日本レコード協会
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小林和之株式会社ワーナーミュージック・ジャパン 代表取締役社長兼CEO
理事吉田眞市日本コロムビア株式会社 取締役副会長
斉藤正明ビクターエンタテインメント株式会社 代表取締役会長
村上潔キングレコード株式会社 代表取締役社長
村上剛株式会社テイチクエンタテインメント 代表取締役専務
片岡恵介日本クラウン株式会社 代表取締役社長
北島浩明株式会社徳間ジャパンコミュニケーションズ 代表取締役社長
安岡喜郎株式会社バップ 代表取締役社長執行役員
後藤豊株式会社フォーライフミュージックエンタテイメント 代表取締役社長
荻野伸之株式会社ヤマハミュージックコミュニケーションズ 代表取締役社長
鈴木孝明株式会社バンダイナムコミュージックライブ 代表取締役社長
専務理事原康晴一般社団法人日本レコード協会
常務理事・事務局長畑陽一郎
理事・事務局次長須貝あゆみ
監事楠木紳市株式会社ドリーミュージック 代表取締役社長
坂内光夫株式会社よしもとミュージック 代表取締役社長
石田英遠弁護士

正会員

2024年6月1日現在、正会員18社[3]

日本コロムビア

ビクターエンタテインメント

キングレコード

テイチクエンタテインメント

ユニバーサルミュージック

日本クラウン

徳間ジャパンコミュニケーションズ

ソニー・ミュージックレーベルズ

ポニーキャニオン

ワーナーミュージック・ジャパン

バップ

ビーイング

エイベックス・エンタテインメント

フォーライフミュージックエンタテイメント

ヤマハミュージックコミュニケーションズ

ドリーミュージック[注釈 1]

よしもとミュージック

バンダイナムコミュージックライブ

ゴールド / ミリオン等認定
歴史と概要

日本レコード協会は、1989年に音楽作品のゴールド等の認定制度を開始した。それ以来、累計で一定の出荷枚数(正味売上枚数と称される)を超えたCDアルバムやシングルに対して、それぞれの基準に応じたゴールド、プラチナ、ミリオン等の称号が与えられている。対象とされるのは原則として、同協会に加盟するレコード会社から1989年1月21日以降に発売された商品に限られているが、それ以前に初版が発表されたものに関しても、制度導入以降の出荷分にもとづいてゴールド等が授与されている[4]。認定された商品は、2か月後に協会が月刊で発行する機関誌『THE RECORD』上に掲載される。近年ではそれに加えて、前の月の認定分を公式サイト上で毎月10日に告知しており、2003年下半期以降のほとんどの認定作品一覧が確認できる[4]。 また、2014年現在、同協会は公式サイト上において1994年以降の機関誌のアーカイブをPDF化して公開しており、そこから1993年11月から2002年12月までの認定分を確認することができる[5]

2003年の下半期からは音楽ビデオ(VHS/DVD)認定が追加され、2006年8月には有料音楽配信認定(現・「ダウンロード認定」)が創設された[6]。音楽配信はそれぞれのフォーマットごとに分かれていたが、2014年1月度からは「着うたフル」と「PC配信」が統合され、「シングルトラック」として認定されるようになった[7]。2020年4月度からは「定額制音楽配信」を対象にした、「ストリーミング認定」を追加した[8][9]

なお、日本レコード協会の示す「正味売上枚数」とは、オリコンサウンドスキャンなどの調査会社によって集計される「推定売上枚数」とは全く別物である。オリコンランキングと、協会認定との差異は下記の通り。

象限オリコンランキング日本レコード協会注釈
カウントの対象対象店舗での売上のみ工場出荷枚数の全てを含む⇒協会認定のほうが大となる要因[注釈 2]
イベント特例販促イベントでの売上算入は3枚が上限イベントを理由とした上限は設けず⇒協会認定のほうが大となる要因[注釈 3][10]
モニター対象店舗以外の枚数含まない含む⇒協会認定のほうが大となる要因
チャート200位圏外分の枚数含まない含む⇒協会認定のほうが大となる要因[注釈 4]
協会非加盟(インディーズ)含む含まない⇒インディーズは協会認定の対象外。[注釈 5][11]

また、協会認定のほうが小となるケースもある[注釈 6]
認定基準の変遷

「邦楽と洋楽でそれぞれ基準が異なり、わかりにくい」という理由から、2003年7月に認定基準の簡略化が施行された[6]。2020年時点の認定基準は次のとおりである。

ゴールドディスク認定、ダウンロード認定

ゴールド:10万(枚)以上

プラチナ:25万以上

ダブル・プラチナ:50万以上

トリプル・プラチナ:75万以上

ミリオン:100万以上(以下、100万枚ごとに2ミリオン、3ミリオン…を認定)

2003年6月度認定分までの基準は以下のとおりであった[6]

ジャンルゴールドプラチナミリオン
邦楽20万枚40万枚100万枚
洋楽アルバム10万枚20万枚100万枚
洋楽シングル5万枚10万枚100万枚

同年の下半期にすべてのフォーマットで基準が統一化されるまでは、プラチナ・ディスクに関しては、規定枚数の倍数ごとにそれぞれダブル[注釈 7]、トリプル[注釈 8]、クワドラプル[注釈 9]、クインティプル・プラチナなどの認定が授与されることもあった[12]。なお、米英をはじめとする諸外国における類似の制度とは異なり、それ以上のマルチ・プラチナは存在せず、200万枚以上の出荷を記録した作品については、現在と同じように100万枚ごとに2ミリオン、3ミリオンなどが与えられていた。
ミリオン認定作品

日本レコード協会でミリオン認定された作品は下記の通り(2000年代以降、カッコ内は認定年月)[13]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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