なお、後期中等教育[5]における「普通教育を主とする学科」は「普通科」とされている(高等学校設置基準第5条・第6条第1項など)。また、「普通教育及び専門教育を選択履修を旨として総合的に施す学科」は「総合学科」とされている(高等学校設置基準第5条・第6条第3項など)。
さらに、「障害による学習上又は生活上の困難を特に有しない一般の児童・生徒・幼児を対象とした教育。特別支援教育に対置される概念。」という誤解もあるが、特別支援学校の小学部や中学部の教育も「普通教育」である。「特別支援教育」に対置される概念は「通常の教育」ないしは「通常教育」である。 初等教育、中等教育で行われる普通教育は次の通り区分されている。 典拠管理データベース: 国立図書館
普通教育の段階
初等教育(義務教育として行われる普通教育のうち基礎的なもの[6]): 小学校、義務教育学校の前期課程、および特別支援学校の小学部の段階
前期中等教育(義務教育として行われる普通教育[7]): 中学校、義務教育学校の後期課程、中等教育学校の前期課程、および特別支援学校の中学部の段階
後期中等教育(高度な普通教育[8]): 高等学校、中等教育学校の後期課程、および特別支援学校の高等部の段階
脚注^ a b 細谷俊夫編『新教育学大事典第6巻』1990年、98頁。
^ a b 細谷俊夫編『新教育学大事典第6巻』1990年、99頁。
^ 小学校、義務教育学校の前期課程、および特別支援学校の小学部。
^ 中学校、義務教育学校の後期課程、中等教育学校の前期課程、および特別支援学校の中学部。
^ 高等学校、中等教育学校の後期課程、および特別支援学校の高等部。
^ 学校教育法 第29条
^ 学校教育法 第45条
^ 学校教育法 第50条
関連項目
一般教育と専門教育
学習指導要領
普通科
日本