日本万国博覧会
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

《表の注記》^ 必ずしも正確な数値を表すものでないが(例えば日本館については運営報告書の人数と一致していない)、各館の入場者数の比較のうえで相対的な大小関係をとらえるのに参考となるもの。
^ 一般的に入場者数に比例して救急事故の増加が考えられることから入場者数の比較のうえで参考となるもの。
^ 3月、4月、5月、7月のデータがなく含まれていない。
^ 内庭入場者を含む。
^ エルサルバドル館が含まれる国際共同館第2プレースとしても掲載がないもの。
^ 国際共同館第2プレースとしての数値。


出産 1人[205]

結婚式 55組(記録[206]有のみ[注釈 25]

患者 8万6332人(件)[2]

拾得物 5万4154件[2]

拾得金 4892万4577円[2]

会場内・会場への交通

詳細は大阪万博の交通の項目を参照。

道路

名神高速道路 茨木IC、名神高速道路・近畿自動車道 吹田IC中国自動車道 中国吹田IC[注釈 26][注釈 27]

大阪中央環状線

新御堂筋

など

会場付近ではないが、西名阪道大阪内環状線大阪外環状線などがアクセス道路として万博開催までに供用を開始した。


鉄道

北大阪急行電鉄万国博中央口駅(臨時駅、閉会後廃止)[注釈 28]。万国博中央口駅から新大阪駅までの運賃は100円であった。

阪急千里線万国博西口駅(臨時駅、閉会後廃止)。万国博西口駅から天神橋筋六丁目駅までの運賃は70円であった。


バス

阪急バス

近鉄バス

京阪バス(万博期間中のみ)


空路

日本航空 - 国際線をオフィシャル・エアラインに指定[注釈 29]。機体に万国博のマークを貼付。

このほか国内線では、1967年6月19日(開会1,000日前)より日航や全日本空輸日本国内航空東亜航空等の104機の機体に万国博のマークをつけてPRを行った[211][212]

なお、大阪国際空港だけでなく、東京国際空港も国内外からの臨時便、特別機をさばききれなくなるおそれがあったことから、8月に国内定期便の減便措置が取られたほか、同月には東京国際空港と秋田空港岡山空港八丈島空港などを結ぶ定期便の発着地がアメリカ軍厚木基地に期間限定で移された。



記念発行物記念貨幣(100円白銅貨)

記念切手

1969年3月15日に宣伝と建設寄付金募集を目的に地球と万国博のマークの図案をあしらった15+5円寄付金切手を1500万枚、『智積院障壁画』の長谷川久蔵作「桜図」をあしらった50+10円寄付金切手を750万枚発行[213]。1億3857万円あまりの寄付金をシンボルゾーンの建設費に充てた[214]

会期中には7円・15円・50円の三種類が、3月14日6月29日にそれぞれ異なる図案で発行された。3月分は会場風景と花火の7円、地球と桜の花の15円を各3500万枚、尾形光琳作『燕子花図』の50円を2000万枚、3種組み合わせを700万枚発行。6月分は秋田の竿灯と会場風景の7円、地球をイメージした円形内に会場風景の15円を各3500万枚、酒井抱一作『夏秋草図』の50円を2000万枚、3種組み合わせを1000万枚発行[214]

発展途上国を中心とした諸外国からも、日本での需要を見込んで多数の記念切手が発行された。リベリア三波春夫と「世界の国からこんにちは」の一節を日本語であしらったものを[215]トーゴは南側から見た万博会場の全景を4連組みで描いたものを発行した。


航空書簡[216]

1970年3月1日に発行。薄青の紙色で料額印面を大人と子どもの横顔に万国博マークを配したデザインとした。


記念貨幣

1969年8月15日の閣議決定で記念硬貨の発行が決定し、表に葛飾北斎作『富嶽三十六景』より「凱風快晴」と裏に楕円形の地球と万国博のシンボルマークをあしらったデザインの100円白銅貨が1970年3月10日より当初3000万枚、その後7月9日に追加で1000万枚が発行された。500万枚は万博会場を訪れた外国人客向けに会場内の銀行店舗に割り当てられ、残り3500万枚は取り扱いを希望する全国の金融機関ならびに郵便局にて引き換えを行った[217]


記念メダル[218][219]

1968年にデザインを決定し、12月に記念メダルの製造販売を担当する18社による「日本万国博記念メダル協会」と委託契約を締結。資金調達事業のひとつとして売り上げの一部は万国博協会へ協賛金として納付された。

杉浦康平による宇宙時代の空間感覚を表したデザインの18金直径27ミリの金メダル33万3020枚、佐藤忠良による大地の繁栄を代表する樹木の姿を表したデザインのスターリングシルバー製直径34ミリの銀メダル131万1310枚、福田繁雄による限りなき進歩と平和な社会環境を示す手をどこまでも広げた人間の姿のデザインの丹銅製直径34ミリの銅メダル163万3210枚の3種を製作し、いずれも杉浦康平が表面デザインを担当し万国博のシンボルマークと日本語・英語による博覧会名の刻印を施した。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:436 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef