『原経』という捶丸のルールブックに準拠して述べる(この節、特に断らない限り出典:[3])
捶丸の競技場には凹凸を設け、凸所が球を打つ所で、凹所には球を入れる穴を掘った
凸部の高さは1尺以内で、凹凸間の距離は遠い所で100歩から60歩で、100歩以上離れてはいけない
近い場合は数丈だが、1丈より近くてはいけない
遠近の選択はプレイヤーの自由とする
凹所の穴の後方には旗を立て、穴の周囲5尺には人を入れない
穴は再使用せず一回ごとに新たに掘った
ボールに相当するものは木の節を使用した
クラブに相当するものは堅牢な木を牛筋と牛膠で固め、竹を柄にして使用した
競技は人数を気にせずに行うことができた。2人で行うのを単対、3 - 4人を一朋、5 - 6人を小会、7 - 8人を中会、9 - 10人を大会と称した
誰かが穴に球を入ればその人に点が入って、再び初めから繰り返す。大会では20点、中会では15点、小会では10点に達した者が出たら試合終了
出典^ a b c AFP BB News 2021.
^ a b c Ling 1991, p. 12.
^ a b c 笹島 1961, p. 6.
^ Ling 1991, p. 15.
^ Ling 1991, p. 14.
^ a b c AFP BB News 2022.
^ Ling 1991, p. 19.
^ “ゴルフの元祖は中国?/12世紀の「捶丸」