1920年(大正9年)、「新民会」は、在日台湾人学生を対象として機関紙『台湾青年』を刊行した。これは、台湾人による政治運動の最初の機関刊行物である。編集主任蔡培火を中心として、蔡恵如、林熊徴、顔雲年が編集にあたった。『台湾青年』発刊以降、「新民会」の政治活動は、1920年(大正9年)11月28日に六三法に反対する集会を開いた以外は、全て「台湾青年会」の名で活動した。[2]。
本会を含む日本統治下の台湾人による政治・社会文化活動については日本統治下の台湾における台湾人政治運動を参照。
脚注^ 伊藤潔著「台湾‐四百年の歴史と展望」中公新書(1993年)104ページ
^ 「台湾史小事典」中国書店(福岡)(2007年) 監修/呉密察・日本語版編訳/横澤泰夫 178ページ