日本語の誤用
かつては普通に使われていた表現であったが[22]、1970年代半ば頃から「汚名返上」や「名誉挽回」の誤用であり日本語の乱れであるとする説が広まり[22]、2000年代には誤用と解することが一般的となった[23]。しかしながら、「挽回」は「悪い状態から普通の状態に戻す」という意味であり「汚名を着た状態を元通りにすること」であって、汚名を取りもどすことではなく誤用ではない[24][25][22]との考えもある。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 同等の感情の共有は「共感」と表現する。
出典^ “「憮然」5割超が誤用”は本当に誤用?時代とともに変化する“正しい日本語”とは 。ORICON NEWS
^ 「日本語の誤用研究」市川保子(日本語教育通信第40号 国際交流基金)[1][2]
^ 「日本語力検定クイズ」P.132 太田美代 秀和システム
^ 「現代ニホン語楽苦書帳」P.80 宇野尚志 文芸社
^ ⇒現場の疑問Q&Q「弱冠18歳」 NHK放送文化研究所
^ 川畑英毅『この日本語の意味がわかりますか?』PHP研究所、P.29。ただし由来については異説あり。007/危機一発参照
^ 学研『学研国語大字典』
^ 『広辞苑 第五版』「生き様」の項。
^ デジタル大辞泉『生き様』 - コトバンク
^ 内館牧子『カネを積まれても使いたくない日本語』
^ 例として『広辞苑 第三版』には掲載されていない。
^ デジタル大辞泉『確信犯』 - コトバンク
^ デジタル大辞泉『姑息』 - コトバンク
^ デジタル大辞泉『性癖』 - コトバンク
^ デジタル大辞泉『情けは人の為ならず』 - コトバンク
^ デジタル大辞泉『役不足』 - コトバンク
^ 広辞苑 第六版「重言」
^ 株式会社平凡社百科事典マイペディア「世界観」
^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「世界観」
^ 世界観(せかいかん)とは - コトバンク
^ それで大丈夫? 年賀状の賀詞(決まり文句) 三浦康子、オールアバウト
^ a b c “「汚名挽回」は誤用じゃなかった 国語辞典編纂者のツイートが話題に 三省堂国語辞典にも説明が”. ねとらぼ. ITmedia (2014年5月2日). 2016年10月28日閲覧。
^ たとえば平成15(2003)年度「国語に関する世論調査」(文化庁)による
^ 『三省堂国語辞典 第七版』199ページ
^ 「どこがおかしい?何がおかしい?:問題な日本語」北原保雄編(大修館書店 2004.12.10)
参考文献
「大辞泉」(小学館)
「大辞林」(三省堂)
「問題な日本語」「明鏡国語辞典」(大修館書店)
「漢字に強くなる本」(光文社)
「NHKことばのハンドブック」(NHK出版)
⇒NHK放送文化研究所『ことばの研究』
関連項目
日本語の乱れ
現代仮名遣い
若者言葉
流行語
俗語
バイト敬語
国語に関する世論調査
外部リンク
国語に関する世論調査 - 文化庁
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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