時刻表
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監修は国土交通省海事局内航課で、一般社団法人日本旅客船協会が協力していた。日本国内の全てのカーフェリーと主要旅客航路、遊覧船レストラン船の時刻、運賃を記載。また、日本発着の国際航路の時刻、運賃も記載されていた。巻末には標準運送約款バリアフリー対応状況が掲載されていた。別冊付録として『内航RORO船ガイド』が発行され、版元から直接購入する場合は希望に応じ無料添付された。2017年秋季号をもって廃刊となった[9]。版元の日刊海事通信社は2018年1月に社長が逝去し、同年3月30日をもって出版事業を廃止、7月31日に破産開始決定を受けた[10]
航空時刻表
国際版
『OAG Flight Guide Worldwide』
発行者はOAGアビエーション・ワールドワイド社。月刊。定価27,000円(日本版)。
『ABC World Airways Guide』
発行者はABCトラベルガイズ社。1996年まで。
日本

日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、スカイマークAIRDO(エア・ドゥ)、ソラシドエアスターフライヤーの各社とも冊子型の時刻表を無料配布していたが、2023年までにすべて、発行を取りやめた。

JALは1951年創刊[11]の国内線冊子と1954年創刊[11]の国際線冊子が別立て、ANAは通常の国内線と国際線併載の冊子(国内線版として1954年創刊[11])@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}の他に国際線だけの冊子が存在していた[要出典]。また、ANAは『ANAサービスガイド』(2012年10月創刊)、AIRDOとソラシドエア、スターフライヤーはフライトガイド、もしくはサービスガイドという形で営業案内部分を分離した。しかし、スターフライヤーは2020年夏ダイヤ版、ANAは2020年12月1日から2021年1月31日の掲載期間を最後に[12][11][13]、JALも国内線は2021年3月28日から5月31日、国際線は2020年10月25日から2021年3月27日の掲載期間を最後に、それぞれ冊子の時刻表の製作を終了した[11][14]

基本的には月刊だが、2カ月纏めて1冊となったり繁忙期は別冊子となったりすることもあった。国際線の冊子は国内線よりは発行スパンが長い(だいたい3-4カ月に1回程度)。

2000年代以降は航空運賃の多様化に伴い時刻表冊子のページ数は増える傾向にあり、ANAでは発行後に運賃の変更があっても対応が追い付かないとして2012年10月号から運賃の掲載を廃止した。

なお2006年より数年ほどJALは『JAL国内線空港アクセスガイド』、ANAは『ANA国内線の達人』というタイトルで「空港アクセスのバス・電車・船舶の時刻表」をだいたい3カ月に1回の割で発行していた。さらにJALでは、2010年1月19日会社更生法適用申請に伴うリストラで、貨物便の自社運航便が全廃される前は『貨物便時刻表』を国内線、国際線の2分冊で発行していた。
『Fuji Airways Guide』
発行者はフジインコーポレッド。国際線・国内線総合航空時刻表が月刊で発売されている。1964年創刊。B5判96ページ、価格380円(税込)。
『航空時刻表』
発行者は創美社。手帳サイズの冊子型時刻表が月刊で発行されている。1967年に創刊され、「ひとめでわかる空港別全国総合版」をうたい、空港別に路線ごとに時刻が掲載されている(ただし、羽田発着路線は巻頭にまとめられているほか、一部地方路線とコミューター航空は非掲載)。定価は240円だが、羽田・伊丹関西神戸の各空港と東京モノレール浜松町駅で無料配布されている。
『JTB国際線時刻表』
発行者は株式会社JMC。月刊で発行されていた。『JTB時刻表』(#JTBパブリッシング発行)の国際線と同じ掲載内容で、成田国際空港及び関西国際空港のアクセス列車(京成電鉄スカイライナー及び南海電鉄ラピート)の時刻も掲載されていた。B5判。2021年3月号限り販売終了[15]
バス時刻表
北アメリカ
『Russell's Official National Motor Coach Guide』
発行者はラッセルズ・ガイド社。価格27
アメリカドル(通信販売でのアメリカ内向け送料込み価格)/12アメリカドル(自社サイトでの電子版価格)グレイハウンドなどのアメリカ合衆国及びカナダの都市間バスの月刊時刻表。巻頭にはThe Official Bus Guideの別称も記載されている。239×215mmの判型の無線綴じ216ページ。1927年創刊。カナダ部分は24時間制表示だが、アメリカ合衆国部分は12時間制で、午前は細字(11 00=午前11時)、午後は太字(11 00=午後11時)で示している。2昼夜以上走る路線でも出発から何日目かの表示はなく、時刻を読んで判断する必要がある。バス会社によっては休憩停車(rest stop)をコーヒーカップの印で、食事停車(meal or lunch stop)をナイフとフォークの印で示している。個々の表の更新した時期を「2-28-12」(2012年2月28日)のように示しているが、20年近く更新されていないものもある。古い表は現状と異なる可能性があるため注意が必要。1年に1回「Map Supplement」と題する路線図が発行され、定期購読者に無償添付されるほか、それだけ単独購入することも可能。
『Official Canadian Bus Guide』
発行者はラッセルズ・ガイド社。価格15アメリカドル(通信販売でのアメリカ国内向け送料込み価格)/6アメリカドル(自社サイトでの電子版価格)。廃刊。発行していたカナダの都市間バスの隔月刊時刻表で、カナダについてはRussel's Official National Motor Coach Guideでは省略されている路線も掲載されていたほか、カナダに隣接するアメリカ合衆国北部も掲載されている。239×215mmの判型の無線綴じ。2018年3月/4月号限り廃刊[16]。1年に1回「Map Supplement」と題する路線図が発行され、年間購読者に無償添付されるほか、それだけ単独購入することも可能だった。
日本

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出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2018年3月)


古い情報を更新する必要があります。(2018年1月)


独自研究が含まれているおそれがあります。(2018年3月)



『登山バス時刻表』(『山と渓谷』別冊付録)
発行者は山と渓谷社。『登山・ハイキング バス時刻表』として山と渓谷社から独立刊行されていたが、『登山バス時刻表&アクセスマップ』の題名で発行された2007?08年版を最後に休刊。登山客向けのバス時刻表。関東版と関東版があり、B6判で価格は東日本版が1470円、西日本版が1260円。の名前で索引できるなどの特徴があった。その後、月刊『山と渓谷』の別冊付録として制作されており、最新号は2022年11月号別冊付録の『登山バス時刻表』となっている。
『高速バス時刻表』
発行者は交通新聞社。1990年創刊、A4変形版で価格は1153円(税込)。年2回発行(7月・12月発売)。日本全国の高速バスの路線・運賃・時刻が詳しく掲載されていた。2013年8月に高速ツアーバスから転換したいわゆる新高速乗合バスは本文には掲載せず、事業者・路線一覧のみを巻頭に掲載。この点は『JR時刻表』も同じスタンスを取っていた。2020年12月に発売された「2020?21年冬季号」をもって休刊となった[17]
岩手県交通の時刻表
盛岡管内にて1冊100円で発行、A6判。2006年4月1日改正のものは全218ページ。他の地区については不明。
十和田観光電鉄の時刻表
かつては、[いつ?]200円分使用できる乗車券つきの冊子型時刻表を1冊100円で販売していた。現在は、[いつ?]有料無料を問わず冊子型時刻表は配布しておらず、B4判程度の両面刷り時刻表を無料配布する。
宮崎交通の時刻表
2005年まで冊子型時刻表を販売しており、A5判210円で、全路線を網羅していた。現在は[いつ?]発行していない。
羽後交通の時刻表
営業所や各バスセンター等の案内所にて販売。2020年4月改訂時点では1冊50円であった。
『しまてつ便利帖』
発行者は島原鉄道。150円、A6判。実質的にはバスが主体の時刻表となっている。路線バス時刻表のほか、島原鉄道線の時刻表やフェリー時刻も掲載されている。
道南バスの時刻表
苫小牧市営バスが発行していたものを引き継ぎ、「苫小牧市内路線バス時刻表」として市営バスからの引き継ぎ路線を掲載し、毎年3月下旬に苫小牧市内で全戸配布される[18]。移譲当初は「苫小牧市移譲路線時刻表」の名称で配布しており、体裁は市営バス時代と変わらずA4判オールカラーであった。それ以外の路線の時刻表は、改正毎にバス車内と窓口で無料配布する[19]
函館バスの時刻表
改正毎(概ね毎年2回、4月と10月)に配布。2004年4月1日改正で配布されたものはA6判で154ページ。津軽海峡フェリー大間ターミナルの窓口付近にて、2020年4月改正の時刻表が配布されていた。


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