日本コロムビア
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ほぼ同じ頃、同社内にCJ(CBS JAPANの略)事業部が作られ、日本国内において「CBS」レーベル(別称:CBSコロムビア)での邦楽ポップス(≒邦楽流行歌)の制作が開始される[注釈 11]。
1967年(昭和42年)6月30日 - 米コロムビア・レコードとの契約を解消[14]。
1968年(昭和43年)8月21日 - 日本国内における米コロムビア原盤の発売権がCBS・ソニーレコード(後のソニー・ミュージックエンタテインメント)に移管されたため、同原盤による発売を終了する[注釈 12]。また、EPICレーベルを含めた自社の洋楽部門からCBSレーベルでリリースしていた邦楽歌手やスタッフの一部もCBS・ソニーに移籍した。
1969年(昭和44年) - 日立製作所との資本提携を締結。
1970年(昭和45年) - レコード再生に於けるトレーシング歪を解消する技術、「ノン・ディストーション・カッティング・システム」を開発、運用開始[15]。
1970年(昭和45年)9月14日 - NHK放送技術研究所のPCM録音機の試作機を借りて、世界初のPCM方式によるデジタル録音を行う[15][注釈 13]。
1972年(昭和47年) - 自社製のPCM方式によるデジタル録音機第1号機[注釈 14]を作り、本格的なPCM録音によるレコード製作を開始する[注釈 15]。同時に「PCM」が同社の登録商標となる。
1974年(昭和49年) - 自社製のPCM方式によるデジタル録音機第2号機[注釈 16]が完成。1号機よりもコンパクトになったため、ヨーロッパに持ち込んでのPCMデジタル録音を行う(パイヤール指揮のバッハ「音楽の捧げもの」ほか)。
1980年(昭和55年)3月 - 壁掛けでレコード再生が可能なポータブルレコードプレーヤー「フリースタイル」(GP-3)発売。日立にもOEM供給され、デノンに分社化された後も含め、約23年間に渡って製造販売された。また、1995年にリリースされたスピッツの「ロビンソン」のMVやジャケットの小道具として使われたのがきっかけで再評価され、色違いモデルやコラボモデル、DJプレイ用ミキサーと言った派生モデルも製造された。
1982年(昭和57年)10月1日 - ソニー、CBS・ソニーと同時に、世界初のコンパクト・ディスク(CD)の再生機及びソフトを発売する(再生機は日立Lo-DのOEM。ソフトはベートーベンの「運命」、ドボルザークの「新世界」ほかクラシック10タイトルを発売。)。
2001年(平成13年)10月1日 - AV・メディア関連機器部門を株式会社デノン(後の株式会社デノン コンシューマー マーケティング)として分離(その後、日本マランツと経営統合、ディーアンドエムホールディングスとなる)。同部門生産拠点の白河工場(福島県)も譲渡。
コロムビアミュージックエンタテインメント時代の本社
2002年(平成14年)10月1日 - ロゴマークを一新し、商号を「コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社」(Columbia Music Entertainment Inc.、略称:CME)に変更。
2005年(平成17年)7月1日 - 赤坂本社屋売却に伴い本社機能を東京都港区六本木一丁目の第21森ビルに移転。
同年 - プレス部門(コロムビアデジタルメディア:名称のみ継承)を売却。
2007年(平成19年)9月28日 - TDK子会社のポストプロダクション・TDKコアを買収すると発表。買収金額は15億円で、同年11月1日付けで子会社化。
2008年(平成20年)2月1日 - TDKコアがクリエイティヴ・コア(現:麻布リース)に社名を変更。
2009年(平成21年)8月24日 - 本社が入居していた第21森ビルの解体・再開発の実施に伴い、家主の森ビルの意向により本社を港区虎ノ門4丁目1-40の江戸見坂森ビルへ移転。
2010年(平成22年)
1月 - クリエイティヴ・コアを会社分割し、旧TDKコア時代からの音楽・映像・教育ソフト部門の一切の権利をコロムビア側で承継する。
10月1日 - 創業100周年。同時に商号を「日本コロムビア株式会社」(三代目法人、NIPPON COLUMBIA CO., LTD.)に再々変更。
2011年(平成23年)3月28日 - クリエイティヴ・コアの全株式をウッドオフィスグループに売却。
2012年(平成24年)10月1日 - 音楽・映像ソフトウエア、ゲーム関連ソフトウエア等の販売事業等を、会社分割により新設子会社のコロムビア・マーケティング株式会社に承継。
2013年(平成25年)10月1日 - 新星堂よりレーベル「オーマガトキ」及び音楽著作権管理会社「シリウス」を取得[17]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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