『このマンガがすごい! 2009』オンナ編第24位にランクイン、国外ではアメリカ合衆国の12歳から18歳までのティーン世代の読書活動を支援するヤングアダルト図書館サービス協会により、ティーン世代に向けた2008年のお薦めグラフィック・ノベルのベスト10に選ばれる[7][8]など本誌掲載作品としては久々のヒット作品となった。 また2007年から連載開始した『コルセットに翼』(もとなおこ)が2012年、第16回手塚治虫文化賞ノミネート、『このマンガがすごい! 2012』のオンナ編48位にランクイン[9]され、高く評価された。 他にこの時期の作品としては『弱虫日記』(穂月想多)、『神曲奏界ポリフォニカエターナル・ホワイト』(原作:高殿円、作画:藤丘ようこ)、『センゴク男子 花の乱』(すもももも)、『シノビライフ』(こなみ詔子)、『ラズ・メリディアン』(結賀さとる)、『女王様の犬』(竹内未来)、『君は僕の虜なれ』(都筑せつり)、『楽園のトリル』(藤田麻貴)、『12人の優しい殺し屋~ライブラ:黒き審判』(原作:Founder masaki
2000年代
2005年から紙面改革を行い、長らく同誌の看板作品であった『妖精国(アルフヘイム)の騎士』(中山星香)、『エロイカより愛をこめて』(青池保子)が姉妹紙の『プリンセスGOLD』に移籍した。 『プリンセスGOLD』の看板漫画であった『タブロウ・ゲート』(鈴木理華)が2011年に本誌に移籍した。 また藍川さきや阿部川キネコ、雪森さくらなど他社の少女誌で活躍していた漫画家を積極的に起用するようになっている。2012年から再び紙面改革を行い、『プリンセスGOLD』で好評であった短編『押入れの少年』(原作:高橋葉介、作画:みもり)を本誌に移籍して連載化、『ミステリーボニータ』の看板漫画であった『明治失業忍法帖』(杉山小弥花)を本誌移籍などを行い、新規読者獲得を図っている。 また、同じ秋田書店から刊行されている少年漫画『ブラック・ジャック』『弱虫ペダル』『クジラの子らは砂上に歌う』や、人気の女性向けゲーム『刀剣乱舞』、アニメ『KING OF PRISM by PrettyRhythm』といった作品をトリビュートしたイラストやコミックが掲載されることが増えていた。 2019年から後宮および宮廷をテーマにした小説の描き下ろしコミカライズ版を集めた別冊付録「プリンセス・パレス」が不定期で付録になった。この別冊付録から本誌に移籍した作品もあった。 ヨーロッパの歴史・ファンタジーロマン作品の『薔薇王の葬列』(菅野文)や中華風ロマン作品の『紅霞後宮物語?小玉伝?』(栗美あい、原作:雪村花菜)、『茉莉花官吏伝』(高瀬わか、原作:石田リンネ)などの作品が看板となった。 2022年1月に『薔薇王の葬列』(菅野文)がアニメ化され、1982年に放映された『おちゃめ神物語コロコロポロン』以来40年振りのテレビアニメ化となった[10]。
2010年代
2020年代