旧東京音楽学校奏楽堂
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1988年(昭和63年)1月、国の重要文化財に指定された[2][注 1]。1987年から2003年まで、日本近代音楽館の分室が設置された[3]

建物の傍らには、明治期の日本の西洋音楽黎明期における代表的な音楽家の一人で、東京音楽学校の卒業生である瀧廉太郎銅像が設置されている。

2014年(平成25年)4月から2018年(平成30年)11月まで休館し、保存活用工事が実施された[4]
施設

ホール - 客席338席(梁行16.4m、桁行26.4m)
[5]

パイプオルガン - 日本最古級のコンサート用オルガンの一つ。アボット・スミス社(Abbott and Smith)製、パイプ総数1,379本、26ストップ、現存日本唯一の空気式アクション機構。1928年(昭和3年)、徳川頼貞からの寄贈により設置された。

建築概要

ホール中央部天井ヴォールト状にするなど音響への配慮、壁面・床下に大鋸屑を詰めた層を設けるなど遮音への配慮がなされている。

設計 - 山口半六、久留正道[2]

竣工 - 1890年(明治23年)5月

構造 - 木造、地上2階建て、桟瓦葺

音響設計 - 上原六四郎

所在地 - 〒110-0007 東京都台東区上野公園8番43号

特記事項

開館時間、休館日、料金、
コンサート開催日などの利用情報については、公式サイトを参照のこと。

現在の東京芸術大学音楽学部の校地内に、コンサートホールとして新しく建設された「東京藝術大学奏楽堂」があるため、演奏会鑑賞に当たっては会場の混同に注意のこと。

関連項目

奏楽堂

コンサートホールの一覧

日本のコンサートホールの一覧

関東地方にある建造物の重要文化財一覧

日本の20世紀遺産

脚注[脚注の使い方]
注釈^ 1988年(昭和63年)1月13日指定。なお、両翼家は一部のみ。

出典^ a b c d e「東京都台東区立旧東京音楽学校奏楽堂」:平成22年度 指定管理者施設管理評価シート
^ a b c 旧東京音楽学校奏楽堂 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
^ 日本近代音楽館館報 終刊号(日本近代音楽財団日本近代音楽館、2010.3)
^ “旧奏楽堂について”. 旧東京音楽学校奏楽堂. 公益財団法人 台東区芸術文化財団 (2016年1月12日). 2019年8月10日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2019年8月10日閲覧。
^台東区文化ガイドブック・旧東京音楽学校奏楽堂を歩く(P3)

外部リンク

旧東京音楽学校奏楽堂
(公式サイト) - ⇒ACT-台東区芸術文化財団

台東区

台東区文化ガイドブック・旧東京音楽学校奏楽堂を歩く

「東京都台東区立旧東京音楽学校奏楽堂」:平成22年度 指定管理者施設管理評価シート


日本の近代遺産 50選 旧東京音楽学校奏楽堂 - 日本経済新聞社

ウィキメディア・コモンズには、旧東京音楽学校奏楽堂に関するカテゴリがあります。
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