政見放送
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^ テレビタレントから参議院議員に転身した青島幸男が、1975年の国会で「当委員会(注:参議院予算委員会)で、かつて佐藤総理に御質問した際に(略)政見放送もラジオだけじゃなしに、テレビを通じて行われるようにしたらいかがでしょうかということを、私その際提案いたしました」との発言を行っている(第75回国会 参議院 予算委員会 第9号 昭和50年3月13日 018 青島幸男)。青島の当該発言(1968年)は「選挙技術の問題につきましては、発達しておりますマスコミュニケーションを大幅に活用すべきだと考えます」というもので、「テレビ」の語は用いなかった(第59回国会 参議院 予算委員会 第2号 昭和43年8月10日 360 青島幸男)。また、「参議院は衆議院と別個に切り離してこのものを考えることが肝要だと思う」と、参院選に限った解禁要望を示唆していた(同)。
^ テレビ政見放送実施のための具体的な事項は、「公職選挙法施行令」および自治省告示に委任し、これについての「公職選挙法施行令の一部を改正する政令」(昭和44年政令第228号)および「政見放送及び経歴放送実施規程」(昭和44年9月1日自治省告示第139号)が、1969年(昭和44年)9月1日から施行された。従来のラジオ放送による政見放送のための「候補者政見放送実施規程」(昭和28年3月19日自治庁告示第7号)は廃止され、テレビ放送、ラジオ放送を通じて新しく定められた実施規程によって選挙放送が行なわれることとなった。のちに、「政見放送及び経歴放送実施規程」は、平成6年11月29日自治省告示第165号にてすべて改正された。
^ 現時点で広域圏に所在するNHKの県域放送による政見放送は行われていないのと、埼玉県、千葉県、神奈川県は県域テレビ放送未実施のため。後述のNHKにおける地域特例も参照。
^ 第46回衆議院議員総選挙においては、中央選管が2012年11月22日付官報で、北関東ブロックについては全部をテレビ東京に、東京都単独のブロックでは民放割当分のうち1回だけを日本テレビ、残りをTBSテレビに、それぞれ実施させることを告示した。
^ 合同選挙区によって該当する都道府県の放送局が異なる場合、それぞれの都道府県で同一回数放送が行われるように調整が行われる。第24回時点で該当するのは徳島県・高知県選挙区のみであるが(鳥取県・島根県選挙区は民放の放送エリアが2県にまたがっている)、同回においては徳島県唯一の民放である四国放送が3回(および同局のラジオで1回)、高知県の民放3局(高知放送テレビ高知高知さんさんテレビ、および高知放送ラジオで1回)が各1回放送を行う[12]
^ 東京都分の政見放送は2007年(平成19年)の東京都知事選挙までは東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)ではアンテナ普及率が低いと判断してか放送されなかったが、デジタル化を見越して規程を改正したので、2007年(平成19年)の参院選以後は放送可能となった。2007年(平成19年)の東京都知事選挙ではTOKYO MXの代わりにテレビ朝日が政見放送を行った。ただし放送は通常の番組開始前の早朝である。
^ ただし、当該期間中限定の特別企画を行ことがあり、『シブ5時』時代の2021年10月25日 - 28日に大河ドラマ青天を衝け』に関するシリーズ企画『青天を歩け』を放送していた。
^ 第22回参議院議員通常選挙が行われた2010年の時点では出入中継が行われていた[23]
^ 政見放送を行う際の冒頭にもある「提出されたものをそのまま放送します」という文章は、映像などを編集することが禁止されているため、テロップ・L字型画面などの挿入も「映像の編集」にあたる。
^ 気象業務法第15条第6項に「第1項の通知を受けた日本放送協会の機関は、直ちにその通知された事項の放送をしなければならない」と規定されている。
^ この時、政見放送を行っていない静岡・甲府両局の総合テレビとBS2、NHKワールド・プレミアムでは通常通り「NHKニュースおはよう日本」を放送していたが、緊急地震速報のテロップは総合テレビ、BS2で表示された。
^ その他の地域は関西地方以外は「ゆうどきネットワーク」を、関西地方は地域番組の「あほやねん!すきやねん!」を通常通り放送していた。
^ なお関東地方のラジオ第1では地震発生時、小選挙区(神奈川県)立候補者経歴放送も放送しており、また18時台には衆院選と同時執行の東京都知事選挙の経歴放送も予定されていたが、いずれも同様に打ち切りや中止となり、その後改めて放送された。
^ 総合テレビ・BS1・ラジオ3波およびNHKワールド。BS1とNHKワールド・プレミアムは総合テレビと同一内容、ラジオ3波およびNHKワールド・ラジオ日本はラジオセンターのニューススタジオからの同一内容。NHKワールドTVは独自の内容。
^ なお、2020年の都知事選で後藤のNHKにおける政見放送はそのまま放送された(2016年の放送で削除があったことに抗議する内容で、その放送では削除対象であった俗語も含まれた)。
^ NHK・民放連共同ラジオキャンペーン実施に伴う民放ラジオ同時配信サービスのNHK実験配信期間中に行われた第48回衆議院議員総選挙と本配信移行後の第25回参議院議員通常選挙において同様の措置を取った。

出典^ https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%94%BF%E8%A6%8B%E6%94%BE%E9%80%81/#jn-121426
^ a b c d NHK 編『放送の五十年 昭和とともに』日本放送出版協会、1977年3月30日、122 - 124頁。
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