指輪物語_(映画)
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興行収入$30,471,420[2]
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『指輪物語』(原題: The Lord of the Rings、ビデオ題: 『ロード・オブ・ザ・リング 指輪物語』)は、1978年に公開されたアメリカのアニメーション映画[1]。原作はJ・R・R・トールキンファンタジー小説指輪物語』で、監督はラルフ・バクシが務めた[3]

人間の演技を撮影したフィルムを一コマずつ絵にするというロトスコープ技法を全編にわたり用い、話題となった[4]

この映画は、ソウル・ゼインツのファンタジー・フィルムズ(Fantasy Films)がプロデュースし、1978年にユナイテッド・アーティスツが配給した。前半のみで終わった物語は別個につくられたランキン・バス・プロダクション版『王の帰還(英語版)』で一部補完される形となっている。
声の出演

役名俳優日本語吹替
ソフト版劇場公開版
フロドクリストファー・ガード大滝進矢池水通洋
ガンダルフウィリアム・スクワイアー八奈見乗児熊倉一雄
サムマイケル・スコールズ塩屋浩三
アラゴルンジョン・ハート千田光男納谷悟朗
メリーサイモン・チャンドラー大塚芳忠
ピピンドミニク・ガード堀川りょう
ビルボノーマン・バード西村知道
ボロミアマイケル・グレアム・コックス島香裕
レゴラスアンソニー・ダニエルズ荒川太朗市川治
ギムリデイヴィッド・バック
ゴラムピーター・ウッドソープ納谷六朗槐柳二
サルマンフレイザー・カー上田敏也
セオデンフィリップ・ストーン神山卓三
蛇の舌グリママイケル・ディーコン
エルロンドアンドレ・モレル
宿屋の主人アラン・ティルヴァーン
ガラドリエルアネット・クロスビー小宮和枝
木の鬚ジョン・ウェストブルック佐藤正治
ナレーション加藤正之

評価

宮崎駿は、実写のフィルムからセルを書き起こすライブアクションの技法を用いた作品には失敗例が多いとして、「元になる実写部分が拙劣ではバクシの『指輪物語』は成功するはずがなかった」と書いている[5]

アメリカで公開された際、漫画家の手塚治虫は渡米して鑑賞、傑作と評したが、宮ア駿は「あれを傑作と評する神経が理解できない」と批判した[要出典]。

また、この作品で使用されたロトスコープの技術に影響を受け、後に手塚治虫は『火の鳥2772 愛のコスモゾーン』を制作するが、これに対しても宮ア駿は「(人件費の削減等で)アニメの製作現場を過酷な環境にした張本人が、また手間のかかるものを持ち込んで」と批判した[要出典]。
出典^ a b “映画アニメ 指輪物語 (1978)について 映画データベース”. allcinema. 2022年11月16日閲覧。


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