日本列島
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特に日本近海は、海洋生物における世界最大の生物多様性を持つ海であり、全海洋生物種数の14.6%が分布している[15][16]。しかし日本の高い人口密度と発達した産業のために絶滅危惧種となった生物も多く、世界規模で非常に高い生物多様性を持ちながら人類による破壊の危機に瀕している34か所ある地域(ホットスポット)の一つに挙げられている[17]
年表

日本列島の年表地質時代年代日本の化石備考
先カンブリア時代46億年前未発見日本最古の岩石(岐阜県七宗町上麻生礫岩、約20億年前)
古生代カンブリア紀5億7500万年前化石 
オルドビス紀5億900万年前化石 
シルル紀4億4600万年前クサリサンゴ
三葉虫 
デボン紀4億1600万年前化石 
石炭紀3億6700万年前サンゴ 
ペルム紀2億8900万年前化石 
中生代三畳紀2億4700万年前化石 
ジュラ紀2億1200万年前魚竜 
白亜紀1億4300万年前首長竜フタバスズキリュウ
アンモナイト手取層群(獣脚類・竜脚類・鳥脚類の恐竜、鳥類の足跡)、日本海まだ存在せず
新生代第三紀暁新世6500万年前化石K-Pg境界大量絶滅、北海道本別)[18]
始新世5500万年前化石 
漸新世3370万年前化石炭田の形成
中新世2300万年前化石四国海盆の形成、日本海拡大開始、千島海盆拡大[19]
2000 - 1000万年前 東北日本日本海側の火山活動(グリーンタフ変動)、日本海が開き、日本列島の原型できる[20]
1000万年前 オホーツク地塊衝突による日高山脈の形成
鮮新世500万年前化石日本海の拡大
第四紀更新世180万年前ナウマンゾウ日本海側の褶曲帯の形成
50万年前 伊豆半島の衝突による丹沢山地の形成
完新世1万年前化石大部分の平野の形成、約7300年前鬼界カルデラで鬼界アカホヤ噴火

日本国と日本列島

日本列島の名前の由来は日本国である。古代日本では「大八島国・大八洲国」(おおやしまのくに)などとも呼ばれていた[注釈 10]

現在も日本国の主たる領土であり、日本国を地理的な立場から見て表現する場合に使用されることがある。日本国民の意識では「日本列島」と「日本国」を同一視する場合もある。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 【参考】 これらの中で「世界の島の面積順位」第30位までの (出典 List of islands by area より)
第3位・ボルネオ島インドネシアマレーシアブルネイ 3ヶ国の領土である島)、第7位・本州(日本最大の島)、第11位・スラウェシ島(インドネシアで面積第4位の島)、第15位・ルソン島フィリピン最大の島)、第19位・ミンダナオ島(フィリピンで面積第2位の島)、第21位・北海道(日本で面積第2位の島)、第23位・樺太島ロシア最大の島)。
^ 同地域には「千島列島」をはじめ多くの島々がある。このページの『日本列島 周辺の島々(極東・沿海部の島々)』の写真と説明を参照。
^ 平面形が弧の形をし、弧状に伸びる島の列なりであり、大洋底との間に海溝またはトラフが存在するものをいう。
<出典> 米倉伸之「日本列島とその周辺の大地形」/ 米倉伸之・貝塚爽平・野上道男・鎮西清高編者『日本の地形1 総説』東京大学出版会 2001年 2ページ。
^広辞苑』『大辞林』などでは、「日本列島」の定義を、北海道島・本州島・四国島・九州島とそれらに付随する島々から成る列島としている。
^広辞苑』(岩波書店、2018年1月第七版発行)の「日本列島」の項目の定義によれば、「北海道・本州・四国・九州および付属島嶼(とうしょ)から成る列島。アジア大陸の東縁に沿って弧状をなす。地形学的には、千島弧・東北日本弧・西南日本弧・伊豆マリアナ弧・琉球弧などを広くあわせていう。」と記されている。
^ 谷岡武雄・山口恵一郎監修・三省堂編集所編『コンサイス日本地名事典 第3版』(三省堂、1989年12月発行)の「千島列島」の項目によると、「カムチャツカ半島と北海道島の間にある弧状列島。南東側を北太平洋、北西側をオホーツク海にわける。おもな島はシュムシュ島アライト島パラムシル島オンネコタン島シャスコタン島マツワ島ラショワ島ケイト島シンシル島ウルップ島択捉島国後島


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