新明和工業
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2013年(平成25年)1月1日 - 富士重工業(現・SUBARU)の塵芥収集車事業とその関連子会社(大和商工株式会社、フジ特車株式会社)を譲受[4][5]。詳細は「フジマイティー」を参照

2014年(平成26年)4月1日 - 東京エンジニアリングシステムズに東京パーキングシステムズを吸収合併[6]、また塵芥車関連子会社の大和商工及びフジ特車を統合した新会社「新明和オートセールス(株)」を新明和オートエンジニアリング傘下に設立しかつ業務を再編[7]

2014年(平成26年)4月17日 - 「2013年度 ボーイング・サプライヤー・オブ・ザ・イヤー」を受賞[8]

2015年(平成27年)4月24日 - 「2014年度 ボーイング・サプライヤー・オブ・ザ・イヤー」を受賞[9]

2018年(平成30年)4月1日 - 東京エンジニアリングシステムズ株式会社が新明和パークテック株式会社へ商号変更[10]

2021年(令和3年)7月1日 - 天龍エアロコンポーネント株式会社の株式を天龍ホールディングスより取得し傘下とする[11]

国内事業所

本社・宝塚地区は、川西航空機時代の宝塚製作所の敷地を利用している。航空機事業部の主力拠点である甲南工場は、川西航空機甲南製作所以来の伝統を持つ。

産機システム事業部 - 兵庫県宝塚市

製造本部 - 兵庫県宝塚市


流体事業部 - 兵庫県
小野市

小野工場 - 兵庫県小野市


パーキングシステム事業部 - 東京都台東区

新明和パークテック株式会社羽生工場 - 埼玉県羽生市


航空機事業部 - 兵庫県神戸市東灘区

甲南工場 - 兵庫県神戸市東灘区

宝塚分工場 - 兵庫県宝塚市

徳島分工場 - 徳島県板野郡松茂町

播磨分工場 - 兵庫県小野市

天龍エアロコンポーネント - 岐阜県各務原市


特装車事業部 - 横浜市鶴見区

佐野工場 - 栃木県佐野市

寒川工場 - 神奈川県高座郡寒川町

広島工場 - 広島県東広島市

イワフジ工業株式会社 - 岩手県奥州市

東邦車輛株式会社群馬製作所 - 群馬県邑楽郡邑楽町


事業部
航空機事業部

水陸両用航空機である飛行艇を製作、ボーイングエアバスから航空機部品の開発・製造を受託、自衛隊が使用する航空機の改造・定期修理などを行っている。過去には、日本航空機製造(NAMC)の生産分担を行ったこともある。

2012年4月には後述の救難飛行艇 US-2インド海軍への売込みを目指し、「飛行艇民転推進室」を設置[12]川崎重工業島津製作所と連携した専任チームを発足させる等[13]、活発な展開活動が行われている。

なお飛行場の無い東京都小笠原村父島母島で急病人が発生した場合等、当社製救難飛行艇が派遣され羽田空港内の羽田航空基地経由で東京23区の病院へ搬送していた。ただし、2018年の海自航空部隊改編で厚木基地へのUS-2の常駐が無くなったため、その後は硫黄島航空基地配備のヘリコプター硫黄島まで行き航空自衛隊C-2輸送機に乗り換えるように変更された。詳細は「救難飛行隊#歴史」および「硫黄島航空基地#概要」を参照

実験飛行艇 UF-XS

PS-1を製作する段階で、技術不足を補うためにアメリカ海軍からグラマンUF-1を譲り受けて研究、それを元に改造した量産型の4分の3ほどの大きさの飛行艇である。1機のみ改造。


対潜哨戒飛行艇 PS-1(PX-S)

対潜哨戒機。機体は後のUS-1と同型である。強力な境界層制御(BLC)システムによって高い短距離離着陸(STOL)性能を持ち、二式大型飛行艇譲りの良好な凌波性能を備えた機体である。しかし、対潜哨戒能力がP-3対潜哨戒機に及ばなかったこと等から、23機で調達が打ち切られた。


救難飛行艇 US-1(PS-1改)

PS-1を元に開発した災害救助用モデルである。PS-1から対潜哨戒用機材を取除き、代わりに災害救助用機材を搭載、さらに降着装置等を備えて離着陸可能とした(多くの飛行艇は離着陸できず、離着水のみ)。


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