敵性語
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

^ 世界各国で見られる人種主義、宗教的不寛容、民族憎悪などによる敵意や排除運動の一覧については反文化、反国家、反民族運動(英語版)を参照のこと。
^ a b c 槍玉に上つた「ミス」時局に不向きな藝名を改めよ 演藝會に「肅名旋風」(東京發)[6] 漫才のミス・ワカナや歌謡曲のミス・コロンビア、ジャズのデイックミネといつた當代の人氣者たちに大痛事…多年賣込んだこれらの藝名が内務省の映畫法實施を機會とする藝名肅正方針最初の槍玉に上つて近く改名の餘儀なきに至り、今後はうつかり藝名もつけられんと業界に大恐慌を捲き起してゐる、昨年十月一日施行された映畫法第五條により映畫關係者は全部内務省の登録を受けなければならなくなり、大日本映畫協會から技能證明を貰つた演技二千二百卅三名、演出三百卅一名、撮影三百廿五名、計二千八百八十九名がドツと登録を願ひ出すわけである、
これを前に内務省としては映畫文化延いては國民文化向上の立場からあまりにフザけた名前、日本人らしくない名、偉人らの尊敬を傷つける名などを一掃して藝名を肅正すべく同省に松竹 日活、東寶、新興、帝畜、日畜ら各社代表者を招致、渡邊警務課事務官からこの方針を傳へたが、差し當り槍玉に上つたのは(中略)これらについてはまづ映畫登録名の改名を求めるが、この方針はそれぞれ舞臺やレコードの場合にも及ばすはずで、警視廰ではこれとは別個の肅名旋風をあらはすべく研究中である(記事おわり)
^ 1945年1月18日公開『日本ニュース 第242号』(補助タンク、プロペラ)等。朝日新聞1943年12月6日夕刊「コドモ科学教室/五年後の航空機」という記事で(プロペラ、ロケット、ガソリン)など。朝日新聞の『大東亜時局語』(1944年)では、多数の英単語を解説したり紹介している[11]
^ a b c 日本で英語は禁物 煙草國粹的 バツトとチエリーを改名改称(東京三十一日同盟)[13] 大藏省専賣局では光輝ある紀元二千六百年を迎へて、大衆に親しまれてゐるゴールデン・バツトチエリーを國粹的な名稱に變へることとなり、バツトは金鵄、チエリーはと改名、十一月上旬ごろより發賣することになつた、金鵄の意匠は杉浦非水畫伯の選でバツト同様青色と金色の配合、たゞ蝙蝠金鵄に變り「金鵄」の漢字がつき、英字で現してゐたバツトのリボン状模様が漢字の模様に變つた、又チエリーの櫻は英字チエリーを全部櫻の漢字に置き替へられた、(記事おわり)
^ a b 外國語の試驗全廢 地理もアジア、歴史は國史だけ 陸軍が「入試」に大英斷(東京發)[18] 外國語偏重問題が永年の間教育界の論議の中心となつてゐる折から陸軍では今秋行はれる将校生徒の採用試驗課目から一切の外國語を抹殺することに決定、教育總監部では昨年四月入校豫定の陸軍豫科士官學校生徒、陸軍經理學校豫科生徒、幼年學校生徒の採用新規則を次のごとく十二日發豹することになつた、それによると(入学条件略)このうち士官校、經理校の採用試驗にあたつては從來重要視してゐた外國語を取除いたほか歴史も外國、東洋の兩歴史を削除して一切國史だけとし地理も歐米を廢止してアジア州だけにとどめることとなつた(記事おわり)
^ 若手将校の士官次室をガンルーム[22]、船の甲板で使用するリノリウムなど。
^ 支那派遣軍の「CGA」、近衛第2師団の「2GD」、中戦車の「MTK」、対戦車砲の「TA」、機動艇の「SS艇・SB艇」、戦艦の「B」、水雷戦隊の「Sd」、連合艦隊の「GF」、第四艦隊の「4F」、南東方面艦隊の「NTF」、機動部隊の「KdB」、第一遊撃部隊の「1YB」など[27]
^ 作戦名でもマレー戦香港戦フィリピン戦グアム戦蘭印戦ミッドウェー海戦、の日本側名称は、それぞれ「E作戦」、「C作戦」、「M作戦」、「G作戦」、「H作戦」、「MI作戦」であった[28]
^ a b お客さま御安心を…… これから愈々日本語萬能時代 船の掲示總て日本字に(東京六日同盟)[34] 純國産船の誇りは先づ日本語から…と大阪商船では、七月華々しい處女航海に上る同社最大の世界一周船アルゼンチン丸の内部掲示から英語万能を驅逐して日本文字を採用することとなり、各商船會社でも漸次これにならひ興隆日本の海運界にさわやかな話題を投げかけてゐる 最近日本郵船で船内食堂のメニューに日本語を採用して外人客を驚かしたが、日本精神の高揚、世界に伍する海運の發展を象徴して、明治以來不文率となつてゐた英語使用を一擲することになつたもので、スモーキング・ルームは喫煙堂に、フオースト・クラス・エントランスは一等入口といふやうに全部訂正される。アルゼンチン丸ではその航路が香港サイゴンシンガポールコロンボケープタウンリイオデジヤネロヴユノスアイレスパナマ桑港などを經由するので、乗客の便宜をはかつて日本語のもとに英語スペイン語ポルトガル語を書きこむはずである(記事おわり)
^ 日本海軍が編制した遣支艦隊(1918年8月、新編)、支那方面艦隊(1937年10月、新編)など。
^ 21世紀でも警察用無線機のマイクジャックにはこの語が見える。スピーカージャックの方は「受話器」。
^ 日本陸軍は1943年11月時点でキャラメルを使用していた[54]。日本海軍や民間では「キャラメル」を使用している[55][56]
^ 「コロッケ」も使用されていた事例あり[59]
^ 漢字表記としては「燐寸」がある。
^ 詳細は「ウィンザー朝バッテンベルク家」を参照。

出典^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 『戦争と平和の事典 現代史を読むキーワード』p.49。
^ “随感 英國の日本語熱 米野豊實”. Hoji Shinbun Digital Collection. Mansh? Nichinichi Shinbun, 1942.10.22 Edition 02. pp. 01. 2024年4月28日閲覧。
^ a b “米英文化の流した "自由觀"の撲滅 商標に僞装せる敵性語”. Hoji Shinbun Digital Collection. Mansh? Nichinichi Shinbun, 1943.01.12 Edition 02. pp. 02. 2024年4月28日閲覧。
^ 第一次世界大戦の起源 1997, pp. 287?288.

次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:146 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef