提供クレジットが表示される際に上下または左右にテロップが表示されることがある。文字の向きは上下の場合は横書き、左右の場合は縦書きで表示される。大抵の場合、日本テレビ(同局系列局等を含む。)・フジテレビ(同局系列局等を含む。)等は左右、テレビ朝日(同局系列局等を含む。)・TBS(同局系列局等を含む。)・テレビ東京(同局系列局等を含む。)等は上下に表示される(局によっては、上下に表示されるケースと左右に表示されるケース等が偏っている。)[注 23]。 テレビにおける提供クレジットは、スポンサーとしての出資額によって「一画面つき、一社」または「一画面に複数社」にわかれる。出資額が多ければ「一画面一社」として優遇され、少なければ「一画面複数社」となるのが原則である。 放送局では筆頭スポンサーを中心としてゴールデン・プライムタイムの枠を中心に(スポーツ中継など日中の番組で出す場合もある)企業のロゴをカラー化する表示でクレジットする場合がある。日本テレビでは、2020年8月下旬から従来の土日を含む一部曜日の20時台と日曜21時台と月曜22時台と平日23時台(『news zero』)にカラー表示を増やし、2020年10月からは読売テレビの系列局が制作する一部番組を除き(ただし、中京テレビ制作の『それって!?実際どうなの課』は含む)、各社提供とローカルセールス枠を含めて、全番組がカラー表示となった(一部企業除く。プロ野球中継も含む)。一部日本テレビ系列でも2020年10月1日よりローカル番組や全国ネット時のローカルスポンサーの表示などもカラー表示となった[注 24]。読売テレビも半年遅れの2021年4月より、他の系列局と同様にカラー表示となった。TBSでは、長らく筆頭スポンサーのみカラー表示(各社提供は一部番組のみ)であったが、2021年4月からは、日本テレビ系と同様に、各社提供とローカルセールス枠を含めて、全番組がカラー表示となった(一部企業除く)。 さらに、2022年4月からはテレビ朝日とテレビ東京でも各社提供とローカルセールス枠を含めて、全番組がカラー表示となった(一部企業除く)。また、フジテレビでも、2018年10月から平日18時台(『Live News イット!』)、月曜21時台(全社筆頭スポンサーだが、一部は従来の表示)と22時台(関西テレビ制作)、木曜22時台、土曜21時台から23時台前半にカラー表示を増やしている(30秒提供は一部除く)。フジテレビ系列も時間帯によってはスポンサーの一部の提供クレジットをカラーにする局もある。2022年10月からは正式に各社提供とローカルセールス枠を含めて、全番組がカラー表示となった(一部企業除く)。これにより在京民放5局(同局系列局等を含む。)全ての全番組の提供クレジットがカラー表示に完全移行した。 キー局や準キー局以外にも全国の地方局のほとんどが2022年4月(2021年中から対応した局もあり)からカラー表示[注 25]に対応、これまでは一部企業のみ白黒の表示だった放送局も全てカラー表示に変更されている。系列によっては系列局に対して提供クレジットの表示法や「提供」のフォントも統一されている。 全放送局の全般の番組では、日本テレビ系・フジテレビ系(カンテレ・東海テレビ発は全国ネット配信分のみ)・テレビ朝日系のほぼ全部の番組と、TBS系・テレビ東京系は一部の番組で白地の透かし絨毯形式でクレジットされている(TBS系は基本的に絨毯なしのカラー表示のみのものだが、日曜劇場や一部の冠協賛特番などについては絨毯あり(この場合は「提供」文字なし)のバージョン。
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