日産・アリア
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

リアには、バックドアを横断する横一文字のテールランプが装備され、中央にはバラ文字の日産ロゴ(N I S S A N)[注釈 1]とリヤビューカメラが配置される。上部には大型のハイマウントストップランプ内蔵のリアスポイラーが装備される。バンパーには6つの超音波センサーとサイドレーダー、下部にはバックドアを開閉できるハンズフリーセンサーが装備される。
カラーリング

※は特別塗装色。

モノトーン仕上げ備考
.mw-parser-output .legend{page-break-inside:avoid;break-inside:avoid-column}.mw-parser-output .legend-color{display:inline-block;min-width:1.5em;height:1.5em;margin:1px 0;text-align:center;border:1px solid black;background-color:transparent;color:black}.mw-parser-output .legend-text{} プリズムホワイト※3コートパール2024年3月から追加
 ステルスグレー※パール2024年3月から追加
 ダークメタルグレーメタリック2021年11月に発表
 ミッドナイトブラック※パール
 ミッドナイトパープル※マルチフレックスメタリック2021年11月に発表
ツートーン
(×  ミッドナイトブラックパール)仕上げ備考
 ディープオーシャンブルー※パール2021年11月に発表
 プリズムホワイト※3コートパール
 バーガンティー※パールメタリックlimited専用色だったため、limited廃止と同時に利用不可となった。
 カーマインレッド※カラークリアーメタリック2021年11月に発表。2024年3月に利用不可となった。
 ステルスグレー※パール2021年11月に発表。2024年3月に利用不可となった。
 ブリリアントシルバー※メタリック2021年11月に発表。2024年3月に利用不可となった。
 シェルブロンド※メタリックlimited専用色だったため、limited廃止と同時に利用不可となった。
 暁-アカツキ-(サンライズカッパー)※メタリックlimited専用色だったため、limited廃止と同時に利用不可となった。
オートカラーアウォード2021受賞。
 NISMOステルスグレー※パールNISMO専用色

歴史 アリア コンセプト
2019年10月23日
「第46回東京モーターショー2019」にて、コンセプトカー「ニッサン アリア コンセプト」を世界初公開[5]
2020年7月15日
「ニッサン パビリオン」のバーチャルイベントにて発表[6]
2021年6月4日
日本限定の特別限定車「limited」を発表し、予約注文が開始された[7]。「limited」は駆動方式とバッテリーサイズにより、「B6 limited」、「B9 limited」、「B6 e-4ORCE limited」、「B9 e-4ORCE limted」の4グレードが設定される。なお、発売は「B6 limited」からとなる。ブルーグレーのナッパレザーシート、パノラミックガラスルーフ(電動チルト&スライド、電動格納式シェード付、リモート機能付)、プロパイロット 2.0、プロパイロット リモート パーキング、BOSE Premium Sound System&10スピーカーが標準装備されるほか、「limited」専用装備としてキッキングプレート(ARIYAロゴ付LED/フロントドア・リアドア)や枯山水をモチーフとした石庭調のフロアカーペットが装備され、「B9 e-4ORCE limited」を除くグレードには専用色19インチアルミホイールカバーも装備される。
2021年11月12日
バッテリー容量66kWh・前輪駆動(2WD)モデルの「B6」の価格を発表[1]。発売は2022年3月18日となり、既に発表済みのWEB予約注文限定モデル「B6 limited」は先行して同年1月27日に販売されることも発表された[注釈 2]。なお、「B6」の価格発表により、ラインナップされるボディカラーも前述の表の通りに、さらに多くが明らかとなった。
2022年1月26日
暁-アカツキ-(サンライズカッパーメタリック/ミッドナイトブラックパール 2トーン)[ext]/ブルーグレー[int]の組み合わせがオートカラーアウォード2021でグランプリを受賞した(レクサス・LSとの同時受賞)[8]
2022年3月9日
日産グローバル本社ギャラリーで、購入第一号車の納車セレモニーを執り行った。購入者である中島夫妻が招かれ、特設ステージ上の和紙アート「ARIYA STARTING BOX」からプロパイロット リモート パーキングで遠隔自動出庫するデモンストレーションなどを行った。和紙アートは、和紙デザイナーの佐藤由佳子氏が製作、繭をイメージしてデザインされた。記念すべき第一号車は、シェルブロンド/ミッドナイトブラック 2トーンのB6 limited、66kWhバッテリー搭載モデルであった[9]
2022年4月4日
車両生産遅れの影響を受け、「B6」の2WD車の発売日を5月12日に延期することを発表[10]
2022年4月7日
ドイツレッド・ドット・デザイン賞をプロダクトデザインカテゴリーで受賞したことを発表。日産の同賞受賞は7度目となった[11]
2022年8月1日
多くの注文が入ったことによりデリバリーに時間を要していることに加え、今後発売が予定されている「B6 e-4ORCE」や「B9 Limited」にも多くの予約が入っており、納期のさらなる長期化が見込まれることを受け、スポーツクーペのフェアレディZと共に「B6」がこの日から一時オーダーストップ(受注停止)となった[12]
2022年10月7日
軽EVのサクラと共に2022年度グッドデザイン賞を受賞するとともに、「グッドデザイン・ベスト100」にも選出されたことが発表された[13]
2022年11月1日
アリア サーフワゴンコンセプトをSEMAショーで出展[14]
2023年3月31日
冒険家のラムゼイ夫妻によるプロジェクト「Pole to Pole」にて本車両が提供された。提供された車両には極寒地帯に対応すべく、39インチの巨大なタイヤを装着し、専用のサスペンションチューニングとホイールアーチの拡大が行われている。しかしパワートレインを含めて、足回り以外は市販車そのままの仕様である[15]
2023年12月18日
「Pole to Pole」にて北極から南極までの30,000km以上を走破。これは電気自動車だけでなく、自動車全体としての世界初の記録となる[16]
2024年1月15日
「NISMO」が発表・発売に先駆けて東京オートサロンにて公開された[17] アリアNISMO
2024年3月8日
「NISMO」を正式発表するとともに、既存グレードの「B6 e-4ORCE」、「B9」、「B9 e-4ORCE」の正式発売とロングドライブをサポートする先進運転支援システム「プロパイロット2.0」、20インチ専用アルミホイール、本革シートをはじめとした特別な装備が標準設定された最上位グレードの「B9 e-4ORCE プレミア」の追加、並びに注文受付を休止していた「B6」の受付再開も発表された(「B6 e-4ORCE」及び「B9」系グレードは3月下旬、「NISMO」は6月(予定)に順次発売)[18][19]
メカニズム

減速機のギアは、ジヤトコが供給している。ファイナルギア、インプットシャフト、アウトプットギア、アウトプットシャフト、パーキングホイールの5部品で、ジヤトコのEV向け製品では初の採用となる[20][21]。バッテリーはCHAdeMO急速充電に対応したリチウムイオン電池であり、最大で130 kWを発生する。B6は66 kWh、B9は91 kWh充電できる。
アリア・シングルシーター・コンセプト

2021年12月に「NISSAN FUTURES」にて発表された。このコンセプトカーは、市販車のアリアのパワートレインをシングルシーターレーシングカーに搭載したもので、未来のレーシングカーを考察したものである。また、デザインについても元となったアリアのデザインを踏襲しており、フロントのイルミネーションによる象徴的な「V」のデザインや、日産によると「空気の力によって形づくられたかのような」全体的なフォルムなど、SUVのコンセプトカーと複数のデザイン上の手がかりを共有している。同社のグローバルモータースポーツディレクターであるトマソ・ヴォルペは、アリア・シングルシーターコンセプトの設計は日産がフォーミュラEに参戦したことに大きく影響を受けており、「EVのさらなる可能性とワクワクする魅力を追求」する展望を述べている[22]
車名の由来

古代ヨーロッパ圏における「威厳」と「高貴」を意味する。静寂の中に力強さを秘めた存在というコンセプトと日産が考えるEVの理想像を表現している。

なおホンダ・フィットアリアとは無関係でスペルも異なる(フィットアリアはARIA、本車はARIYA)。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 後に、e-POWER搭載のハッチバックである3代目ノート/ノート オーラ、軽乗用EVのサクラでも採用されている
^ 「B6 limited」は2021年11月21日を以って予約受付を終了。

出典^ a b 『「日産アリア」B6(2WD)の価格を発表』(プレスリリース)日産自動車株式会社、2021年11月12日。https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-19ece0b4021c4f39a563d40ffa468f66-211112-01-j。2021年11月12日閲覧。 
^ 相澤隆之 (2020年8月15日). “並みいるEVのライバルがいる中で「日産アリア」にしかない価値とは?【中嶋 光 チーフビークルエンジニア インタビュー】”. LE VOLANT CARSMEET WEB. 2022年1月27日閲覧。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:57 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef