詳細は「#都市」節で後述。 五畿七道においては北陸道のうち東半分を占め、令制国(旧国)における越後国(えちごのくに)と佐渡国(さどのくに)の2国の全域に相当する。この国名を合わせて越佐(えっさ)と呼称することもある[6]。 明治維新と廃藩置県の直後には、現在の新潟県にあたる領域には13個もの藩や県が並立していた[7]。のちに統合を経て、1876年(明治9年)までに新潟県(旧)と柏崎県と相川県との3県が合併することで、ほぼ現在の新潟県と等しい区域となった[7]。 そして1886年(明治19年)に福島県から東蒲原郡が新潟県へと移管されたことで、現在の新潟県の形が成立した[7]。 詳細は「#歴史」節を参照。 県章は「新」の字を崩した物を中央上に置いて、その周りを「ガタ」を丸く図案化したもので囲んだものである。また、県章とは別にシンボルマークも制定されている。 以下の5県と隣接する。 北西は日本海に面する。北東から南西までは朝日山地・越後山脈・頸城山塊などの山々に囲まれ、他県との県境を形成する。 越後山脈から流れる信濃川や阿賀野川の流域(県の中北部)に、越後平野が広がる[8]。信濃川は日本で最も長い河川である[9]。越後平野は日本で二番目に広い沖積平野であり[10]、日本海沿岸の平野としては最大である[8]。 また頸城山塊の焼山から流れる関川の流域(県の西部)には、高田平野が広がる[11][12]。
沿革
県章
隣接する都道府県
山形県(北側)
福島県(東側)
群馬県(南側)
長野県(南西側)
富山県(西側)
地理拡大
Clip越後平野周辺の地形図上空から撮影した冬の新潟県(手前は長岡市中心部、奥は日本海)
地勢・地形
主な山脈・丘陵
越後山脈、三国山脈、飛騨山脈、朝日山地、飯豊山地、櫛形山脈、頸城山塊、東頸城丘陵、魚沼丘陵、新津丘陵
主な山
妙高山、八海山、巻機山、兎岳、金城山、坂戸山、弥彦山、魚沼駒ヶ岳、金北山、新潟焼山、米山、苗場山、小蓮華山、火打山、飯豊山、守門岳、五頭山、二王子岳、中ノ岳、平ヶ岳、雪倉岳、朝日岳、佐武流山、谷川岳
主な峠
八十里越、六十里越、三国峠、清水峠、惣座峠、葛葉峠、野尻坂峠
主な平野
越後平野、高田平野、国中平野
主な盆地
魚沼盆地、十日町盆地
主な川
信濃川、阿賀野川、渋海川、魚野川、荒川、三面川、関川、姫川、国府川、五十嵐川
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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