日本大通
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下水道と一体で整備され、マカダム舗装された日本大通りは「近代都市計画の嚆矢」と評されることもあるが[15]、『横浜居留地改造及競馬場草地等約書』に「火災を防がんため」とあるように、当初は都市景観のためではなく、火除地防火帯としての機能と、日本人街とのゾーニングのために設計された広小路の一種と考えられる[15]

関東大震災の復興事業により幅員が削られ、植樹帯は銀杏並木に変えられたが、2002年平成14年)の再整備により、完成当時に近い規模に復元された[11]。港郵便局前交差点と開港資料館前交差点の間は国道133号の一部となっており、それ以外の区間は横浜市道日本大通となっている[16]2007年(平成19年)に国の登録記念物(名勝地関係)に登録された[17]
受賞歴

2009年平成21年):第4回横浜・ひと・まちデザイン賞「地域まちづくり部門」・「まちなみ景観部門」受賞[18]

2011年(平成23年):都市景観大賞「都市景観部門」大賞(国土交通大臣賞)[19]

2014年(平成26年):第5回かながわ観光大賞「観光による地域活性化事業部門」大賞[20]

景観
銀杏並木

現在の銀杏並木は、関東大震災後の復興事業で整備されたものである[19]
オープンカフェ

歩道部はオープンカフェのスペースとして利用されている[6]。2022年4月からは歩行者利便増進道路(ほこみち)として指定された[21]

日本大通り

日本大通り(夜景)

世帯数と人口

2024年(令和6年)3月31日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁世帯人口
日本大通155世帯232人

人口の変遷

国勢調査による人口の推移。

人口推移年人口
2010年(平成22年)[22]281
2015年(平成27年)[23]225
2020年(令和2年)[24]291

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移年世帯数
2010年(平成22年)[22]180
2015年(平成27年)[23]143
2020年(令和2年)[24]211

学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年4月時点)[25]

番地小学校中学校
全域横浜市立本町小学校横浜市立横浜吉田中学校

事業所

2021年現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[26]

町丁事業所数従業員数
日本大通305事業所9,547人

事業者数の変遷

経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移年事業者数
2016年(平成28年)[27]243
2021年(令和3年)[26]305

従業員数の変遷

経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移年従業員数
2016年(平成28年)[27]5,670
2021年(令和3年)[26]9,547

その他
教会

日本キリスト教会横浜海岸教会

日本郵便

郵便番号:231-0021
[3](集配局:横浜港郵便局[28]


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