日立製作所
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しかし現在でも日立グループ各社(ただし「日立」を冠したグループ各社)の社章であり、使用を継続している[注釈 7][71][72][73][74][68]。また、日立製作所やグループ各社のスポーツチームでは、ユニフォームや帽子に日立マークがあしらわれていることもある。

なお、現在の「Inspire the Next」の表記は広告活動のみならず、日立製品の梱包箱や取扱説明書まで広範囲に用いられている。

嘗て、日立グループ各社や日立製品のロゴタイプとして「ナショ文字」のような独自の書体「日立文字」なるものが存在した[注釈 8]

日立社標

社標とロゴの組み合わせ。1968年から1991年前半まで使用。

1930年代の広告。中央に日立社標が配置されている。

キャッチフレーズ
システムの日立グループ
1970年代 - 1986年3月
システムとエレクトロニクスの日立グループ
1986年4月 - 2000年3月
Inspire the Next(インスパイアー・ザ・ネクスト)
2000年4月 - :「次の時代に新しい息吹を与える」の意。スポンサー番組の提供読みは「次の時代に新しい風を、日立(グループ)」(ただし「
世界・ふしぎ発見!」は異なる)

上記以外にも、このようなキャッチフレーズも使用されている。
技術の日立
1940年代 - 2000年3月:「システムとエレクトロニクスの日立グループ」制定以降は一部番組の提供クレジットなどで並行使用された。1991年の新CI導入まで「品質を大切にする」というキャッチフレーズもあった。
HINT(ヒント)
1970年後半 - 1980年代後半:「HINT」は「日立新技術」を意味する英語の「HITACHI NEW TECHNOLOGY」の略(バクロニム)で、一般消費者向けの商品において「暮らしを豊かに、日立のヒント商品です」というコピーをCM最後のアイキャッチに導入していた(初期はアニメ「ニルスのふしぎな旅」のキャラクター映像も挿入されていた)。1985年からはブルーバックを背に英文字だけで用いられるようになり、CM最後のアイキャッチが「日立のヒント商品です」というコピーのナレーションに変更された。
Humanication(ヒューマニケイション)
1980年代前半 - 1990年代前半:HINTと同じくパソコンや通信機器などの事務用品に用いられた。
くらし・刺激人、すごい・かんたん・きもちいい
1989年 - 1997年:日立マーク併合時代は通天閣のモデルをイメージして、「くらし・刺激人」というキャッチフレーズをCM最後に導入。後に、1991年下半期から(to nature!)、さらに(すごい・かんたん・きもちいい)というキャッチフレーズが追加され、直後にサウンドロゴで締めるが、企業CM「日立ニュース」シリーズには使用されない。
Here,The Future(ヒア・ザ・フューチャー)
1996年後半 - 2000年3月:CM広告のエンド部にサウンドロゴなどで使用(白物家電を除く)。
ずっと使うから
1996年後半 - 2005年:「ずっと使うから、日立。」というコピーが定例で、主に白物家電で多用された。2004年ごろにおいては30秒の広告後半に「ラクラク(使いやすさで選べば)」「エコ(エコロジーなのは)」「ナノテク(未来の機能を今日使う)」というフレーズで外人の女の子が白物家電のプレゼンを行っていた。その後白物家電は提供読み・サウンドロゴとも「Inspire the Next」に揃えられたが、現在でも掃除機や炊飯器などの一部製品の梱包箱には「ずっと使うから、日立のエコ」が記されている。
ホーム & ライフ ソリューション
2000年 - 2003年:(ずっと使うから)に代わるキャッチフレーズで(H)上部に丸が二つ付いたあたかも2人が手を結んだ形のロゴとともに示されたが、間もなく廃止されて元に戻された。
Next Made In JAPAN(ネクスト・メイド・イン・ジャパン)
2003年 - 2005年:新たなる日本でのものづくりをアピール。
つくろう。
2005年 - :「Next Made In JAPAN」から継承。
uVALUE(ユーヴァリュー)
2004年 - :ユビキタス情報社会における価値創出と豊かな社会の実現を目指すとの想いからつくられたIT事業のブランド。後に「協創によってビジネスや社会のイノベーションに貢献する」という事業コンセプトの名称ともなる。
日立はすべてを、地球のために
2008年 - :日立グループは、地球環境を保全しながら持続可能な社会の実現することをめざし、製品により2025年までに年間1億トンのCO2排出抑制へ向けた取り組みを開始することを宣言。このキャッチフレーズを役者佐藤浩市宮沢りえを起用した広告で使っている。
日立はエコにたし算
2010年 - 2018年:従来のエコだけを目標にするのではなく、家電の未来を描く新しい白物家電のスローガン。イメージキャラクターにを起用すると共に、白物家電のアイテムごとに異なるメンバーを起用している。(サイクロン式クリーナー「2段ブーストサイクロン」:櫻井翔、タテ型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」:相葉雅紀、冷蔵庫「フロストリサイクル冷却 真空チルドWワイド」:二宮和也、ドラム式洗濯乾燥機「ビッグドラム」:大野智、エアコン「ステンレス・クリーン 白くまくん」:松本潤)2011年5月に個人広告の総集編(詳しくは後述)が放送された後、6月からマークのマイナーチェンジが行われ、レンジ「ヘルシーシェフ」を皮切りに、メンバー複数人が共演する広告も始まった。個人広告も複数人共演バージョンに順次リニューアルされ、その後も製品のモデルチェンジに連動して約1年周期で出演メンバーが入れ替わっており、2014年からは再びアイテム毎の個人出演となっている。出演者変遷
※は製品カタログのみ登場。


「ヘルシーシェフ」:大野・二宮・松本→櫻井・松本※→二宮・松本

「ビートウォッシュ」・「ビッグドラム」:大野・相葉→大野・二宮→大野・松本[注釈 9]→二宮[注釈 10]

「2段ブーストサイクロン」→「パワーブーストサイクロン」:櫻井・二宮→二宮・松本→大野・相葉→櫻井

「真空チルドi」→「真空チルドSL」→「真空チルドFS」→「真空チルド」:相葉・松本→大野・相葉→櫻井・相葉→大野

発光ダイオード製品:大野・二宮→相葉・松本※→櫻井・相葉※[注釈 11]

「ステンレス・クリーン 白くまくん」:相葉・二宮→相葉・松本→相葉・二宮→松本

炊飯器「真空熱封」→「打込鉄釜 おひつ御前」:大野・相葉※→櫻井・松本→二宮・松本※→相葉

Social Innovation,(ソーシャル・イノヴェイション) It's Our Future(イッツ・アウアー・フューチャー)
2013年 - 、日立がグローバルで事業展開する社会インフラ事業を「社会イノベーション事業」と名付け、その活動をアピールする企業広告メッセージ。鉄道事業、水環境事業、エネルギー事業、ヘルスケア事業、IT事業を取り上げている。
Social Innovation,(ソーシャル・イノヴェイション) THE FUTURE IS OPEN TO SUGGESTIONS(ザ・フューチャー・イズ・オープン・トゥ・サジェスチョンズ)
2016年 - 、「未来は、オープンだ。アイデアで変えられる。」日立の強みであるOT(制御技術)とIT(情報通信)を最大限に活用し、社会イノベーション事業を一層成長させるとともに、IoT時代のイノベーションパートナーとしてお客さまとの協創の加速をめざすメッセージ。


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