文化放送
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また、ワイドFM開始にあわせて、ステーション ソングを尾崎亜美編曲版のQRソングから、浅川真洋作詞・作曲、山村響歌唱の新ステーション サウンドに変更し、放送開始・終了時やステーション ジングル、時報音、ニュースや天気予報、交通情報のアタックジングル・BGMも新ステーションサウンドを基にしたものに変更した[33][34][35][36](2020年3月30日より時報音、天気予報と交通情報のアタックジングル・BGMをリニューアルした際、周波数をアナウンスするステーション ジングルが「AM1134」を省略して「FM91.6」のみになるパターンが増えるが、2021年3月28日で後述の理由で使用を一旦終了した)。


2016年(平成28年)10月11日 - 「radiko.jp」で「タイムフリー機能」の実証実験スタート。リアルタイムで聴き逃した番組の音源を、一部の番組を除いて1週間後まで再生できるようになった。

2017年(平成29年)12月1日 - 「?キミはひとりじゃない? 文化放送受験生応援キャンペーン」をトンボ鉛筆をキャンペーンサポーター(スポンサー)にして開始[37]

2020年令和2年)

3月27日 - 日本国内の民放ラジオ局では初めての直営事業[注釈 33] として、1972年から47年間にわたって続けられてきた「文化放送ラジオショッピング」(通信販売サービス)が『くにまるジャパン 極』内の放送でサービスを終了した。

文化放送では、3月25日に『さよなら文化放送ラジオショッピング ?48年分の感謝を込めて?』という特別番組を11:00 - 13:00に放送[38][39]。自社制作番組内のラジオショッピングコーナーについては、同月28日からグループ外の通信販売事業会社(ジャパネットたかたなど)に委ねている。

「文化放送ラジオショッピング」としては、4月17日で全てのサービスを終了。7月1日から、インターネット上の通信販売サービス「文化放送ショッピング」へ移行した。


10月1日 - 番組を制作する部署ごとに担ってきた番組や派生コンテンツのデジタル化関連業務を集約させる目的で、放送事業本部直轄のデジタル推進部を新設。同時に発令された人事異動では、アナウンサーの太田英明が、放送事業本部編成局のアナウンス部長からアナウンス職兼務のまま編成局長に昇格した[40]

10月31日 - 東京ソラマチ内の「TOKYO SKYTREE TOWN STUDIO」の使用を終了したうえで閉鎖。跡区画は、店舗用スペースへの改装を経て、2021年4月22日からサーティワンアイスクリームが「東京スカイツリータウン・ソラマチ店」を営業している。


2021年(令和3年)

3月27日 - 1968年11月19日から52年5ヶ月にわたって放送されてきた『日野ミッドナイトグラフィティ 走れ!歌謡曲』がこの日で終了。

3月29日 - 2022年3月31日に迎える開局70周年に向けて、「もっと過激に もっと優しく 文化放送」とのコンセプトの下で、「開局70周年アニバーサリーイヤー」企画を開始。その一環として、QRソングの開局70周年バージョン(ステーションサウンドを作詞・作曲した浅川真洋が編曲、歌唱する山村響が歌唱)を制作したうえで、交通情報・天気予報のBGMや各種コールサインなどで使用を開始[41]。時報音についても、2015年12月6日まで使用していた音源に戻している。

7月1日 - 社内組織を大幅に改編するとともに、社内の部署を4局1室、役員を3人にまで削減。改編前の部署のうち、経営管理本部、放送事業本部、メディア開発本部を廃止した。

改編に伴って新たに設けられた部署は、「アドミニストレーション局」「カスタマーリレーション局」(関西支社を管轄)「コミュニケーションデザイン局」(アナウンス部や報道スポーツセンターなどを管轄)「メディアイノベーション局」「マネジメントイノベーション室」で、編成局は「コミュニケーションデザイン局」に改称。上記の名称は、A&G関連番組のプロデューサー、A&G事業部の部長、専務などを歴任した片寄好之(特別顧問)が考案した[42]。編成局長の太田は前日付で編成局長を退任したが、アナウンス職を兼務したまま、局長級の待遇でコミュニケーションデザイン局のエグゼクティブ・プロデューサーに異動。

吉田照美のやる気MANMAN!』など多数の番組でディレクターを務めた後に、前年(2020年)12月から社長に就任していた斉藤清人は、役員削減を「『このまま立ち止まっていてはいけない』という危機感の下で、局・室長の責任・権限を明確に定めながら、意思決定のスピードアップを図った」[43] 、編成局をコミュニケーションデザイン局に改称することは「ラジオ局には令和時代に入ってから、『番組』というコンテンツを作るだけではなく、『編成』という概念の少ないインターネットなどの世界に番組を広げていくことが問われている。放送局にとって忘れてはならない、捨ててはならない『編成』(という業務)を心に残しながら、放送局の心臓部であることを意味する『編成』という言葉をあえて乗り越えてでも、リスナーや出演者とのコミュニケーションを『デザイン』するという(方向性)を選択した」[42]と述べた。



2022年(令和4年)

3月31日 - 財団法人日本文化放送協会による開局から、この日で70年に到達。 例年「開局記念日」として特別番組を編成しているこの日から、4月3日までの7日間を「開局70周年ウイーク」に設定した。さらに、「開局70周年」を記念した特別番組として、期間中(3月31日の22時から4月3日の20時まで)に『開局70周年 もっと一緒に!文化放送リスナー大感謝スペシャル「きっかけはラジオ」』を延べ70時間にわたって放送した[44]

この特別番組では、往年の人気番組を復活させる企画を相次いで編成。その一つとして、4月3日の14時から16時まで放送された『吉田照美のてるてるワイド』では、「入社前(中学・高校時代)は『てるてるワイド』のヘビーリスナーで、文化放送に入社するきっかけを与えた番組だった」と公言している斎藤が、前述した制作畑での経験を背景に、現職の社長としては初めて総合プロデューサーを務めた[45]



2023年(令和5年)

6月1日 - ウクライナの出身で、和歌山大学へ留学中の2022年に文化放送でインターンを経験していたパーダルカ・オリハを、契約社員(記者)として採用したうえで報道スポーツセンターに配属。日本以外の国・地域の出身者を文化放送が社員として採用することは「開局以来初めて」とのこと[46]で、本人は入社後に『オリハの今まで知らなかったウクライナ』(ポッドキャスト限定の音声コンテンツ)へ出演している。

7月1日 - 社内組織を改編。2021年の大規模な組織再編で誕生した部署(前述)の名称が「分かりにくい」との指摘を設置当初から受けていたことを踏まえて、「総務局」(総務部・財務部・技術システム部を管轄)「コンテンツ局」(報道スポーツセンター・制作部・デジタルソリューション部・A&G事業部などを管轄)「メディアビジネス局」(営業部・営業推進部・ネットワークソリューション部・関西支社を管轄)「経営戦略室」から成る3局1室体制に改めたほか、「編成部」をコンテンツ局傘下の部署として2年振りに復活させた。
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