日経ラジオ社
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2018年10月より、6MHz帯(49mバンド)と一部時間帯で3.9MHz帯(75mバンド)の併用(第2放送は2020年7月より放送延長時のみ運用)に変更された。9MHz帯(31mバンド)は大規模災害の発生時などの緊急放送で使用するとしている[6]

ラジオNIKKEI 2022年10月現在の運用体制系統コール
サイン
周波数
(MHz)空中線
電力

(kW)運用時間送信所備考
第1JOZ3.92550非常時のみ運用長柄[7]1961年9月に10kWから50kWに増力
JOZ26.05550月 - 木曜7:15-24:00
奇数週金曜金曜7:15-23:30
偶数週金曜7:15-翌土曜0:30(金曜深夜24:30)
土曜8:45-18:30
日曜8:45-19:30
JOZ39.59550非常時のみ運用
JOZ43.92510月 - 木曜7:15-8:00・17:00-24:00
奇数週金曜金曜7:15-8:00・17:00-23:30
偶数週金曜7:15-8:00・17:00-翌土曜0:30(金曜深夜24:30)
土曜17:00-18:30
日曜17:00-19:30根室[8]首都圏難聴の補完対策
第2JOZ53.94510非常時・および臨時での放送延長時のみ運用長柄[7]
JOZ66.11550平日8:00-19:00
土・日9:00-17:001981年9月に10kWから50kWに増力
国際放送への影響回避のため19時以降運用できず
JOZ79.76050非常時のみ運用1981年9月に10kWから50kWに増力
国際放送への影響回避のため17時以降運用できず

JOZ3・JOZ7が事実上の休止となったのは、表にもある通り3波運用時に於いて国際放送への影響を避けるため17時以降電波を出せなかったためで、メインとしたJOZ6も同様の理由から夜間の放送が出来ない。その為平日夜間、第2放送は聴き辛い地域がある。この場合はradikoなどのネットラジオサービスを利用することになる。

新体制移行初日となった2018年10月1日は、前日夜から同日未明に関東を通過した台風第24号の影響でアンテナトラブルが発生し6MHz帯が聴き辛い恐れがあるとして、早速第1放送のみであるが非常運用体制が発動され、3.9MHz帯と9MHz帯でも終日電波が発射された。
送信所
運用中
長柄送信所 - 第1放送(JOZ4を除く)・第2放送


置局住所: 千葉県長生郡長柄町山之郷31番地[9]

送信柱: 加藤電気工業所 鉄塔高さ48m/38m/(25m×3)

空中線: 加藤電気工業所 反射器付支線式折り返し水平ダイポールアンテナ×6面(北/西2方向の指向性送信)、無指向性コニカルモノポールアンテナ(英語版)×1面(予備)、無指向性垂直ダイポールアンテナ×1面(予備)

現用送信機

50kW短波送信機: HFB-7847 (NEC 1979 - 1981年製)×5基 - 2002年大規模改修済

10kW短波送信機: HFB-7840D (NEC 1991年製)×1基


予備送信機: HFB-7840D (NEC 1990年製:10kW)×1基 - JOZn (3.925MHzは本局なのでサフィックスなし)

STL送受信装置: NEC製、出力5W×2系統

送信局舎: 鉄筋コンクリート 875m2

非常用電源: ディーゼル発電機 625kVA三菱重工業

備考: 1969年2月27日 戸田送信所より移設開局

根室送信所 - 第1放送 (JOZ4)


置局住所: 北海道根室市東和田261番地[10]

空中線: 支線式折り返し水平ダイポールアンテナ×2

送信機: HFB-7840C (NEC 1989年製)10 kW×1基

送信局舎: 鉄筋コンクリート

備考: 1996年10月17日 札幌送信所より移設開局

廃局
戸田送信所(戸田橋仮送信所)


1954年8月27日開局、1969年2月27日廃局

札幌送信所 - 第1放送 (JOZ4)


日本電信電話公社(現在のNTT東日本)烈々布無線送信所の一部を貸借、運用・保守も委託

1961年8月26日開局、1996年3月31日廃局

スタジオ
本社スタジオ(赤坂・自転車会館旧スタジオ)
第1スタジオ(ニュースルーム)…『
投資家コミュニティ トレーダーズユナイテッド!』、『夕焼けマーケッツ』、『信用取引トレジャークラブ』、『深野康彦のマネーマガジン』など平日生番組や、『聴く日経』など録音番組第2スタジオ…社内で一番大きく、グランドピアノが配されている。『和島英樹のウィークエンド株』など録音番組、『Radio Mukaiya Ustream 同時放送!』の生番組の他、同社が主催する講座の教室としても使用される第3スタジオ…デジタル収録対応。『マーケット・トレンド』の生放送や録音番組など第4スタジオ…デジタル収録対応。録音番組や、同局制作のポッドキャスト独自番組( ⇒『西川里美は日経1年生!』)など第5スタジオ…録音番組など第6スタジオ…ワンマン収録用スタジオ。『競馬が好きだ!』生番組でも使用第7スタジオ…録音番組など第0スタジオ…公開放送用スタジオ。同社主催の講座用教室としても使用

以上は2013年に日本自転車会館が、赤坂一丁目市街地再開発事業に伴い取り壊されたため現存しない。
関西支社スタジオ
一部番組の収録や、『中央競馬実況中継』が、馬インフルエンザの影響で中止(2007年8月18・19日)された際の、第2放送向け代替生番組の送出などで使用されている。
サテライトスタジオ(公開放送スタジオ)
レビスタ東京(東京都中央区日本橋茅場町リテラクレア証券内) 2001年4月1日開設。『ファイナンシャル・サテライト』を放送。日本経済新聞社本社サテライトスタジオ
資本構成

企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[11][12][13][14][15]
2016年3月31日

資本金発行済株式総数株主数
2億円400,000株153

株主株式数比率
日本経済新聞社49,800株12.45%
テレビ東京36,000株09.00%
日本経済社26,440株06.61%
テレビ大阪21,850株05.46%
東京証券取引所20,000株05.00%
東京証券会館20,000株05.00%
三井住友銀行11,000株02.75%
旺文社10,700株02.67%
みずほ銀行10,200株02.55%
日本取引所グループ10,000株02.50%

過去の資本構成1966年3月31日

資本金授権資本1株発行済株式総数
2億円8億円500円400,000株

株主株式数比率
日本経済新聞社53,320株13.33%
東京証券取引所20,000株05.00%
東京証券業協会20,000株05.00%
萬直次 [注 9]20,000株05.00%
中島光矢 [注 10]15,000株03.75%
東映13,000株03.25%
1978年3月31日

資本金授権資本1株発行済株式総数
2億円8億円500円400,000株

株主株式数比率
日本経済新聞社125,420株31.35%
東京証券取引所020,000株05.00%
東京証券取引所正会員協会020,000株05.00%
1992年3月31日

資本金授権資本1株発行済株式総数株主数
2億円8億円500円400,000株196

株主株式数比率
日本経済新聞社125,420株31.35%
東京証券取引所020,000株05.00%
東京証券会館020,000株05.00%
2003年3月31日

資本金発行済株式総数株主数
2億円400,000株181

株主株式数比率
日本経済新聞社79,600株19.9%
東京証券取引所20,000株05.0%
東京証券会館20,000株05.0%

沿革
1950年代
1954年
4月14日 - 実験局(現・実験試験局)の免許取得(昭和29年郵政省告示第748号(6月3日公布))。3.925Mc (JJ2KY)と6.095Mc (JJ2KZ)の2波。共に500W7月1日 - 株式会社日本短波放送(英文略称・NSB[注 11]8月27日 - 3.925Mc (JOZ)と6.055Mc (JOZ2)の2波で開局。午前6時半より放送開始。株式市況もこの日より放送開始。11月20日 - 『医学講座』放送開始。
1955年
6月15日 - 9.595Mc (JOZ3)追加。NSB開局初期1955年(昭和30年)ごろのものと思われるNSBチューナー。当時の社章と「日本短波放送」の文字が入っている。
1956年
5月5日 - 日本初の連日『プロ野球ナイトゲーム中継』放送開始( - 1961年まで[注 12])当時から中波放送局にもプロ野球中継番組は存在したが、現在のような連日放送ではなかった。このため、日本短波放送のナイトゲーム中継を受信しようと野球ファンは短波放送受信機を自作したり、中波ラジオに受信周波数帯域を短波に変換する装置「NSBチューナー(NSBコイルとも)」を接続したりして番組を受信した。その後本格的な短波受信機や、短波受信機用の受信強化用外付け回路「NSBクリスター(NSBクリスタルとも)」が発売されるようになった。10月27日 - 『中央競馬実況中継』放送開始。
1958年
6月1日 - 『慶應義塾の時間』放送開始。
1959年
2月1日 - 東映旺文社東京タイムズ等と共に日本教育テレビ (NET; 現・テレビ朝日ホールディングス)を開局。「テレビ朝日#略歴」および「旺文社#戦後」も参照
1960年代
1960年
10月3日 - 『世界経済ダイヤル』放送開始。
1961年
8月26日 - 札幌局放送開始。3.945Mc (JOZ4)。
1963年
9月2日 - 「第2プログラム」を開始。3.945Mc (JOZ5)と7.230Mc (JOZ6)。これまでのJOZ-JOZ4は「第1プログラム」と呼称。
1968年
1月21日 - 第2プログラムに9.760Mc (JOZ7)追加。
1969年
10月15日 - 株式会社日短アドセンター設立。
1970年代
1971年
12月1日 - JOZ4を3.925Mcに変更。
1974年
7月1日 - JOZ6を6.115MHzに変更。
1976年
12月2日 - これまでの「第1プログラム」「第2プログラム」の呼称を「第1放送」「第2放送」に変更
1978年
11月23日 - 愛称を「ラジオたんぱ」とする。
1979年
7月11日 - 株式会社日短アドセンターが株式会社ラジオたんぱサービスと商号変更。
1980年代
1986年
6月25日 - 株式会社ラジオたんぱ証券研究所設立。
1990年代
1995年
10月17日 - 札幌局 (JOZ4)を根室に移設。
1996年
3月25日 - ラジオたんぱホームページ開設。[注 13]8月27日 - パーフェクTV!(現・スカイパーフェクTV!)を通じた超短波放送「デジタルたんぱ501」及び「デジタルたんぱ502」(以下「デジタルたんぱ」と総称)を開始。
1998年
12月14日 - BSデジタル放送参入を目的に、BSJラジオ(現・株式会社ビー・エス・コミュニケーションズ)設立。
1999年
6月 - 第1放送のライブストリーミング(パソコン向け同時再送信)を開始。10月1日 - 株式会社ラジオたんぱサービスが株式会社ラジオたんぱ証券研究所を合併。
2000年代
2000年
4月1日 - 株式会社日本短波放送が株式会社ラジオたんぱサービスを合併。12月1日 - BSデジタル放送「BSC」(のち「BSラジオNIKKEI」)放送開始。
2002年
4月 - 第2放送 平日の定時放送を原則として休止とする。第1放送も毎週土・日曜日は21時で放送終了とする短縮処置をとる
2003年
4月1日- 株式会社たんぱプランニング設立10月1日 - 株式会社日経ラジオ社に商号を変更。
2004年
3月31日 - 「デジタルたんぱ」放送終了。4月1日 - 愛称を「ラジオNIKKEI」に変更。
2006年
3月31日 - 「BSラジオNIKKEI」の放送を終了。4月3日 - 第2放送で平日の定時放送を再開。10月24日 - 第2回日本放送文化大賞(日本民間放送連盟 制定)ラジオ部門でグランプリを受賞。
( ⇒『イ・ヒア ショパンの調べ』
2009年
4月1日 - 東京証券取引所 アローズ内メディアブースのスタジオを閉鎖。開局以来継続してきた東証からの取引時間中生放送は、本社スタジオからの放送に全面切り替えとなった。
2010年代
2010年
3月15日 - 他の在京ラジオ6局と共同でインターネットを利用したサイマル放送「radiko」を試験的に開始[16][17]12月1日の運営会社「株式会社radiko」設立とともに本格運用を開始。
2011年
3月15日 - ラジオ福島東日本大震災に関する情報番組を3月末日まで一部時間帯に同時放送を行う[18]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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