新宿東宝ビル
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新宿東宝ビル
SHINJUKU TOHO BLDG.
新宿東宝ビル
(2016年7月25日撮影)
施設情報
所在地東京都新宿区歌舞伎町1丁目19-1[1][2]
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度41分43秒 東経139度42分07秒 / 北緯35.69528度 東経139.70194度 / 35.69528; 139.70194座標: 北緯35度41分43秒 東経139度42分07秒 / 北緯35.69528度 東経139.70194度 / 35.69528; 139.70194
状態完成
着工2011年
建設期間2012年7月 - 2015年3月[1][2]
竣工2015年3月25日[2]
開業2015年4月17日[2]
用途ホテル、映画館、アミューズメント施設他
地上高
高さ130.25m[1]
各種諸元
階数地上30階地下1階塔屋2階[1]
敷地面積5,590.65 [1]
建築面積4,214.10 [1]
延床面積54,735.31 [1]
構造形式鉄骨構造
鉄骨鉄筋コンクリート造
鉄筋コンクリート造[1]
エレベーター数18基[2]
駐車台数159台[3]
関連企業
設計竹中工務店[1][2]
施工竹中工務店[1][2]
所有者東宝株式会社
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新宿東宝ビル(しんじゅくとうほうビル、: SHINJUKU TOHO BLDG.)は、東京都新宿区歌舞伎町1丁目の新宿コマ劇場および新宿東宝会館(新宿プラザ劇場)の跡地に、東宝が建設した複合インテリジェントビル。低層部にはキーテナントとして「TOHOシネマズ新宿」が入居している。8階に設置された実物大のゴジラヘッドが特徴で、歌舞伎町のランドマークとなっている。2015年4月17日に開業した。
概要

2008年末、業績悪化と建物の老朽化を理由に、新宿コマ劇場および隣接する新宿東宝会館が閉館。2011年3月に解体工事が開始された。それから4か月後の同年7月、東宝はこの地に「新宿東宝ビル」を建設すると発表した。

発注者である東宝と事業提案から設計・施工までを手掛けた竹中工務店は、事業性と集客効果の両立を目指してあらゆる用途の施設を検討し、低層部では大型物販施設も候補に挙がり、地元からは「コマ劇場の跡地には、やはり劇場を」との声も根強かった[4]。しかし東宝は、事業性を踏まえると貸し劇場は厳しく、客離れで一度は歌舞伎町から消えた映画館にも不安があったが、東宝グループが得意とするシネマコンプレックスでチャレンジしようとの判断に至り、低層部にシネコンを設置することを決定した。

高層部のテナントは早い段階でホテルが入ることが決定し、藤田観光が近年、新ブランドとして運営するホテルグレイスリーが入居することとなった[4]

新宿東宝ビルは、地上30階地下1階建てで、延床面積は54,735.31m2。地下階に駐車場・駐輪場を設置し、1 - 2階に物販・飲食店舗・遊技場、3 - 6階をTOHOシネマズが運営するシネマコンプレックス「TOHOシネマズ新宿」[5]、8 - 30階にホテルグレイスリー新宿が入居し、2015年4月17日に開業した(ホテルの開業は同月24日)[6]。総事業費は約232億円[4]

実物大でガラス繊維補強セメント(GRC)造のゴジラヘッドがホテルロビーのある8階に設置され、ランドマークとなっているほか、低層部の外装はコマ劇場の歴史性を継承してほしいとの地元の声に応えて、劇場の幕をモチーフに採りデザインされている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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