1953年4月1日国民健康保険法に基づいて、厚生省(現厚生労働省)の認可を経て設立し、国の事業を代行する公法人となる[2]。初代理事は日本文芸家協会から丹羽文雄(理事長)、日本美術家連盟から伊原宇三郎(常務理事)、出版美術家連盟から鴨下晁湖、日本著作家組合から中島健蔵、全日本工芸美術家協会から山崎覚太郎[3]。その後、写真やデザイン、生け花など着々と芸術系の加盟団体を増やした。
1961年6月24日、東京芸能人国民健康保険組合、京都芸術家国民健康保険組合、大阪文化芸能国民健康保険組合と文化関係国保組合協議会を結成[3]。 同組合に加盟する文芸・美術・映画・写真などの専門団体の会員であれば、国内どこに住んでいても加入できる[4]。毎月の保険料は、組合員の収入に関係なく均等となっている[5]。 アーティスト自身が法人事業所の事業主、従業員である場合は、全国健康保険協会等の被用者保険に強制加入となるため、同組合には加入できない。 発足時には5団体だったが、既存の専門団体も呼びかけに応じ、加入数は増えていった。芸術家だけでなく日本モータースポーツ記者会などジャーナリストの団体も加盟している。 2014年2月19日に主にインターネット上で活動するアマチュア創作者[6]の団体である日本ネットクリエイター協会、2021年には若手音楽クリエイターなどの団体である日本音楽作家協会が加盟するなど、新たな業態の団体にも門戸を開いている。 加入団体は本組合の加盟団体一覧表を参照[7]。
被保険者
組合が行う事業
保険給付 - 国民健康保険法に基づく法定給付、組合が任意に行う出産・死亡等に対する給付。
保健事業 - 組合員やその家族の健康の維持・疾病予防等を目的とした事業。
加入団体
脚注^ ⇒一般業種国民健康保険組合へのリンク
^ a b 文芸美術国民健康保険組合とは
^ a b ⇒50年のあゆみ
^ 加入希望の方
^ 保険料について
^ ボカロP(VOCALOIDによる音楽作品を発表するミュージシャン)や歌い手(歌唱する姿を動画投稿サイトへ投稿する歌手)など
^ 加盟団体一覧表
外部リンク
⇒公式サイト