投票券_(公営競技)
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枠連○[注 37]
地方競馬○○○
馬単○○
馬複・普通馬複○○○×[注 38]
枠単○
枠複▲×[注 39]
競輪▲[注 40]×○
2車単○○
2車複○○○
2枠単○
2枠複○▲×[注 39][注 41]
競艇○[注 42][注 42]○○○○
拡連複○×××
オートレース○○○○○○○××▲

最高配当額

各競技別の最高配当額は以下の通り。特記ないものは100円あたりの配当である。

重勝式はキャリーオーバー方式を採用しているため、従来の投票券による最高配当額も併記する。

対象年月日場所競走番号投票法金額備考
中央競馬2021年03月14日中山
中京
阪神中山:第10・11競走
中京:第10競走
阪神:第10・11競走5重勝
単勝
5億5444万6060円[注 43][102]セレクト式投票
2012年08月04日新潟第5競走三連単2983万2950円[103][注 44][注 45]※同着あり
地方競馬2021年06月10日大井第10 - 12競走3重勝
馬番2連単2億2813万165円
(50円あたり)[104][注 46]セレクト式投票
2020年01月24日大井第7競走三連単2848万1550円[105]
競輪2010年10月21日平塚第6 - 12競走7重勝
単勝
9億598万7400円
(200円あたり)[106]ランダム式投票
2006年09月21日奈良第10競走三連単476万700円[107]
競艇2022年11月01日児島第7競走三連単76万1840円[108]
オート
レース2014年04月25日川口第9 - 12競走4重勝
車番2連単6億円[109][注 47]ランダム式投票
2006年05月22日伊勢崎第12競走三連単1572万1720円[110]

賭式別

地方競馬(昭和38年以降の記録)は
2020年1月24日現在[111]

JRAは2014年4月26日現在[112]

競輪は2002年4月10日現在[113][114]

競艇は2011年5月22日現在[115][116]

オートレースは2006年5月22日現在[117]

投票式別年月日場所(主催)競走番号金額
単勝2001年07月18日姫路競馬場第2競走205,760円
複勝2002年08月22日児島競艇場第6競走249,810円
枠複・枠連2017年11月30日名古屋競馬場第9競走332,020円
馬複・馬連2010年12月21日園田競馬場第3競走536,750円
枠単1973年04月09日千葉競輪場第7競走2,363,180円
馬単2006年05月20日盛岡競馬場第7競走3,308,610円
ワイド2001年11月05日浦和競馬場第1競走286,620円
3連複2006年09月09日中京競馬場(JRA)第3競走6,952,600円
3連単2012年08月04日新潟競馬場(JRA)第5競走29,832,950円

投票券の販売方法
創始期
公営競技の投票券は、普通の「紙に組番が印刷された券」から始まった。これは、例えば「単勝1番」であればそれが印刷された券を求めなければならない。窓口にはそれぞれどの「組番」を発売しているかが表示され、複数の組番を購入したい場合は発売時間中に窓口を多数移動しなければならなかった。通常は1枚100円(法的には10枚分)だが1枚1000円(10枚、法的には100枚分)単位で発売する窓口もあり、これを「特券(とっけん)」と呼んだ。的中の可能性が高いと思われた組番の窓口には人が群がる(並ぶ)ため、競走場によっては発売状況に応じて窓口の数を変更するなど柔軟な対応を行うところもあった。投票券が
コンピュータシステムで発券される現代でも、一番売れている(オッズが低い)組番が「一番人気」と呼ばれるのはこれに由来している。
電算化とシングルユニット券
その後、コンピュータシステム(トータリゼータシステム)の導入に伴い「組番を口頭で自由に申し込む」ことが出来る「シングルユニット券」が登場する。1枚の券に組番1つと金額が印刷され窓口の係員に現金を払って受け取る、現在に近い形の仕組みができあがっていった。なお金額は一律のままだったため、900円分購入する場合は100円券が9枚渡される。
マルチユニット券の登場
さらに時代は進み、ついに1枚の投票券に「複数の組番と任意の金額を記録」した投票券を購入できるようになった。これが「マルチユニット券」である。これにより購入の利便性は飛躍的に高まり、窓口の混雑緩和にも役立った。現在、日本の公営競技では全ての発売所においてマルチユニット券による発売が行われている。
マークカード方式
JRAが馬番号連勝複式(馬連)を導入したのにあわせ、規定のマークカードに投票内容をマークして申し込む「マークカード方式」での発売を開始した。これは口頭での誤発券防止に加え投票内容を機械に読み取らせて発券するため、発券時間がさらに短縮されるなど主催者にとってもメリットが大きいことから地方競馬や他種公営競技も追随していくこととなった。またマークカード方式は機械で投票内容を読み込むことから、自動発売機(自動投票機)の普及にも繋がることとなった。また主催者にとっては投票券の発売を自動化することで発売窓口人員の削減が可能になり、人件費などのコスト削減にもつながることとなった。現在、日本の公営競技ではほぼ全場でマークカード方式を導入しており、口頭で購入可能な窓口はごく一部に限られるか一部には全く存在しない施設もある。
更なる進化
さらに進化は進み、1974年には発売所に行かなくても自宅からチケットレスで投票できる電話投票が中央競馬で開始された。その後、地方競馬や他種公営競技にも相次いで電話投票が導入されたほかキャプテンシステムファミリーコンピュータを利用してテレビ画面でオッズを確認しながら購入できるようになった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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