新宿スワン
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関玄介(せき げんすけ)
バースト在籍当時は幹部で、武闘派である関派を率いていた。バーストに入る前はヤクザをやっていた。タツヒコのことを普段は「タチュヒコ」と呼び、一刻を争う状況や真剣な話をする際は「タツヒコ」と呼ぶ。バーストの新人スカウトで遊ぶのが好き。右目に斜視を持っており、また大きな戦いの前には大便をするというクセがある。ガサツでケンカっ早いが、シャブ中の女性を慰めたりと優しさも持ち合わせている。社長である神を「タヌキ」と呼ぶなど侮っているような態度が目立つが、過去(1997年)に自分の所属していた組の組長の女を寝取ったとして殺されかけたところを仕事で訪れた神に助けられ、バーストに入社したという経緯がある。その為、心の底での会社への忠誠心と社長への信頼は幹部に相応しいものを持っている。パラサイツと対決した際、森長を車で撥ねて大怪我を負わせた。「横浜王国編」にてウィザードのスカウトによりブロック塀で殴られ、7針縫う怪我を負う。その際、オールバックにしていた髪をバッサリ切り、坊主頭になる。眼鏡もこの時から着用していない。ウィザードの社長である滝マサキとは幼馴染で、神奈川県警に連行された時には関をウィザードの首魁に据えようとする滝によって釈放された。その後神によりバーストを裏切ったとしてクビ(実際には先述の通り恩義を重んじすぎるが故の独立を促す為の口実であり、滝との関係を知った上での神なりの決断であった)となるが、滝亡き後のウィザードを引き継いで自ら社長に就任し、彼の遺志を果たそうとするようになる。なお、滝のことは「マサキ」と名前で呼んでいた。(以後の詳細はウィザード「関玄介」を参照)
亀山(かめやま)
関派No.2で、関同様に武闘派。左の二の腕に和彫りがある。横浜王国編後は関の後釜として幹部となる。葉山曰く「一本気な性格」。関を尊敬しており、関脱退後も何かにつけて会おうとする。現在は時正や根駒と同様、スカウト一筋で活動している。「バースト奪還編」以後、関が率いる新生ウィザードに移籍。
時正(ときまさ)
バースト幹部で本部長。山城神の生前は彼の右腕的存在でもあり、入院中は社長代行となっていた。元々はミネルバ出身で神が独立すると供に退社。神同様酒は弱い。常にサングラスを着用しており(若い頃は着用していない)、温泉に浸かる時もサングラスをかけている描写がある。「バースト奪還編」にてシャブを扱うようになったバーストを嫌っており葉山からは冷遇され、省かれた扱いを受けたり急務を任されているが、それでもシャブには一切手を出さずスカウト一筋で活動していく方針を貫いている。髪型はかつては長髪だったが、今は坊主頭。顔には仕事関係でできたと思われる切り傷がある。現在の役職はバースト社長(タツヒコ)の相談役。「時正」は、名字か名前か、あるいは源氏名かは不明だが、彼の名刺にも「時正」と書かれているのみである。
根駒崇(ねこま たかし)
元真虎派のNo.2。冷静な人物だが、ケンカを一喝しただけで止めるなど貫禄はある(第1話のタツヒコとチンピラのケンカを止めたのは彼)。「バースト奪還編」ではシャブを取り扱う葉山の方針を否定し、スカウト一筋での活動を通す時正を慕っている。現在はバーストのシステム部部長。
葉山豊(はやま ゆたか)
元バースト幹部。バースト在籍時には葉山派を率いていた。バーストに吸収合併されたスカウト会社・ハーレム出身。元シャブのプッシャー(売人)。真虎と度々密会していたが、その意図は不明。ヒデヨシにシャブのプッシャーになる事を勧め、ヒデヨシがヘマをしてバーストや紋舞会から追われている所を口封じのため洋介に殺させた。また、横浜のウィザードの滝マサキとも繋がりがあり、タツヒコから「死んだはずのヒデヨシを見掛けたので探したい」と相談された時には彼を紹介した。表向きは冷静で頼れる先輩という印象だが、裏では狡猾で自己中心的な性格である。山城神が死んだ後はケツモチを美竹組の灰沢に依頼し、バーストの社長に就任。「バースト奪還編」では美竹組からの指示を受けてバースト内でシャブの取引を行っている。ハーレム時代の同僚、九龍タケシからは「口先だけはいっちょまえ」と皮肉を言われ、時正からは「儲かる側に付くタイプ」と評され、灰沢と真虎からは陰で「利用し易い」と言われ、天野修善からは「山城の部下じゃなかったら殺してる(ヒデヨシのシャブ販売が露見し、天野に謝罪に行った際、『部下がやったことで自分は関係ない』と釈明したことに対し)」と吐き捨てられ、大麻と芥からは「自分達がいなければシャブを上手く売りさばけない」などと、陰で馬鹿呼ばわりされている。後にトナミに社長の座を奪われてしまう。モリケンと共に、地方から出直そうと車で移動中、関らの待ち伏せにあい、制裁をくらった。その後、関にモリケンと共に拾われ、現在はウィザードの社員。
牛尾忠利(うしお ただとし)
バースト幹部で、ハーレムとの抗争時に一度バーストを辞めた出戻り組。出戻る直前のタイミングで闇金に手を出し、その後は独自の手法で成り上がり、アカブタグループのオーナーにまでなる。が、それも全て周りの策略であり最終的には出資法違反で逮捕される。周りから信頼されているタツヒコを妬み、彼にバーストを裏切らせようと目論んでいた。しかし、一度バーストを辞めた理由は社長がタツヒコを売ろうとした卑劣さに嫌気がさしたためであり、本来は仲間想いな一面もあったが、闇金業で成り上がるにつれ、卑劣さが増していった。逮捕された後は改心し、タツヒコのことを素直に評価するようになる。愛車は(ベンツ・Gクラス)。
鼠賀信之介(そが しんのすけ)
バースト幹部で、出戻り組。牛尾の旧友であり、牛尾は大きいことを成すべき人間であり、そのために力を貸すと決意していた。牛尾が逮捕された後は、「タツヒコの力になることが牛尾の意志に沿うことだ」と考え、横浜王国編ではチームタツヒコの参謀的役割を担った。非常に頭が切れる。「バースト奪還編」で葉山が社長に就任してシャブを扱うようになってからのバーストを「クソ」と吐き捨てている。この時期はシャブを扱う葉山の方針を否定し、スカウト一筋で活動している時正を慕っている。おかかおにぎりが苦手で、小学生の頃に無理やり食べて嘔吐したことがある。現在は吉川らと共に『MZクルー』に移籍。
南ヒデヨシ(みなみ ひでよし)
ハーレムの葉山派に所属していたスカウトマン。 本名は古屋ヒデヨシ(ふるや ひでよし)。先輩のスカウトマンを押しのけてまで幹部に上がろうとするほど野心的な性格で、真虎に敵を作りやすいと分析されていた。タツヒコを異様にライバル視し、時には見下した態度もとるようになる。裏ではプッシャーグループとつながり、スカウトの立場でシャブをさばくこともしており、プッシャーとしてのし上がろうと目論んでいた。卑劣な手でバーストの幹部になったものの、シャブをさばいている現場を関に見られ、バースト内で疑いの目をかけられてしまう。ついにはシャブの受け渡し現場をタツヒコにも目撃され、シャブを取り上げられ、取り返すためタツヒコとビルの屋上で直接対決をした。しかしケンカではタツヒコに敵わず、新宿から逃げるよう促された。しかし、他人を押しのけてものし上がるという目標は失っておらず、再起の決意を固めようとしていたが、新宿を去ろうとした時、自分をプッシャーの道に引きずり込んだ葉山が口封じのため洋介に指示をし、事故に見せかけて殺された。元々タツヒコとは学生時代の同級生で、いじめられっ子だったヒデヨシをタツヒコが助けていた。そこで自分より強いタツヒコにコンプレックスを持ち、同じスカウトマンとして強い対抗心を持つようになった。ヒデヨシ自身はタツヒコの事を気づいていたが、当の本人は最初は気付いていなかった。
川口洋介(かわぐち ようすけ)
元葉山派所属。タツヒコと同期で彼からは「洋ちん」という愛称で呼ばれていた。葉山の命令でヒデヨシを殺害。その罪の念により空っぽの人形のようになってしまう。その後ヒデヨシと同じ身なりをして同じ名前を名乗り、ウィザードのシャブのディーラーとなる。重度のシャブ中状態に陥っていたが、滝によってしがらみから救われる。最後は滝に拳銃で撃たれて死亡したかに見えたが、実際は防弾チョッキを着ており、生きていた。これは「シャブの取引の際の危機回避のため身に着けること」と「射殺されたように見えた場面では撃たれたように演技する」という注意を事前に滝から伝えられていた。その後、改めて素の状態でタツヒコと再会して新たな人生を始めることを語り合った。その後は地方に移り警備員のバイトをしながら弁護士を目指し法の勉学に励んでいる。
犬飼幸二(いぬかい こうじ)
ホストクラブ・セクシーガイの元ナンバー2。理由があってバーストに入社しスカウトを始める。スカウトの方法は「色恋」。巧みな話術で女性を落とし、スカウトしていく。スカウトするためだけにアオイに嘘をつき、付き合うが、後にその気持ちにすら自ら嘘をついていたことに気付き、本気で付き合い、北海道に移住後結婚する。真虎と葉山の策略によって美竹組から拉致され、アオイと共に殺されかけるが、タツヒコの命懸けの協力もあって、何とか一命を取り留める。その後、アオイと共に北海道へと身を移す。後にタツヒコがすすきのでバーストネオを立ち上げた際、タツヒコに力を貸す。北海道では馬頭からタツヒコ達の監視を命じられ、また朝河組に顔が利くなど、謎に包まれている部分も大きい。タツヒコが馬頭と面会した場面で、タツヒコを裏切ったことを明かす。その後、北海道に帰ってきたカエデに諭される。実はウォッチマンの社員で、その実務を1人でこなしていた(以後の詳細はウォッチマン「犬飼幸二」欄参照)。
井出登(いで のぼる)
犬飼と同期でバーストに入社、通称「イベサー」。現在の役職は中堅社員。何だかんだで、この同期の組でバーストに残っているのは井出のみである。
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