提供クレジット
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民放局の大半は「フェードイン - フェードアウト」で表示するのがほとんどである(局により動きが速めの局とゆっくり目の局に分かれている)[注 13][注 14][注 15]

「カットイン - カットアウト」で表示する民放局は以前は比較的多かったが、2022年12月現在は減少している。

2022年12月現在「カットイン - カットアウト」で表示を行なっている局は、地上波放送ではTBS群馬テレビとちぎテレビ東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)、信越放送静岡朝日テレビ岐阜放送KBS京都大分放送琉球放送で、BSデジタル放送もBS-TBSのみとなっている[注 16]


かつては「フェードイン - カットアウト」で表示するパターンも多かったが、2022年12月現在は減少している。かつて「フェードイン - カットアウト」で表示していた局では日本テレビ[注 17]フジテレビ[注 18]テレビ朝日[注 19]関西テレビ[注 20]テレビ大阪[注 21]BS日テレ[注 22]など。

日本テレビのプロ野球中継「DRAMATIC BASEBALL」(地上波・CS)では、スライド(横スクロール)表示で提供クレジット表示を行っている。

また、2022年12月現在はまだスペシャル番組や大型スポーツ番組(FIFAワールドカップ等)などに限られるが、「スポンサー社名の文字が飛んでくる」などのアニメーション効果を使ったものもあらわれてきている。

番組途中の提供スポンサー枠の入れ替え(そのまま次のスポンサー枠への入れ替え)の場合、民放局の大半では境目でもそのままクロスカットで切り替わるが、枠の境目であることを判りやすく示すため、日本テレビ、朝日放送テレビなどの様に一旦フェードアウトで消去した後にフェードインで再表示する局、TBS、テレビ朝日などの様に横回転するパターン(前者は動きが滑らかで提供の文字も含めてすべて入れ替え。後者は"提供"の文字はそのまま表示して、スポンサー名部分のみ入れ替え、CGらしさの動きを表現している(場合によっては、クロスカット切り替わるパターンにもある。))をつけて行なう局もある。この横回転して切り替わるパターンはTBS以外のJNN系列でも行われているところがある(前者の全て切り替わるパターンはCBCテレビ、後者の“提供”を残すパターンは毎日放送RKB毎日放送HBCなどで実施している)。ただし、ローカルセールスからネットワークセールス(またはその逆)における入れ替えでの境目では一旦フェードアウトまたはカットアウトしてから再表示を行う。

毎年8月に日本テレビで放送される『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』では、2020年まで画面の左下にその年のチャリTシャツのCG、右下に提供クレジットを表示していた(スポンサーの読み上げはなく、代わりに『ザ!鉄腕!DASH!!』のスポンサー入れ替え時と同様に『ここから(まで)は ○○ △△ □□の提供でお送りします(しました)』という表記のテロップを表示)。2021年からはチャリTシャツのCGが廃止され、『スッキリ』『ヒルナンデス!』『news every.』などと同様の背景色と企業ロゴのカラー表示に変更された。

2010年代になってからは提供クレジット表示中は背景の文字やロゴにぼかし処理を施すことが多くなっている(当初は提供社のライバル会社関係が多かったが、近年ではそれ以外でも行っている場合がある)。なお、ローカルセールス枠の場合、スポンサーが付かない局では、ぼかし処理のみが施されている状態となる。

提供クレジットの隣に表示のテロップ

提供クレジットが表示される際に上下または左右にテロップが表示されることがある。文字の向きは上下の場合は横書き、左右の場合は縦書きで表示される。大抵の場合、日本テレビ(同局系列局等を含む。)・フジテレビ(同局系列局等を含む。)等は左右、テレビ朝日(同局系列局等を含む。)・TBS(同局系列局等を含む。)・テレビ東京(同局系列局等を含む。)等は上下に表示される(局によっては、上下に表示されるケースと左右に表示されるケース等が偏っている。)[注 23]
表示様式

テレビにおける提供クレジットは、スポンサーとしての出資額によって「一画面つき、一社」または「一画面に複数社」にわかれる。出資額が多ければ「一画面一社」として優遇され、少なければ「一画面複数社」となるのが原則である。

放送局では筆頭スポンサーを中心としてゴールデンプライムタイムの枠を中心に(スポーツ中継など日中の番組で出す場合もある)企業のロゴをカラー化する表示でクレジットする場合がある。日本テレビでは、2020年8月下旬から従来の土日を含む一部曜日の20時台と日曜21時台と月曜22時台と平日23時台(『news zero』)にカラー表示を増やし、2020年10月からは読売テレビの系列局が制作する一部番組を除き(ただし、中京テレビ制作の『それって!?実際どうなの課』は含む)、各社提供とローカルセールス枠を含めて、全番組がカラー表示となった(一部企業除く。プロ野球中継も含む)。一部日本テレビ系列でも2020年10月1日よりローカル番組や全国ネット時のローカルスポンサーの表示などもカラー表示となった[注 24]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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