ラインナップとして、並版と装丁の異なる特装版・革装版と、判型の異なる小型版・机上版・大字版がある[3]。特装版は特製ケースに白い表紙カバーを採用したものであり、第五版より追加された。また第七版ではサイズが従来よりも若干大きくなっている[48]。第七版では特装版のほか、「新明国」初版の色に由来する特装青版も限定発売されている[49]。第八版では初版に倣い普通版(赤)、白版、青版の三色が最初からラインナップされた[2]。
改訂履歴
明解国語辞典詳細は「明解国語辞典」を参照
各地で旧制中学校・女学校の指定辞書として採用されたこともあり、初版は61万部、改訂版は500万部が販売された[50]。 書名は正字で『明解國語辭典』である。 書名は当用漢字に改め『明解国語辞典』となる。 判型を大きくし、補遺(新語編)が別冊付録になっている[51]。 総収録語数は約70,000語[49]。背表紙には金田一京助が編者代表、刊記には、金田一京助、金田一春彦、見坊豪紀、柴田武及び山田忠雄(主幹)を編者と記されているが、山田が独力でほぼ全体を執筆した[27]。 総収録語数は約70,000語[49]。背表紙には金田一京助が編者代表、刊記には、金田一京助、金田一春彦、見坊豪紀、柴田武及び山田忠雄(主幹)を編者と記されているが、山田が独力でほぼ全体を執筆した[27]。三省堂の担当者は引き続き三上幸子が務めた[55]。 総収録語数は約72,000語[49]。刊記では、見坊豪紀、金田一春彦、柴田武、山田忠雄(主幹)及び金田一京助を編者としているが、山田が独力でほぼ全体を執筆した[27]。三省堂の担当者は引き続き三上幸子が務めた[55]。この版は、工業技術院電子技術総合研究所の渕一博らにより、日本で初めて電子化された国語辞典となった[58][59][60]。
初版
1943年(昭和18年)5月10日発行,4円[51]。
改訂版
1952年(昭和27年)4月5日発行[51],380円,全国書誌番号:49007119
改訂新装版
1967年(昭和42年)発行,全国書誌番号:67011432
復刻版
A6変型判,1997年(平成9年)11月3日発売,税別3,200円,ISBN 4-385-13088-4[52].
新明解国語辞典
初版
並版,1972年(昭和47年)1月24日発行[53],1,000円[54],全国書誌番号:75021467
第二版
並版,1974年(昭和49年)11月10日発行[53],1,700円[56],全国書誌番号:75018493
点字版,1976年(昭和51年)から1977年(昭和52年)にかけて発行,全50巻,東京点字出版所が出版,全国書誌番号:91063255
第三版
並版,1981年(昭和56年)2月1日発行[53],1,900円[61],ISBN 4-385-13095-7.