関東広域圏ではTOKYO MX以外の独立局がIDを「3」で統一しており、その5局で5いっしょ3ちゃんねるを結成している。当初はMXも含めてIDを統一する予定だったが、MXは広域放送と同じ東京スカイツリーから送信している関係上、NHKと在京キー局より空中線電力を下げてはいる[注 18] がそれでもなおスピルオーバーが大きいため、MXだけ隣県の独立局とIDが重複しない「9」の採用に至った。一方、近畿広域圏では近畿総合通信局がIDをNHKと在阪5局で使わない「3」「5」「9」を隣府県の独立局同士で被り合わないように割り当てている(これで「3」を割り当てられたサンテレビは偶然にも局名とIDが一致した)。逆に独立局が早々に1桁IDを獲得したのが中京広域圏で、先述の通りTVAはその影響で「10」になった。
放送対象地域外の放送を受信しその放送を視聴したい場合でかつIDが被った場合は放送対象地域内の放送をまず割り当てた後、IDの重複する局一覧を表示して視聴者が手動でリモコン番号を選択出来るような動作がARIB TR-B14によって例示されている。この場合は論理(3桁)チャンネル番号に枝番(域内:XXx-0、域外:XXx-1、XXx-2、…[注 19])が付くことになる[注 20]。ただし複数の物理チャンネルが受信できてもIDと放送局名が全く同じ場合は枝番が付かない。 2006年から一部のケーブルテレビ(CATV)局で、コミュニティチャンネル等の自主放送を地上デジタルパススルー方式で送信開始したが、リモコンキーIDは当初は1局に対し1つのみ割り当てられた。各都道府県にケーブルテレビ局は複数所在し番組編成も異なるが、ID自体は各都道府県で統一されている。 IDは地上波テレビ局が採用していない「11」が最も多く(秋田県・富山県・福井県・熊本県では使用されない)、次いでかつて採用されていた「12」、採用している地上波テレビ局が少数である「9」「10」を使用している。 この節は色が唯一の表現になっており、修正が期待されています。ガイドライン「Wikipedia:色の使用#色を唯一の表現としない」も参照してください。 リモコンキーIDと物理チャンネル・使用周波数の関係はテレビ周波数チャンネルを参照のこと。 基幹放送局は『ARIB TR-B14 地上デジタルテレビジョン放送運用規定』第3.8版(一般社団法人電波産業会)で規定されているもの[2] に一部補足したものを示す。CATV自主放送については日本ケーブルテレビ連盟によって規定されたもの[3] を示す。 総合
ケーブルテレビ自主放送について
1つ目のID
地上波テレビ局のA親局と被らない数字を割り当てている。基本的に「11」が空いていた地域は「11」が多い。例外:福島県の「11」はFTVの、福井県の「9」はNHK福井総合の各A親局と被る。なお、2つ目は前者は「10」、後者は「12」である。
2つ目のID
一部地域にてアナログ放送終了後に割り当てられている。東日本は「10」が、西日本は「12」が多い傾向。地上波テレビ局のA親局と被る数字を割り当てる事例も増えた。例:「12」の場合、新潟県(新潟)、滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県(以上、大阪)、鳥取県・島根県(以上、松江)、福岡県(北九州)、大分県(大分)、宮崎県(宮崎)が括弧内のEテレ、広島県がHTVの各A親局と被る。いずれも1つ目は「11」。
リモコンキーID一覧.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目では色を扱っています。閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。
2022年10月現在
1つのボタンは大抵はXX1chといったメインチャンネルのみが選局されマルチチャンネルの切り替えは出来ないが、1つのボタンを1事業者全体に割り当て、ボタンを2回以上押すことでマルチチャンネルの切り替え[注 21] が出来る機種も存在する[注 22]。
地上波系統について
NHK Eテレは全国1エリアを免許方針としていることからARIBでは具体的な地域割りを指定していないが、実際の運用では下表のように放送エリアに応じてプライマリー(優先設定)局が決められる。
逆に福岡県についてはARIBでは福岡と北九州で分けているものの、北海道と異なり全県を同一とみなして処理するよう設計された受信機が少なくない。この場合、北九州・京築地域でも「福岡県」の設定でスキャンを行う必要がある。両方受信した場合、電波強度で決まる。
下表に示した全ての局一つ一つに固有の番号が設定されていて、放送波に載せられている。NHK宇都宮・前橋両局の総合は開局後に番号が設定されたため、該当地域内で改めてチャンネルスキャンを行う必要があった。
論理(3桁)チャンネル番号は、次の通り。
フルセグ:上2桁「ID」+下1桁「x」
「x」には、メインチャンネルには「1」、サブチャンネルには「2」「3」が入る。事業者によっては臨時サービス用にその他の番号が入ったり[注 23]、サブチャンネルが「2」のみだったり[注 24] サブチャンネル自体が存在しなかったりもする[注 25]。
Gガイド:上2桁「ID+20」+下1桁「8」
ワンセグ:上2桁「ID+60」+下1桁「x」
「x」にはフルセグ同様、メインチャンネルには「1」、サブチャンネルには「2」が入るが、実際に「2」が入るのはワンセグ2サービスの実施局に限られる(下表、◎:現行かつ常時実施、○:フルセグのマルチ編成時のみ実施、●:廃止)。
多くの受信機が番組表システムに採用しているGガイドも下表に準拠している。
色掛けは放送系列(クロスネットの場合は■の色掛け)を示し、クロスネット局の放送系列や提携局、TBS系列局が存在しない地域のGガイドホスト局[注 26] は、放送系列の色掛け(クロスネットの場合は■の色掛け)に他系列の色■■■■■を添えて示す[4]。
■NHK G(総合テレビ)
■NHK E(Eテレ)
■日本テレビ系列・提携局
■テレビ朝日系列
■TBS系列・Gガイドホスト局(通常は兼務)
■テレビ東京系列・提携局
■フジテレビ系列
■独立局
■クロスネット局
■その他
■CATV自主放送1
■CATV自主放送2
太字はA親局のチャンネル番号を引き継いだ局(事実上も含む)。
通信局都道府県
道内地区123456789101112
論理chフルセグ01x02x03x04x05x06x07x08x09x10x11x12x
Gガイド218238248258268288
ワンセグ[注 27]61x62x63x64x65x66x67x68x69x70x(71x)(72x)
原則[注 28]NHK G(総合)NHK E(Eテレ)
※例外なし(県域独立局)日本テレビ系列テレビ朝日系列TBS系列テレビ東京系列フジテレビ系列(TOKYO MX)(CATV自主放送2)(CATV自主放送1)(その他)
北海道札幌北海道放送NHK札幌 EテレNHK札幌総合 札幌テレビ放送北海道テレビ放送テレビ北海道北海道文化放送 CATV自主放送2CATV自主放送1
函館NHK函館 EテレNHK函館総合
旭川NHK旭川 EテレNHK旭川総合
帯広NHK帯広 EテレNHK帯広総合
釧路NHK釧路 EテレNHK釧路総合
北見NHK北見 EテレNHK北見総合
室蘭NHK室蘭 EテレNHK室蘭総合
東北青森県青森放送NHK青森 EテレNHK青森総合青森朝日放送青森テレビ
岩手県NHK盛岡総合NHK盛岡 Eテレテレビ岩手岩手朝日テレビIBC岩手放送岩手めんこいテレビ
宮城県東北放送NHK仙台 EテレNHK仙台総合宮城テレビ放送東日本放送 仙台放送
秋田県NHK秋田総合NHK秋田 Eテレ 秋田放送秋田朝日放送秋田テレビ■[注 29]CATV自主放送1
山形県[注 30]NHK山形総合NHK山形 Eテレ山形放送山形テレビテレビユー山形さくらんぼテレビジョンCATV自主放送1 CATV自主放送2
福島県NHK福島総合NHK福島 Eテレ福島中央テレビ福島放送テレビユー福島福島テレビ CATV自主放送2CATV自主放送1
関東茨城県NHK水戸総合NHK東京 Eテレ日本テレビ放送網テレビ朝日TBSテレビテレビ東京フジテレビジョン(廃局)[注 31]
栃木県NHK宇都宮総合とちぎテレビ
群馬県NHK前橋総合群馬テレビ
埼玉県NHK東京総合テレビ埼玉
千葉県千葉テレビ放送○
東京都東京メトロポリタンテレビジョン◎
神奈川県テレビ神奈川○
甲信越山梨県NHK甲府総合NHK甲府 Eテレ 山梨放送テレビ山梨
新潟県NHK新潟総合NHK新潟 Eテレテレビ新潟放送網新潟テレビ21新潟放送NST新潟総合テレビ CATV自主放送2
長野県NHK長野総合NHK長野 Eテレテレビ信州長野朝日放送信越放送長野放送CATV自主放送2CATV自主放送1
北陸富山県北日本放送NHK富山 EテレNHK富山総合チューリップテレビ富山テレビ放送CATV自主放送1CATV自主放送2
石川県NHK金沢総合NHK金沢 Eテレ テレビ金沢北陸朝日放送北陸放送石川テレビ放送CATV自主放送2
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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