日産・アリア
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「ニッサン パビリオン」のバーチャルイベントにて発表[7]
2021年6月4日
日本限定の特別限定車「limited」を発表し、予約注文が開始された[8]。「limited」は駆動方式とバッテリーサイズにより、「B6 limited」、「B9 limited」、「B6 e-4ORCE limited」、「B9 e-4ORCE limted」の4グレードが設定される。なお、発売は「B6 limited」からとなる。ブルーグレーのナッパレザーシート、パノラミックガラスルーフ(電動チルト&スライド、電動格納式シェード付、リモート機能付)、プロパイロット 2.0、プロパイロット リモート パーキング、BOSE Premium Sound System&10スピーカーが標準装備されるほか、「limited」専用装備としてキッキングプレート(ARIYAロゴ付LED/フロントドア・リアドア)や枯山水をモチーフとした石庭調のフロアカーペットが装備され、「B9 e-4ORCE limited」を除くグレードには専用色19インチアルミホイールカバーも装備される。ボディカラーはモノトーンはミッドナイトブラックパールのみ、2トーンは暁-アカツキ-(サンライズカッパーメタリック/ミッドナイトブラックパール 2トーン)、プリズムホワイト3コートパール/ミッドナイトブラックパール 2トーンに加え、「limited」限定色となるバーガンディーパールメタリック/ミッドナイトブラックパール 2トーン、シェルブロンドメタリック/ミッドナイトブラックパール 2トーンを加えた4色がそれぞれ設定される。
2021年11月12日
バッテリー容量66kWh・前輪駆動(2WD)モデルの「B6」の価格を発表[2]。発売は2022年3月18日となり、既に発表済みのWEB予約注文限定モデル「B6 limited」は先行して同年1月27日に販売されることも発表された[注釈 2]。なお、「B6」の価格発表により、ラインナップされるボディカラーも明らかとなり、モノトーンは「limited」で発表済みのミッドナイトブラックパール(特別塗装色)に加え、ダークメタルグレーメタリック、ミットナイトパープルマルチフレックスメタリック(特別塗装色)の3色に、2トーン(特別塗装色)は「limited」で発表済みのプリズムホワイト3コートパール/ミッドナイトブラックパール 2トーン、暁-アカツキ-(サンライズカッパーメタリック/ミッドナイトブラックパール 2トーン)に加え、カーマインレッドカラークリアーメタリック/ミッドナイトブラックパール 2トーン、ディープオーシャンブルーパール/ミッドナイトブラックパール 2トーン、ステルスグレーパール/ミッドナイトブラックパール 2トーン、ブリリアントシルバーメタリック/ミッドナイトブラックパール 2トーンの6色がそれぞれ設定される。
2022年1月26日
暁-アカツキ-(サンライズカッパーメタリック/ミッドナイトブラックパール 2トーン)[ext]/ブルーグレー[int]の組み合わせがオートカラーアウォード2021でグランプリを受賞した(レクサス・LSとの同時受賞)[9]
2022年3月9日
日産グローバル本社ギャラリーで、購入第一号車の納車セレモニーを執り行った。購入者である中島夫妻が招かれ、特設ステージ上の和紙アート「ARIYA STARTING BOX」からプロパイロット リモート パーキングで遠隔自動出庫するデモンストレーションなどを行った。和紙アートは、和紙デザイナーの佐藤由佳子氏が製作、繭をイメージしてデザインされた。記念すべき第一号車は、シェルブロンド/ミッドナイトブラック 2トーンのB6 limited、66kWhバッテリー搭載モデルであった[10]
2022年4月4日
車両生産遅れの影響を受け、「B6」の2WD車の発売日を5月12日に延期することを発表[11]
2022年4月7日
ドイツレッド・ドット・デザイン賞をプロダクトデザインカテゴリーで受賞したことを発表。日産の同賞受賞は7度目となった[12]
2022年8月1日
多くの注文が入ったことによりデリバリーに時間を要していることに加え、今後発売が予定されている「B6 e-4ORCE」や「B9 Limited」にも多くの予約が入っており、納期のさらなる長期化が見込まれることを受け、スポーツクーペのフェアレディZと共に「B6」がこの日から一時オーダーストップ(受注停止)となった[13]
2022年10月7日
軽EVのサクラと共に2022年度グッドデザイン賞を受賞するとともに、「グッドデザイン・ベスト100」にも選出されたことが発表された[14]
2022年11月1日
アリア サーフワゴンコンセプトをSEMAショーで出展[15]
2023年3月31日
冒険家のラムゼイ夫妻によるプロジェクト「Pole to Pole」にて本車両が提供された。提供された車両には極寒地帯に対応すべく、39インチの巨大なタイヤを装着し、専用のサスペンションチューニングとホイールアーチの拡大が行われている。しかしパワートレインを含めて、足回り以外は市販車そのままの仕様である[16]
2023年12月18日
「Pole to Pole」にて北極から南極までの30,000km以上を走破。これは電気自動車だけでなく、自動車全体としての世界初の記録となる[17]
2024年1月15日
「NISMO」が発表・発売に先駆けて東京オートサロンにて公開された[18]
2024年3月8日
「NISMO」を正式発表するとともに、既存グレードの「B6 e-4ORCE」、「B9」、「B9 e-4ORCE」の正式発売とロングドライブをサポートする先進運転支援システム「プロパイロット2.0」、20インチ専用アルミホイール、本革シートをはじめとした特別な装備が標準設定された最上位グレードの「B9 e-4ORCE プレミア」の追加、並びに注文受付を休止していた「B6」の受付再開も発表された(「B6 e-4ORCE」及び「B9」系グレードは3月下旬、「NISMO」は6月(予定)に順次発売)[19][20]。またボディカラーでは、モノトーンはミッドナイトブラックパール(特別塗装色)、ダークメタルグレーメタリック、ミットナイトパープルマルチフレックスメタリック(特別塗装色)の3色にに加え、プリズムホワイト3コートパール(特別塗装色)とステルスグレーパール(特別塗装色)の2色が追加、2トーン(特別塗装色)では暁-アカツキ-(サンライズカッパーメタリック/ミッドナイトブラックパール 2トーン)、カーマインレッドカラークリアーメタリック/ミッドナイトブラックパール 2トーン、ステルスグレーパール/ミッドナイトブラックパール 2トーン、ブリリアントシルバーメタリック/ミッドナイトブラックパール 2トーンの4色を廃止し、プリズムホワイト3コートパール/ミッドナイトブラックパール 2トーンとディープオーシャンブルーパール/ミッドナイトブラックパール 2トーンの2色と「NISMO」専用の2トーンであるNISMOステルスグレー/ミッドナイトブラックパール 2トーンの計3色にそれぞれ大幅にボディカラーが整理される。
メカニズム

減速機のギアは、ジヤトコが供給している。ファイナルギア、インプットシャフト、アウトプットギア、アウトプットシャフト、パーキングホイールの5部品で、ジヤトコのEV向け製品では初の採用となる[21][22]。バッテリーはCHAdeMO急速充電に対応したリチウムイオン電池であり、最大で130 kWを発生する。B6は66 kWh、B9は91 kWh充電できる。
アリア・シングルシーター・コンセプト

2021年12月に「NISSAN FUTURES」にて発表された。このコンセプトカーは、市販車のアリアのパワートレインをシングルシーターレーシングカーに搭載したもので、未来のレーシングカーを考察したものである。また、デザインについても元となったアリアのデザインを踏襲しており、フロントのイルミネーションによる象徴的な「V」のデザインや、日産によると「空気の力によって形づくられたかのような」全体的なフォルムなど、SUVのコンセプトカーと複数のデザイン上の手がかりを共有している。同社のグローバルモータースポーツディレクターであるトマソ・ヴォルペ氏は、アリア・シングルシーターコンセプトの設計は日産がフォーミュラEに参戦したことに大きく影響を受けており、「EVのさらなる可能性とワクワクする魅力を追求」する展望を述べている[23]
車名の由来

古代ヨーロッパ圏における「威厳」と「高貴」を意味する。静寂の中に力強さを秘めた存在というコンセプトと日産が考えるEVの理想像を表現している。

なおホンダ・フィットアリアとは無関係でスペルも異なる(フィットアリアはARIA、本車はARIYA)。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 後に、e-POWER搭載のハッチバックである3代目ノート/ノート オーラ、軽乗用EVのサクラでも採用されている
^ 「B6 limited」は2021年11月21日を以って予約受付を終了。

出典^ 『日産自動車、新型クロスオーバーEV「日産 アリア」を発表』(プレスリリース)日産自動車株式会社、2020年7月15日。https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-b9e676615ef15c9b8774fe7bfa01004b-200715-02-j。 
^ a b 『「日産アリア」B6(2WD)の価格を発表』(プレスリリース)日産自動車株式会社、2021年11月12日。https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-19ece0b4021c4f39a563d40ffa468f66-211112-01-j。2021年11月12日閲覧。 
^ 相澤隆之 (2020年8月15日). “並みいるEVのライバルがいる中で「日産アリア」にしかない価値とは?【中嶋 光 チーフビークルエンジニア インタビュー】”. LE VOLANT CARSMEET WEB. 2022年1月27日閲覧。
^ 内田俊一 (2020年8月27日). “日産「アリア」に込められた“Japanese DNA”をデザイン部マネージャー山崎氏に聞く”. Car Watch (インプレス). https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/interview/1273019.html 2022年1月27日閲覧。 
^ “日産自動車、「アリア・シングルシーター・コンセプト」を発表”. 日産自動車ニュースルーム (2021年12月2日). 2022年10月15日閲覧。
^ 『日産、第46回東京モーターショー2019で「ニッサン アリア コンセプト」を世界初公開』(プレスリリース)日産自動車株式会社、2019年10月23日。


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