新春ワイド時代劇
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これまで最も多く製作に関わっているのは松竹で、14作製作している。これに次いで東映が13作を製作している。その他テレパックが『若き血に燃ゆる?福沢諭吉と明治の群像』と『宮本武蔵(2001年)』、中村プロダクションが『それからの武蔵』と『竜馬がゆく(1982年)』、C.A.Lが『国盗り物語』・『忠臣蔵 瑤泉院の陰謀』・『戦国疾風伝 二人の軍師 秀吉に天下を獲らせた男たち』を、そしてユニオン映画が『白虎隊?敗れざる者たち』をそれぞれ製作している。なお、『大江戸捜査網2015?隠密同心、悪を斬る!』は、制作プロダクションはユニオン映画だが、製作著作はテレビ東京のみである。
放送

本放送した年の年末に数回に分けて夕方からゴールデンタイムにかけてネットワークぐるみで再放送するのが恒例化していた。また平日昼に放送されている時代劇アワーでも1時間に分割・再編集して放送したり、年によっては6時間分ずつ2日間に分けてオールナイト放送を行ったこともある。

2001年からはBSジャパン(現:BSテレビ東京)でも、地上波で前年に放送された作品を放送している[8]2009年から2010年にかけて、毎年三が日明け頃に実施されていた朝?夕方の一挙放送が一時的になくなり、「時代劇スペシャル」(現在は終了)枠で、1回1時間の連続ドラマとして概ね1月下旬から3月下旬にかけて分割放送されていたが、2011年(1月3日)より1年遅れの一挙放送が復活した。2011年12月5日?9日には2003年放送の『忠臣蔵?決断の時』を5回(5部に分けた前後編)に分割して放送された[9]。また、2013年12月2日?5日には2012年放送の『忠臣蔵?その義その愛』全7話を最初の3日間はそれぞれ第1話・第2話、第3話・第4話、第5話・第6話の2話連続放送で、最終日のみ第7話を放送と4回に分割して放送された。最近でも平日の朝の1回1時間の枠として放送していることもある。近年はテレビ東京で年末の朝枠に再放送を行う場合もあるようになった。

テレビ東京系以外の地方局でも1時間あるいは2時間単位に分割されて番販ネットされることがある。ただし、BSジャパンでの遅れネットが定着したことや、経営環境の悪化を理由に、コンテンツ購入を取り止めている放送局も少なくない。2023年現在では、千葉テレビ放送独立局)が平日昼の時代劇枠で放送したり、年末年始の連続放送として番販ネットが不定期に行われている[10]

独立局のうち普段テレビ東京系列の番組を多数ネットしている局の中で、関西の3局[11] では『全国高等学校サッカー選手権大会』等で中断を挟みながらも同時ネットするのが毎年恒例となっていた(中断を挟んだ後はディレイネット[12][13])が、2010年に7時間に規模縮小後はサッカーの生中継と時代劇の全編同時放送が可能になった。

テレビ大阪開局前には近畿放送サンテレビジョンに於いて、「人間の條件」全3話・6部作を1979年3月に、「それからの武蔵」も1981年1月(2日間分割、各3部づつ)に時差放送を行ったことがある。

逆に東海地方の独立局では前述の年末再放送は何度かネットしているが長年ネットがなく、三重テレビ放送では1989年12月の開局20周年記念特別番組として「海にかける虹?山本五十六と日本海軍」を全編放送した時を除いては現在でも毎年ネットされてなかったが、岐阜放送は2005年に地元ゆかりの2英傑が主人公の『国盗り物語』の同時ネットを行ったほか、7時間に縮小となった2010年以降は同時ネットを行っていた。放送開始当初はフィルム撮影・モノラル放送(1984年の作品はビデオ撮影)だったが2001年からビデオ(HD-VTR)撮影・ステレオ放送を開始し、また2005年からは字幕放送になった。

福岡県ではTVQ九州放送開局前は福岡放送日本テレビ系列)で88年放送分が同年の2月から3月にかけて土曜日の14:00-16:00枠で一部ずつを遅れネット。また、TVQ開局前のサービス放送中に90年に放送された分を放送した。

冠特別協賛スポンサーはセブン-イレブンが2000年まで担当した後、2001年のマツモトキヨシ、2002年のビックカメラ、2003年 - 2008年のベルーナ、2009年のオージオ、2010年 - 2016年のヤマダ電機と担当スポンサーが変わっていた。セブン-イレブンのスポンサー時代は本編放送中に山口良一の進行によるドラマに関する三択式のお年玉クイズ(全12問)があった。また、マツモトキヨシ・ビックカメラ時代でも同様にお年玉クイズを展開した。

セブン-イレブンが当番組のスポンサーだった当時、大阪・愛知・岡山・香川県にはセブン-イレブンの店舗がまだ進出していなかったため、テレビ大阪テレビ愛知テレビせとうちはその部分だけ別スポンサーに差し替え及びローカルセールスとなっていた[14]

BS12 トゥエルビでも『壬生義士伝』『忠臣蔵?決断の時』『竜馬がゆく』『天下騒乱?徳川三代の陰謀』『忠臣蔵 瑤泉院の陰謀』『寧々?おんな太閤記』『忠臣蔵?その義その愛』『影武者徳川家康』が再放送されている。
歴代作品

※以下は過去の映画のテレビ放送で、12時間超ワイドドラマの前身に当たる。

放送年タイトル主演備考
1979年人間の條件仲代達矢
1980年宮本武蔵[15]中村錦之助[16]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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