日本の象徴として国樹は桜[10]、国鳥はキジ[11]、山(国の象徴となる山)は富士山[12]、その他がある。
自然環境詳細は「#地理」、「日本の気候」、「日本の地震年表」、「日本の環境と環境政策」、および「日本における地震対策と体制」を参照
自然地理的には、ユーラシア大陸の東に位置しており、環太平洋火山帯を構成する[2]。島嶼国であり、領土が海に囲まれているため地続きの国境は存在しない。領土を取り巻く海は他国から日本への侵略を非常に難しくしている[13]。日本列島は本州、北海道、九州、四国、沖縄島(以上本土)も含めて1万4125の島を有する[14]。気候区分は、北は亜寒帯[15]から南は熱帯[16]まで様々な気候区分に属している[17]。気象条件や地質構造上、様々な自然災害が発生しやすく、台風や地震などの災害被害は世界有数規模である[18]。
人口面詳細は「#人口」を参照
日本国民は単に日本人として一括りに扱われることが多い[19]が、実際は複数の民族で構成されている。日本語を母語とする大和民族が国民の大部分を占め、他に少数民族としてアイヌ民族や琉球民族の存在が知られている[20]。日本に帰化した元外国人も日本国民として居住する[21]。
日本国民以外では在留外国人[22]や無国籍者[7]が居住する。
人口動態を考慮すると、21世紀を通して日本の国民生活がより厳しくなることは確実である。人口は江戸末期まで概ね3000万人台で安定していたが、明治以降は人口急増期に入り、1967年(昭和42年)に初めて1億人を突破した。その後出生率の低下に伴い2008年にピークを迎え、人口減少期が始まった[23][24]。現在は少子化が進んでおり、世界トップクラスの平均寿命の長さや、移入民人口の少なさも相まって、超高齢化社会に移行している。