提供クレジット
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かつて「フェードイン - カットアウト」で表示していた局では日本テレビ[注 17]フジテレビ[注 18]テレビ朝日[注 19]関西テレビ[注 20]テレビ大阪[注 21]BS日テレ[注 22]など。

日本テレビのプロ野球中継「DRAMATIC BASEBALL」(地上波・CS)では、スライド(横スクロール)表示で提供クレジット表示を行っている。

また、2022年12月現在はまだスペシャル番組や大型スポーツ番組(FIFAワールドカップ等)などに限られるが、「スポンサー社名の文字が飛んでくる」などのアニメーション効果を使ったものもあらわれてきている。

番組途中の提供スポンサー枠の入れ替え(そのまま次のスポンサー枠への入れ替え)の場合、民放局の大半では境目でもそのままクロスカットで切り替わるが、枠の境目であることを判りやすく示すため、日本テレビ、朝日放送テレビなどの様に一旦フェードアウトで消去した後にフェードインで再表示する局、TBS、テレビ朝日などの様に横回転するパターン(前者は動きが滑らかで提供の文字も含めてすべて入れ替え。後者は"提供"の文字はそのまま表示して、スポンサー名部分のみ入れ替え、CGらしさの動きを表現している(場合によっては、クロスカット切り替わるパターンにもある。))をつけて行なう局もある。この横回転して切り替わるパターンはTBS以外のJNN系列でも行われているところがある(前者の全て切り替わるパターンはCBCテレビ、後者の“提供”を残すパターンは毎日放送RKB毎日放送HBCなどで実施している)。ただし、ローカルセールスからネットワークセールス(またはその逆)における入れ替えでの境目では一旦フェードアウトまたはカットアウトしてから再表示を行う。

毎年8月に日本テレビで放送される『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』では、2020年まで画面の左下にその年のチャリTシャツのCG、右下に提供クレジットを表示していた(スポンサーの読み上げはなく、代わりに『ザ!鉄腕!DASH!!』のスポンサー入れ替え時と同様に『ここから(まで)は ○○ △△ □□の提供でお送りします(しました)』という表記のテロップを表示)。2021年からはチャリTシャツのCGが廃止され、『スッキリ』『ヒルナンデス!』『news every.』などと同様の背景色と企業ロゴのカラー表示に変更された。

2010年代になってからは提供クレジット表示中は背景の文字やロゴにぼかし処理を施すことが多くなっている(当初は提供社のライバル会社関係が多かったが、近年ではそれ以外でも行っている場合がある)。なお、ローカルセールス枠の場合、スポンサーが付かない局では、ぼかし処理のみが施されている状態となる。

提供クレジットの隣に表示のテロップ

提供クレジットが表示される際に上下または左右にテロップが表示されることがある。文字の向きは上下の場合は横書き、左右の場合は縦書きで表示される。大抵の場合、日本テレビ(同局系列局等を含む。)・フジテレビ(同局系列局等を含む。)等は左右、テレビ朝日(同局系列局等を含む。)・TBS(同局系列局等を含む。)・テレビ東京(同局系列局等を含む。)等は上下に表示される(局によっては、上下に表示されるケースと左右に表示されるケース等が偏っている。)[注 23]
表示様式

テレビにおける提供クレジットは、スポンサーとしての出資額によって「一画面つき、一社」または「一画面に複数社」にわかれる。出資額が多ければ「一画面一社」として優遇され、少なければ「一画面複数社」となるのが原則である。

放送局では筆頭スポンサーを中心としてゴールデンプライムタイムの枠を中心に(スポーツ中継など日中の番組で出す場合もある)企業のロゴをカラー化する表示でクレジットする場合がある。日本テレビでは、2020年8月下旬から従来の土日を含む一部曜日の20時台と日曜21時台と月曜22時台と平日23時台(『news zero』)にカラー表示を増やし、2020年10月からは読売テレビの系列局が制作する一部番組を除き(ただし、中京テレビ制作の『それって!?実際どうなの課』は含む)、各社提供とローカルセールス枠を含めて、全番組がカラー表示となった(一部企業除く。プロ野球中継も含む)。一部日本テレビ系列でも2020年10月1日よりローカル番組や全国ネット時のローカルスポンサーの表示などもカラー表示となった[注 24]。読売テレビも半年遅れの2021年4月より、他の系列局と同様にカラー表示となった。TBSでは、長らく筆頭スポンサーのみカラー表示(各社提供は一部番組のみ)であったが、2021年4月からは、日本テレビ系と同様に、各社提供とローカルセールス枠を含めて、全番組がカラー表示となった(一部企業除く)。

さらに、2022年4月からはテレビ朝日とテレビ東京でも各社提供とローカルセールス枠を含めて、全番組がカラー表示となった(一部企業除く)。また、フジテレビでも、2018年10月から平日18時台(『Live News イット!』)、月曜21時台(全社筆頭スポンサーだが、一部は従来の表示)と22時台(関西テレビ制作)、木曜22時台、土曜21時台から23時台前半にカラー表示を増やしている(30秒提供は一部除く)。フジテレビ系列も時間帯によってはスポンサーの一部の提供クレジットをカラーにする局もある。2022年10月からは正式に各社提供とローカルセールス枠を含めて、全番組がカラー表示となった(一部企業除く)。これにより在京民放5局(同局系列局等を含む。)全ての全番組の提供クレジットがカラー表示に完全移行した。

キー局や準キー局以外にも全国の地方局のほとんどが2022年4月(2021年中から対応した局もあり)からカラー表示[注 25]に対応、これまでは一部企業のみ白黒の表示だった放送局も全てカラー表示に変更されている。系列によっては系列局に対して提供クレジットの表示法や「提供」のフォントも統一されている。

全放送局の全般の番組では、日本テレビ系・フジテレビ系(カンテレ・東海テレビ発は全国ネット配信分のみ)・テレビ朝日系のほぼ全部の番組と、TBS系・テレビ東京系は一部の番組で白地の透かし絨毯形式でクレジットされている(TBS系は基本的に絨毯なしのカラー表示のみのものだが、日曜劇場や一部の冠協賛特番などについては絨毯あり(この場合は「提供」文字なし)のバージョン。


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