日野富子
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注釈^大乗院寺社雑事記』内の『尋尊大僧正記』文明9年7月には富子が「畠山左衛門佐」に一千貫を貸し付けているという記録がある。永原慶二はこれを西軍の主将・畠山義就(右衛門佐)と解釈している。また西軍に参加している守護大名の畠山義統(左衛門佐)という研究者も存在する[13]呉座勇一は、尋尊が東軍の畠山政長(左衛門督)をしばしば「左衛門佐」と誤記していることを指摘し、富子が東西両軍に金を貸しているという批判は誤りであるとしている[14]
^ 富子は義政の没後、6年間の余生を送っていたが、その間も将軍の正室を意味する「御台」の尊号で呼ばれていたことが、富子の死去を記した『実隆公記』や『後法興院記』の記事で知られている。

出典^ 角田文衞『日本の女性名 歴史と展望』国書刊行会、2006年、202-203頁
^ 角田文衞『日本の女性名 歴史と展望』国書刊行会、2006年、199頁
^ 田端泰子『日本史リブレット人 040 足利義政と日野富子』山川出版社、2011年、86頁
^ 奥富敬之『名字の歴史学』角川書店〈角川選書〉、2004年、94頁
^ a b 歴史物語: 栄花物語と四鏡 - p126, 松村博司,1961
^ 本多浅治郎『日本歴史講義上巻』改訂増補8版、金刺芳流堂、1913年、415頁
^ 井戸田博史『「家」に探る苗字となまえ』雄山閣出版、1986年、144頁、水野紀子、シリーズ暮らしの法律2 民法が家族を規律して一世紀、2001年、2021年1月22日閲覧、田端泰子・小林智子「歴史に学び、歴史をきりひらく女性を育てたい」『京都の生協』No.47(田端)、2003年1月発行、2021年10月30日閲覧、井戸田博史『夫婦の氏を考える』世界思想社、2004年、38頁、中村哲治、「日本再構築」ブログ 選択的夫婦別氏?別氏だった日本、2010年2月22日、2021年2月22日閲覧、打越さく良、結婚後も自分の姓を名乗りたい!「第2次夫婦別姓訴訟」にむけて、2018年6月15日、2021年11月26日閲覧、選択的夫婦別姓・全国陳情アクション、47都道府県「選択的夫婦別姓」意識調査 有識者コメント(二宮周平)、2018年11月18日初稿、同23日改稿、2022年1月14日閲覧、選択的夫婦別姓・全国陳情アクション、記事から読み解く「夫婦同姓の強制」と「少子化」との関連性、2018年11月22日初稿、同23日改稿、、2022年1月14日閲覧、山口一男、選択的別姓問題と個人の自由の価値、独立行政法人経済産業研究所、2019年4月5日、2021年2月25日閲覧、選択的夫婦別姓認められず なぜ日本人同士は一つに強制か、毎日新聞、2019年3月31日、堀江珠喜、コラム:「夫婦別姓選択制法制化」、2020年1月19日投稿、2021年1月22日閲覧、枝野幸男述、立憲・枝野氏に聞いた「選択的夫婦別姓」を実現するための3つの方法、2020年12月30日、2021年1月16日閲覧、池田信夫、夫婦別姓が日本の伝統である(アーカイブ記事)、2021年9月17日、2022年7月8日閲覧
^ 後藤みち子『戦国を生きた公家の妻たち』吉川弘文館、2009年、139頁
^ 後藤みち子『戦国を生きた公家の妻たち』吉川弘文館、2009年、138-139頁
^ 奥富敬之『苗字と名前を知る事典』東京堂出版、2007年、175頁
^ 尾脇秀和『氏名の誕生 江戸時代の名前はなぜ消えたのか』筑摩書房、2021年、291-292頁
^ a b 石田 2008, p. 152.
^ 鈴木眞哉『NHK歴史番組を斬る!』洋泉社〈歴史新書y〉、2012年。 
^ 呉座 2016, pp. 194?195.
^ 永原 1979, p. 326.
^ a b 桜井 2001, p. 329.
^ 桜井 2001, p. 317.
^ 永原 1979, p. 330.
^ 主婦の友社 編『戦国時代 乱世を生き抜く!』2009年、36頁。 
^ 藤井勝彦『図解 ダーティヒロイン』新紀元社、2013年、139頁。 
^ 桜井 2001, p. 331.
^ 呉座 2018.
^ 呉座 2018, p. 176 - 177, 182 - 183.
^ 石田 2008, p. 3 - 4, 185 - 190.
^ 呉座 2018, p. 181 - 184.

参考文献

永原慶二『下克上の時代』中央公論社中公文庫 日本の歴史 10〉、1979年。
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