『DEATH』編は、後に修正版『DEATH (TRUE)』(WOWOWオンエア版)と再修正版『DEATH (TRUE)2』(1998年公開『REVIVAL OF EVANGELION』版)が公開され、VHS・LD化の際にも再修正版『DEATH (TRUE)2』が収録された。劇場公開された『DEATH』編で制作された新作シーンの多くは後の修正版でカットされ、VHS版やLD版で増補された第弐拾壱話 - 第弐拾四話に転用されている[注 3]。この修正版でカットされたシーンは、角川書店から発刊された本作品のフィルムブック(『DEATH』編のみの収録)で確認できる。
2003年にリニューアル版DVDが発売された際には、VHS・LD・DVD(1998年11月22日発売)に収録されている第弐拾壱話 - 第弐拾四話を「ビデオフォーマット版」[注 4]として『DEATH』編の追加カットが収録されている。
2014年8月18日深夜(19日未明)には、『映画天国』(日本テレビ、関東ローカル)で「エヴァまつり」[注 5]の一環として『DEATH (TRUE)2 TV版』が地上波初放送された[8][9]。
2015年8月26日に発売されたBlu-ray BOX[注 6]には劇場公開版の『DEATH』編が初収録されたほか、同時発売されたDVD-BOX[注 7]にはWOWOWオンエア版の『DEATH (TRUE)』が収録された。いずれも、初のソフト化である[10]。なお、TOHOシネマズ新宿ではBlu-ray BOXの発売を記念し、劇場公開版『シト新生 (DEATH & REBIRTH)』が上映された[注 8]。 『REBIRTH』編は、上記の理由によりリメイク版第25話「Air」の前半部分までの公開となった。内容はリメイク版第25話「Air」と同じであるが[注 9]EVAシリーズ(EVA量産機)が輸送機から投下されジオフロント上空を旋回している場面で、劇場版シト新生の主題歌である「魂のルフラン」が流れはじめ、スタッフロールとなる。 なお、VHS・LD版およびリニューアルされる以前のDVDには『REBIRTH』編が収録されていたが、内容が次作の『Air/まごころを、君に』(第25話「Air」)と重複[注 10]するため、『REBIRTH』編は2003年以降に発売されたリニューアル版DVDには収録されなかった。このため映像ソフトで『REBIRTH』編を視聴することが出来るのは長い間VHS・LD版およびリニューアルされる以前のDVDのみであったが、2015年8月26日に発売されたBlu-ray BOXとDVD BOXに『REBIRTH』編が再収録された[10]。 ストーリーについての詳細は、『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』を参照。
『REBIRTH』編
劇中使用曲
『DEATH』編
BWV1007『無伴奏チェロ組曲第1番』 - 『DEATH』編オープニングタイトルロール
BWV1006『無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番』より「ロンド風ガヴォット」- 『DEATH』編挿入曲
「カノン」 - 『DEATH』編エンディングタイトルロール
「FLY ME TO THE MOON <B-4 ピアノ>」 - 43秒バージョン、リニューアル版STAFFのスタッフロール、DVDのみ収録
『REBIRTH』編
「魂のルフラン」 - シト新生主題歌、『REBIRTH』編エンディングタイトルロール
スタッフ
企画:GAINAX
原作:GAINAX、庵野秀明
総監督:庵野秀明
監督:摩砂雪(DEATH)、鶴巻和哉(REBIRTH)
製作:角川歴彦(角川書店)、池口頌夫(キングレコード)、山賀博之(ガイナックス)、倉益琢眞(テレビ東京)
製作補:中山晴喜(セガ・エンタープライゼス)、高橋豊(東映)
プロデューサー:石川光久
演出助手
(DEATH):千葉大輔、津留洋子、安藤健
(REBIRTH):大塚雅彦、安藤健
構成:薩川昭夫(DEATH)
脚本
(DEATH):薩川昭夫、庵野秀明
(REBIRTH):庵野秀明
キャラクターデザイン:貞本義行(コミック:月刊少年エース連載/角川書店)
メカニックデザイン:山下いくと、庵野秀明
エヴァンゲリオンコンセプトデザイン:山下いくと