日本語
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^ 両者の違いについては小松英雄 (1999, pp. 12?15)や小松英雄 (2001, pp. 18?19)に詳しい。
^ 異説として、服部四郎の6母音説[47]などがある。
^ 坂梨隆三 (1969)。なお、坂梨によれば、「読むる」などの形が歴史的に確認されるため、「読み得(え)る」から「読める」ができたとする説は誤りということになる。
^ 松井栄一 (1983), p. 130以下で、明治時代の永井荷風『をさめ髪』(1899年)に「左団扇と来(こ)れる様な訳なんだね。」という例があることなどを紹介している。
^ 林巨樹・斎藤正人・飯田晴巳 (1973)には1343語の形容詞が載り、うち文語形が示されているものは1192語である。残りの151語のうち、『日本国語大辞典』第2版(小学館)において明治以降の用例のみ確認できるものは「甘酸っぱい」「黄色い」「四角い」「粘っこい」など30語程度である。
^ 2006年10月、大阪・難波宮跡で「皮留久佐乃皮斯米之刀斯」(春草のはじめのとし)と記された木簡が発見された。7世紀中頃のものとみられる。
^ 村井 実 [訳・解説] (1979)『アメリカ教育使節団報告書』(講談社学術文庫)には、第1次報告書が収められている。
^ 万葉集に記録された東国方言は8母音ではないことが知られる[165]
^ 文部省 (1904)『国定教科書編纂趣意書』に収録されている「尋常小学読本編纂趣意書」の「第二章 形式」には、「文章ハ口語ヲ多クシ用語ハ主トシテ東京ノ中流社会ニ行ハルルモノヲ取リカクテ国語ノ標準ヲ知ラシメ其統一ヲ図ルヲ務ムルト共ニ……」(p.51)とある。
^ 1934年に発足した放送用語並発音改善調査委員会の「放送用語の調査に関する一般方針」では、「共通用語は、現代の国語の大勢に順応して大体、帝都の教養ある社会層において普通に用いられる語彙・語法・発音・アクセント(イントネーションを含む)を基本とする」とされた[167]
^ 仲宗根政善 (1995)の序では、1907年生まれの著者が、沖縄の小学校時代に経験した方言札について「あの不快を、私は忘れることができない」と記している。
^ 戦意高揚映画『決戦の大空へ』(1943年)では全国から集められた海軍飛行予科練習生の新入隊員らが、指導教官から訛りがあると指摘され、軍隊の言葉を使えと指導されるシーンがある。
^ 石黒修 (1960)には茨城なまりを笑われて人を刺した少年の記事が紹介されている。また、『毎日新聞』宮城版(1996年8月24日付)には1964年に秋田出身の少年工員が言葉を笑われ同僚を刺した事件その他が紹介されている[172]
^ たとえば、脇田順一 (1938)(1975年に国書刊行会から復刻版)の緒言には、「児童をして純正なる国語生活を営ましむるには先づ其の方言を検討し之が醇化矯正に力を致さなければならぬ」とある。また、方言学者のグロータースは「日本の方言研究家たちは、方言によって標準語を豊かにしようという考えだから、結局は、標準語による日本語の統一が重要な目標になる。」と指摘されている[180]
^ 柳田國男 (1930)(1980年に岩波文庫)では、方言が中央を中心に同心円状の分布をなすこと(周圏分布)が示される[181]
^ 盲目であった春庭の苦心は足立巻一 (1974)(1990年に新装版、1995年に朝日学芸文庫、2015年に中公文庫)で知られる[197][198][199][200][201]
^ 浜野保樹 (2005), p. 12によると「『キル・ビル』などの映画で非日本人俳優同士が日本語で会話しているのは、日本の「カッコよさ」の高さを表す証左」という。
^ 「梅はまだ咲かなくってよ」「桜の花はまだ咲かないんだわ」のような言葉遣いの文末のこと。
^ 体系化を試みる本格的な著作としては米川明彦 (1998)などがある[222]
^ 見坊豪紀 (1977)は、1975年頃の日本語ブームを検証した文章である。
^ 野元菊雄 (1979)などですでに主張されていたが、論議が起こったのは1988年のことである。ちなみに、自然言語を単純化して新しい国際補助語を作る試みは他にも、「ベーシック英語」、「スペシャル・イングリッシュ」、「無活用ラテン語」などがある。
^ 実質的には見坊豪紀が独力で編纂したもので、山田忠雄や金田一春彦が補佐した[265]

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