教会暦
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十字架称賛 9月14日。祝日。主日に優先する。

諸聖人 11月1日。祭日。

死者の日 11月2日。祭日でも祝日でもないが、主日に優先する。

ラテラン教会の献堂 11月9日。祝日。主日に優先する。

王であるキリスト 年間の最終主日。祭日。「年間」は「王であるキリスト」の主日に続く土曜日までの一週間で終了し、再び待降節から新しい典礼暦上の一年が始まる。


聖公会の教会暦

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出典検索?: "教会暦" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2011年12月)

聖公会では聖餐式中に旧約聖書使徒書福音書の朗読と詩篇の交唱が行われるほか、朝夕の礼拝においても日課として聖書朗読が行われる。朗読箇所は、聖餐式が3年サイクル(改訂共通聖書日課のA年、B年、C年)、朝夕の礼拝が2年サイクル(第1年、第2年)で指定されており、これを聖書日課と称する。聖書日課表は祈祷書に収録されているほか[9]、毎年の教会暦に従って「教会暦・日課表」が年ごとに作成される。なお、聖餐式で朗読される聖書箇所を抜き出した「聖餐式聖書日課」がA年、B年、 C年用と3種類作られ、用いられている。

日本聖公会では祈祷書によって祝日を定めている。祝日の種類は次の通りである。
祝日・記念日

主要祝日
復活日(
イースター)、昇天日聖霊降臨日三位一体の主日降誕日顕現日諸聖徒日

主日に優先して守られる祝日
主イエス命名の日被献日主イエス変容の日
期節アドベントろうそくの1本(一番手前)がローズ・サンデイ用にバラ色で、クリスマス当日には全部点灯されている(ハワイ米国聖公会教会で、2016年12月25日)

降臨節 (イエスの誕生を待ち望むための節)

第三主日:ローズ・サンデイ


降誕節 (イエスの誕生から顕現までの節)

降誕日 (クリスマス、12月25日)

主イエス命名の日(1月1日)


顕現節

顕現日(1月6日)

顕現後第一主日・主イエス洗礼の日


大斎節 イエスの受難を偲び、復活日まで悔い改めを行う節。

大斎始日(灰の水曜日)

聖週(扱いは大斎節)

復活前主日

復活前月曜日

復活前火曜日

復活前水曜日

聖木曜日

聖金曜日・受苦日

聖土曜日



復活節 イエスの復活を記念する節。

復活日

復活後月曜日

復活後火曜日

復活後水曜日

復活後木曜日

復活後金曜日

復活後土曜日

昇天日

復活節第7主日・昇天後主日

聖霊降臨日(ペンテコステ) 使徒に聖霊が降臨したことを記念する日。


聖霊降臨後の節

聖霊降臨後第1主日・三位一体主日

聖霊降臨後第2主日?聖霊降臨後第27主日(27までない年もある)

聖霊降臨後最終主日(降臨節前主日)


プロテスタントの教会暦

宗教改革を記念し、10月31日宗教改革記念日が祝われる。

教会暦を用いないプロテスタントもある。歴史的にはルーテル教会は教会暦を守り、ピューリタンは教会暦のクリスマスや待降節も否定する傾向にあった[10]。講解説教を行う教会では、教会暦に直接対応しない聖書箇所が朗読箇所になることもあり、その場合の判断は各教会によって分かれる。
ルーテル教会の教会暦

ルーテル教会の教会暦である[11]

待降節

キリスト降誕祭、年末、顕現日(待降節)

降誕日

降誕後第一主日

大晦日夕べの祈り

新年(主の割礼と命名の日)

降誕後第二主日(日本では「顕現主日」の場合が多い)

顕現日

顕現後

顕現後最終主日(変容主日)


四旬節前

四旬節

灰の水曜日

枝の日曜日


聖木曜日

聖金曜日(受苦日)

聖土曜日

復活徹夜祭

復活日

復活節

主の昇天

聖霊降臨祭(ペンテコステ)

三位一体日(聖霊降臨後日曜日)

宗教改革記念日10月31日

最後の審判の日曜日、永遠の日曜日(教会暦最終日曜日)

日本のプロテスタントの教会暦

日本では、戦時体制下の苦い記憶と偶像崇拝の罪を犯した歴史を記憶するためとして、2月11日を「信教の自由を守る日」としている。

以下は、多くの教会で守られている祝日である[12][13]

待降節

クリスマス

元旦礼拝

公現日

信教の自由を守る日(2月11日) 

灰の水曜日

受難節

世界祈祷日

棕櫚の主日

洗足日

受難日

復活日

母の日

昇天日

ペンテコステ

三位一体主日

子どもの日(花の日

世界聖餐日

父の日

宗教改革記念日(10月31日

収穫感謝日

注釈^ 典礼がカトリック教会において頻繁に使われる単語であることから、「典礼暦」という用語もカトリック教会で頻繁に使われるが、出典の通り、プロテスタントにおいても「典礼暦」という用語が使われる事例も若干ある。

参照元^典礼(儀式)・行事カトリック中央協議会
^キリスト教礼拝小辞典(松山與志雄)
^ 『正教会暦 主降生2013年』日本ハリストス正教会教団
^ a b 高橋 p210
^祈り-祭と斎:日本正教会 The Orthodox Church in Japan
^ アルフェエフ、高松 p95
^ 高橋 p211
^The Orthodox Calendars
^日本聖公会祈祷書」(1991年)の「聖書日課・詩編」で、第1表:聖餐式聖書日課、第2表:祝日等聖書日課、第3表:年間聖書日課・詩編
^ ロイドジョンズ『説教と説教者』いのちのことば社
^ K.H.ビーリッツ『教会暦-祝祭日の歴史と現在』教文館、日本福音ルーテル教会式文
^ 『クリスチャンダイアリー』いのちのことば社
^ 『Christian Home Calendar』IZUMISYA


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