時代劇
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^ 1959年、関西テレビ系で夏目俊二主演。製作は関西テレビに資本参加していた東宝系の宝塚映画。劇場用映画では大川橋蔵主演のシリーズがある。
^ 元来は隠密もののジャンルに入るが、第2部でテコ入れして忍者路線に切り替えたことが成功につながった。そしてここでの忍者の行動や所作はプロデューサーのオリジナルであり、忍者が刀を逆手に持つポーズや卍型の手裏剣などは、その後の忍者ものに影響を与えた。樋口尚文「月光仮面を創った男たち」165P参照。平凡社新書、2008年9月
^ 1993年と1994年は1年間ではなく『琉球の風』『炎立つ』『花の乱』の3作品が半年と9か月間の放送であった。
^ 1963年から1969年にかけてフジテレビ系で放送。五社英雄演出、丹波哲郎・平幹二朗・長門勇の3人の浪人が主人公で、凄まじい殺陣の演出、また刀で人を斬るシーンでは音を発していたのが当時話題となった。なお第2部以降は丹波哲郎に代わり加藤剛が出演していた。
^ 1965年、NET系。栗塚旭主演(土方歳三役)。近藤勇役は舟橋元。
^ 1965年、NET系。近藤十四郎と品川隆司が繰り広げる道中記スタイルの時代劇であった。
^ 1966年から1984年までフジテレビ系で大川橋蔵主演。足かけ18年の長期シリーズとなった。18年間で全888話。
^ テレビ創成期の1954年に榎本健一主演で日本テレビ系で放送されたが、その後1957年に十朱久雄主演でラジオ東京テレビ系、1960年には花柳寛主演でフジテレビ系、市川左團次主演で日本テレビ系、古川緑波主演で毎日放送製作でNET系で放送された。その後東京五輪終了後の1964年秋に東映映画の重鎮月形龍之介主演でTBS系で翌1965年暮れまで放送されたが、代表作は東野英治郎らの主演で1969年からTBS系で始まり、2011年まで続いた超長期シリーズである。水戸黄門を演じたのは5名、全43部、全製作本数1,227話。記録的なテレビシリーズであった。
^ 1970年から1999年まで続いた超長期シリーズ。全15部、全製作本数402話。水戸黄門は5人が演じたが、この大岡越前は加藤剛が足かけ30年間演じ続けた。なお初回は1970年3月16日で、大阪での日本万国博の開会式の翌々日であった。
^ 1957年に坂東好太郎主演でNHK、1960年に夏目俊二主演でフジテレビ系、1962年に坂東鶴之助でNHK、1967年に市川新之助(後の市川團十郎)主演で日本テレビ系で放送された。しかし記憶に残るのはNETが1970年からスタートしたシリーズで、中村梅之助、市川段四郎、橋幸夫、杉良太郎、高橋英樹、松方弘樹、松平健らが歴代主演している。
^ 笹沢佐保原作、市川昆、森一生、池広一夫らが監督、中村敦夫主演で1972年1月からフジテレビ系で放送された。
^ ただし現在ではCGなどのデジタル技術により、電信柱や現代の建築物を画面上から消すことが可能であり、かつてよりはロケ地を選ぶ必要は無くなったといえる。それは大道具など一部の美術にも応用できる半面、予算がかかるという根本的な問題もまた抱えている。
^ しかし映像コンテンツとしての需要は高く、再放送枠やCS系有料放送、DVDビデオ販売の分野においては今なお重宝されている。2009年4月9日の水戸黄門 (パナソニック ドラマシアター)の再放送は同日放送されたTBSの番組のうち、最高視聴率を出している[1]
^ それ以外の時代劇ドラマは2020年現在、NHKの「大河ドラマ」と時代劇枠二つ(「土曜時代ドラマ」「BS時代劇」)の計3枠のみであり、民放では前述した通り、時代劇の放送自体が年数回 - 数年に一回・単発での放送に縮小されている。
^ クライマックスは剣(日本刀)による殺陣を主軸とするもの。時代劇の大多数を占めるもので、多くは興行的な観点から文学的要素よりも娯楽性が重んじられた内容になっている。テレビドラマの現代劇では刀剣類を使った殺傷場面を直接描くことは視聴者に対し犯罪を助長するとの判断から自粛されつつあるのに対し、時代劇では剣劇は非常に形式的な身体技法と、制作者と視聴者側の“暗黙の了解”たとえば黒澤明の作品などに代表される映像文学的要素や写実性などを追求した劇場作品では、斬殺の瞬間、殺害された側の衣類が裂けて肌が露出し、血液が数メートルにわたって迸ったり、腕が切り落とされ血が噴き出す場面を設定することがある。対して、娯楽性が重視されるお茶の間に向けて放送されるテレビの時代劇ではそのようなリアルで直接的な殺害描写はほとんど無く、主人公の優美かつ華麗な立ち回りの挙措と、一定のストーリー定型の元で最終的に悪者をばったばったと斬って捨てて断罪するカタルシスの昇華に重きが置かれた、ある種の様式美によって作品自体が構成されている。この暗黙の了解によって表現されており、このため短時間に多数の人間が刃物によって殺傷されている場面にもかかわらず批判の対象とされることはない。
^ 1965年東映製作。沢島忠監督。仲代達矢、志村喬と松方弘樹、中村錦之助の渡世人の3つの話をオムニバス形式にしてヤクザの世界を描いた秀作。中村錦之助が強そうで実は弱いヤクザを好演。
^ 忍者ものでヒットしたが、それは途中第2部から忍者路線にしたためで、もとのお話は徳川将軍の弟君が身を隠して各藩を探索するのが本筋のお話であった。
^ 忍者映画(忍者もの)を時代劇に含めるかどうかで、基本的には分けて扱うことが多いという向きがあるが、もともと時代劇が始まった時から忍者は1つのジャンルであり(歌舞伎の演目でも入っている)、尾上松之助の映画からいつの時代でも人気のあるジャンルであった。広義の解釈では入るということではなく、映画そのものの面白さを追求すれば非現実的な内容を入れることは至極当然であり、時代劇はあくまで舞台設定が日本が近代化する以前であることで成り立っている。
^ 1921年製作。日活。マキノ省三監督、尾上松之助主演。サイレント映画。歌舞伎から題材をとった忍術のトリックで、フィルムが現存している。
^ 1960年製作。大映。森一生監督。勝新太郎主演。勝新が演じる按摩で全盲のワル役が悪事を重ねながら不知火検校になるお話で、この映画のヒットが座頭市シリーズに繋がった。
^ 1952年製作。東映 萩原遼監督。戦後最初の本格的な忠臣蔵映画。片岡千恵蔵が浅野内匠頭・大石内蔵助の二役を演じている。ただし続編の「続赤穂城」までのお話は城明け渡しであり、吉良邸討ち入りの場面はない。
^ 同名で2つ作品があり、最初は1954年9月公開の大映作品。荒井良平監督。黒川弥太郎の浅野内匠頭、進藤英太郎の大石内蔵助。4つのエピソードを当時の人気浪曲師が名調子で唸る浪曲版忠臣蔵。二度目は1957年12月公開の東映作品。伊賀山正光監督。月形龍之介が演じる天野屋利兵衛を主役にした映画で、忠臣蔵の外伝物である。大石内蔵助には大河内伝次郎が扮し、またこの作品も浪曲が入っている。
^ 1954年10月公開。戦後初めて「忠臣蔵」のタイトルで製作された作品。公開当時の資料では第1部(花の巻)104分、第2部(雪の巻)137分の合計4時間1分の上映時間であったとされるが、現存する版は3時間8分である。これは戦後の忠臣蔵映画では最も長い作品で、単独公開としては最長尺作品と見られている。大石内蔵助には八代目松本幸四郎、浅野内匠頭には高田幸吉、吉良上野介には滝沢修が演じ、監督は大曾根辰夫。
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