日本コロムビア
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1970年(昭和45年)9月14日 - NHK放送技術研究所PCM録音機の試作機を借りて、世界初のPCM方式によるデジタル録音を行う[15][注釈 13]

1972年(昭和47年) - 自社製のPCM方式によるデジタル録音機第1号機[注釈 14]を作り、本格的なPCM録音によるレコード製作を開始する[注釈 15]。同時に「PCM」が同社の登録商標となる。

1974年(昭和49年) - 自社製のPCM方式によるデジタル録音機第2号機[注釈 16]が完成。1号機よりもコンパクトになったため、ヨーロッパに持ち込んでのPCMデジタル録音を行う(パイヤール指揮のバッハ音楽の捧げもの」ほか)。

1980年(昭和55年)3月 - 壁掛けでレコード再生が可能なポータブルレコードプレーヤー「フリースタイル」(GP-3)発売。日立にもOEM供給され、デノンに分社化された後も含め、約23年間に渡って製造販売された。また、1995年にリリースされたスピッツの「ロビンソン」のMVやジャケットの小道具として使われたのがきっかけで再評価され、色違いモデルやコラボモデル、DJプレイ用ミキサーと言った派生モデルも製造された。

1982年(昭和57年)10月1日 - ソニーCBS・ソニーと同時に、世界初のコンパクト・ディスク(CD)の再生機及びソフトを発売する(再生機は日立Lo-DのOEM。ソフトはベートーベンの「運命」、ドボルザークの「新世界」ほかクラシック10タイトルを発売。)。

2001年(平成13年)10月1日 - AV・メディア関連機器部門を株式会社デノン(後の株式会社デノン コンシューマー マーケティング)として分離(その後、日本マランツと経営統合、ディーアンドエムホールディングスとなる)。同部門生産拠点の白河工場(福島県)も譲渡。
コロムビアミュージックエンタテインメント時代の本社

2002年(平成14年)10月1日 - ロゴマークを一新し、商号を「コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社」(Columbia Music Entertainment Inc.、略称:CME)に変更。

2005年(平成17年)7月1日 - 赤坂本社屋売却に伴い本社機能を東京都港区六本木一丁目の第21森ビルに移転。

同年 - プレス部門(コロムビアデジタルメディア:名称のみ継承)を売却。

2007年(平成19年)9月28日 - TDK子会社のポストプロダクション・TDKコアを買収すると発表。買収金額は15億円で、同年11月1日付けで子会社化。

2008年(平成20年)2月1日 - TDKコアがクリエイティヴ・コア(現:麻布リース)に社名を変更。

2009年(平成21年)8月24日 - 本社が入居していた第21森ビルの解体・再開発の実施に伴い、家主の森ビルの意向により本社を港区虎ノ門4丁目1-40の江戸見坂森ビルへ移転。

2010年(平成22年)

1月 - クリエイティヴ・コアを会社分割し、旧TDKコア時代からの音楽・映像・教育ソフト部門の一切の権利をコロムビア側で承継する。

10月1日 - 創業100周年。同時に商号を「日本コロムビア株式会社」(三代目法人、NIPPON COLUMBIA CO., LTD.)に再々変更。


2011年(平成23年)3月28日 - クリエイティヴ・コアの全株式をウッドオフィスグループに売却。

2012年(平成24年)10月1日 - 音楽・映像ソフトウエア、ゲーム関連ソフトウエア等の販売事業等を、会社分割により新設子会社のコロムビア・マーケティング株式会社に承継。

2013年(平成25年)10月1日 - 新星堂よりレーベル「オーマガトキ」及び音楽著作権管理会社「シリウス」を取得[17]

2014年(平成26年)

3月26日 - 株式会社フェイスが株式公開買付けにより過半数の株式を取得。フェイスが親会社となる。

4月1日 - 配信事業、特販・通販事業を吸収分割により、「コロムビア・マーケティング株式会社」に承継。

6月24日 - 2014 FIFAワールドカップ1次リーグで日本×コロンビア戦が行われるのを機に、応援する趣旨で社名を24・25日の2日間のみ「日本vsコロンビア株式会社」とする[注釈 17]


2017年(平成29年)

7月27日 - 上場廃止[20]。東証1部への上場開始から68年の歴史に幕を下ろす。

8月1日 - 株式交換によりフェイスの完全子会社となる。


2021年(令和3年)2月1日 - 本社をフェイス東京オフィス内に移転[10]

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