コーネリウス・ヴァン・ティルは、バルトの聖書観では、神そのものと、福音の真理を知ることができないと批判している[5]。改革派の神学者K・ルニアは、1971年に来日して「神の言葉としての聖書」と題する講演を行い、福音派の信じる聖書の霊感と、新正統主義の霊感理解とを区別した[8][9]。
脚注[脚注の使い方]^ アリスター・マクグラス『キリスト教神学入門』
^ 尾山令仁『聖書の教理』羊群社
^ 尾山令仁『聖書の権威』羊群社
^ 内田和彦『神の言葉である聖書』近代文芸社
^ a b 宇田進『福音主義キリスト教と福音派』いのちのことば社
^ 宇田進『現代福音主義神学』いのちのことば社
^ ケアンズ『基督教全史』いのちのことば社
^ 『福音主義神学』2
^ 『日本開国とプロテスタント宣教150年』第5回日本伝道会議いのちのことば社
参考文献
大島末男『カール・バルト』清水書院、1986年
宇田進「新正統主義」『新キリスト教辞典』いのちのことば社、1991年
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