日本の高校野球
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1915年 夏・第1回?
1928年 春・第5回制限は無し。
1928年 夏・第14回?
1978年 春・第50回14当時、監督と選手11人には諸経費が支給されており、資金が潤沢な学校は多くの選手を登録できることから学校間の不均衡を無くす為。
1978年 夏・第60回?
1993年 夏・第75回15全49代表制になり出場校が増えた事による。
1994年 春・第66回?
2003年 春・第75回16投手の負担軽減の為。
2003年 夏・第85回?
2023年 春・第95回18選手の負担軽減の為。
2023年 夏・第105回?20選手の負担軽減の為。
2020年甲子園高校野球交流試合は20人。軟式男子は第68回全国高等学校軟式野球選手権大会から2人増えて18人。
背番号
硬式男子はベンチ入り人数までの数字(現行では20番まで)。
伝令
守備側と攻撃側、9回までは共に3回、監督の指示をベンチ入りの選手が伝える。延長に入った場合は、1イニング毎に1回伝えることができる。高校野球特別規則「15.タイムの制限」 ただし、国際大会のWBSC U-18ワールドカップBFA U-18アジア選手権大会は監督がマウンドへ行き指示を伝える。
臨時代走
不慮の事故などにより一時走者を代えて送られる臨時の代走者のこと。高野連の場合、 ⇒高校野球特別規則「6.臨時の代走者」 に定めている。参加チーム、審判員でもルールの誤解等が見られ、トラブルとなった事例もある。詳細は「代走#臨時代走」を参照
危険行為防止(ラフプレーの禁止)
落球を誘発するような体当たり行為の禁止。発端は2012年に行われたU18世界選手権大会アメリカ合衆国の選手が本塁突入の際捕手森友哉)を2度突き飛ばし負傷させたことから日本アマチュア野球規則委員会が2013年2月に新設した。審判員の判断で野手が危険行為を受け落球したと認められた場合、走者には『アウト』が宣告される[2]。2013年選抜大会では本塁突入の際、捕手に体当たりをした走者に対しアウトが宣告された例もある[3]。その後、高校野球で定められた当ルールは本塁突入時の危険行為によるけが防止のため各方面で見直され、MLBでは2015年シーズンからNPBでも2016シーズンから本塁突入時、捕手が塁上で走者をブロックすること、走者が捕手に危険なタックルやスライディングを行うことを禁止した[4]
抗議権
日本のプロ野球や大学、社会人野球、WBCやU18などの国際大会では、ルール上、監督のみ抗議権が認められており選手、コーチの抗議権は認められていない。しかし、高校野球のみ選手やコーチに抗議権が認められ、監督に抗議権が無い。一方で地方や全国大会において抗議権が無い監督の抗議が起きた事例もある。「日本の高校野球#誤審に対する抗議権」も参照
コールドゲームの規定
全国大会では7回表のイニングが終了しないと、コールドゲームは成立しない。この場合、点差は考慮せず、主に天候(降雨)によるものである。地方大会では大量の点差が開いた際、コールドゲームを成立させる規定がある。以前、コールドゲームの規定は各都道府県連が独自に制定していたが、1998年、100点差以上の点差がついた試合[5]を受け2000年の大会から5回10点差以上、7回7点差以上でコールドゲームを成立するよう全国でルールを統一した。地方大会の決勝戦や全国大会は点差によるコールドゲームの規定はないが明治神宮野球大会では規定がある。
主催

主催は、全国大会は日本高等学校野球連盟(高野連)と新聞社(選抜高等学校野球大会毎日新聞社全国高等学校野球選手権大会朝日新聞社)が行っている。

2010年より選抜の後援に朝日新聞社が、選手権(全国大会のみ)の後援に毎日新聞社が、完成以来両大会の会場を提供してきた阪神甲子園球場が「特別協力」として加わる[6][7][8]。また軟式選手権に関しては朝日・毎日両新聞社に加え全日本軟式野球連盟も後援する。

この他、地方大会は各都道府県高等学校野球連盟など(夏の全国選手権出場校を決めるための地方大会は朝日新聞社も)が主催する。

明治神宮野球大会高校の部は日本学生野球協会明治神宮の主催であり高野連は直接関与していない。このため運営ルールは大学の部に準じており、コールドゲーム規定や応援ルールなども高野連主催の大会とは異なっている。
中継

の選抜高校野球、の全国高校野球共にNHK地上波テレビ放送、及びNHKラジオ第1で全国中継がされる(国会中継などの特別編成により別媒体での放送あり)。このうちNHK地上波テレビ放送は時間帯によってNHK総合NHK Eテレリレーで放送される。原則として、午後0時台(土曜日は大河ドラマ再放送の関係で午後1時台も)は定時番組の視聴者確保のため、午後6時台は夕方の定時ニュース放送のためEテレにリレーする(国会等特殊番組のために本来総合で流すべき時間帯にEテレへ臨時移動する場合もある。選抜期間中は、大相撲春場所のため、幕内の時間に合わせてEテレヘリレーする。後述)。

リレー中継のきっかけとして、1974年昭和49年)に開催された第56回全国高校野球選手権大会鹿児島実業東海大相模」の準々決勝の試合が延長戦にもつれ、午後7時以後定時番組を放送する都合で総合テレビでの放送を打ち切ることになってしまい(ラジオ第1は定時ニュースを休止して中継を続けた)、視聴者からNHK鹿児島放送局に抗議の電話が相次いでしまい、急遽7時のニュースを終えた同7:20から、NHK大阪放送局から裏送りをしてもらう形で、鹿児島向けの中継のみを行った[9]。これがきっかけで、あくる1975年第47回選抜高校野球選手権大会以後、総合-教育(Eテレ)の相互リレーを行うことになった。

その他、毎日放送/毎日新聞社系列のGAORAでも全試合を全国に中継し[注 3]、決勝は近畿ローカル(決勝進出校の地元局がネットする場合あり)でMBSテレビでも生中継されている(2002年までは全日程を放送していたが、後述の夏の大会とは違い、近畿地区の各独立テレビ局(非ネット)とのリレー中継は実施していない[注 4])。

また、夏の全国高校野球は近畿地区では全国高校野球選手権大会中継として朝日放送テレビ(ABC)でも中継される。これは夏の全国高校野球が朝日新聞社主催のためである。なお昼の一部の時間帯は近畿地区の各独立テレビ局とのリレー中継となる。BSではBS朝日4Kで、CSはスカイAで朝日放送テレビ制作の中継がノーカットで放送される(スカイAは当日ディレイ放送)。また朝日放送のホームページでインターネット配信によるライブ映像が無償で視聴できる。決勝戦と表彰式(閉会式)はテレビ朝日系列全局で放送されていたが、2015年の大会より同試合の地上波放送がネットワークセールス枠からローカルセールス枠へと変更されたことに伴い、同年はテレビ朝日のみ中継がされず、翌年以降は一部の系列局と衛星放送での放送となっている(BSは2021年まではBS朝日でも放送されていたが、2022年からはBS朝日4Kのみでの放送になった[10])。

2010年夏の大会まではNHK衛星第2放送1984年-1986年衛星第1放送)でも放送された。


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