銀行・役所・役場・郵便局の多くは日曜日の業務を休業している。これは法律によって定められたものであるが、現在は実情に合わせて柔軟な対応ができるよう改正がされており、日曜日に業務を行うところも現れている[6]。
公立図書館・美術館・博物館の多くは月曜日を定休日(休館日)としているが、国立国会図書館は日曜日が休館日である[7]。
医療機関の多くは日曜日を休診としている。休診日の設定に明確な決まりや制限はないものの、他のサービスやスタッフとの連携に問題があるためとされている[8]。「医療機関#休診日」も参照 私立中学校のいわゆる名門校は、地域によってある一定の日時(東京都においては2月1日)に入試を行うことによって併願を制限している。しかし、その日が日曜日にあたる場合、一部のキリスト教系私立中学校では入試が実施されず、翌日に設定されることがある。従ってその年度の受験生は通常併願できない組み合わせの学校同士を受験できることとなり、入学のチャンスが増える。一方で、例年とは異なる受験者層が受験することにより当該学校のみならず地域全体の学校の難易度に変化が生じ、合否の予測が困難となることもある。一部ではサンデーショックと呼ばれる。 歴史上、日曜日に発生した騒乱・虐殺事件について、血の日曜日事件 (Bloody Sunday) と呼ぶ事がある。この名前で呼ばれる事件はいくつかあるが、その中でも代表的なのは以下の物である。
サンデーショック
日曜日に発生した歴史的事件
1905年1月22日(グレゴリオ暦、ロシア旧暦(ユリウス暦)では1月9日) - ロシア帝国の首都サンクトペテルブルクで発生した血の日曜日事件。労働者を中心とした皇帝ニコライ2世への誓願デモに警察が発砲し、1000人以上の死者を出し、ロシア第一革命の引き金となった。
1972年1月30日 - イギリス領北アイルランドのロンドンデリー市で発生した血の日曜日事件。公民権を求めたカトリック系市民にイギリス軍が発砲して13人の死者を出し、北アイルランド紛争を悪化させた。この事件に関し、同年にジョン・レノンが「血まみれの日曜日」、1983年にU2が「ブラディ・サンデー」を発表した。
「日曜日」を語源とする文物
オランダ語の Zondag が博多どんたくの「どんたく」の語源になった。
スバル・ドミンゴ 富士重工業が以前生産・販売していたワンボックスタイプの乗用車(スペイン語から)。
サンデー デザートの1つ。宗教的理由で綴りは変更された。
『週刊少年サンデー』に始まる、『週刊ヤングサンデー』、『月刊サンデージェネックス』などの小学館の漫画雑誌。
サンデーズ - NHKの音楽番組『レッツゴーヤング』のバックダンサー。同番組が日曜日に放送されていたことに由来する。
サンデー兆治 - 元ロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)投手の村田兆治が日曜日に登板することが多く、それにちなんでつけられた呼称。
「日曜」を冠した番組
テレビ
日曜討論(NHK総合テレビ)
日曜美術館(NHK教育テレビ)
日曜スペシャル
東芝日曜劇場→日曜劇場(TBS系列 系列外ではABS、FBC、JRTで放送)
日曜洋画劇場(NET→テレビ朝日系列)
日曜エンターテインメント(テレビ朝日系列)
日曜ナイトドラマ→日曜ナイトプレミア(テレビ朝日系列)
日曜ビッグスペシャル(テレビ東京系列)