打ち切り
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(例)島田紳助の芸能界引退に伴い、2つあった冠番組(紳助社長のプロデュース大作戦クイズ!紳助くん)を一斉に打ち切った[12]。冠番組ではない「クイズ!ヘキサゴンII」は引退だけでの打ち切りは回避されたが、異常なほど視聴率が低迷したため、程なくして番組そのものが打ち切られた。

(例)坂上忍が動物愛護に専念するため、「バイキングMORE」の降板を申し入れたことで番組が終了。冠番組である「坂上どうぶつ王国」は動物バラエティ番組であるため、例外的に打ち切りが回避された。

(例)の無期限活動休止に伴い、2020年度内をもって全ての冠番組が終了。

(例)出演者の一人が自殺で急逝したため、番組打ち切り。しかも自殺の原因はその番組だった[13]

(例)King & Princeのメンバー大量脱退に伴い、番組改編時期ではない2022年5月を以て「King & Princeる。」が終了。

(例)著作者池波正太郎の死去(1990年5月3日)に伴い、「オール讀物」(文藝春秋)で1967年から連載されていた「鬼平犯科帳」が絶筆による未完で終了。

不祥事
原作者、出演者ないし制作スタッフが犯罪行為・やらせ捏造などの反社会的行為を犯した場合、倫理・社会通念上から重大な問題となり、存続が不可能と判断される場合が多い。その他、不適切な発言や文字表現、番組収録中の不慮の事故、出演者に対するSNS上での誹謗中傷などが問題とみなされた場合でも同様のケースに至る場合もある。場合によっては、番組関連書籍の絶版やソフトの廃盤に至る場合もある。遅れネットの地域では発局での打ち切り決定以降、当該局での未放送回が放送されない場合もある。具体例は、Category:不祥事により打ち切られた番組を参照。
重大な事件・事故・災害
被害者ないし被災者などへの配慮や、報道特別番組により番組編成が大きく変動して通常編成中での完結が困難になった場合、一部番組の放送を打ち切るケースも稀に見られる。

(例)「密室謎解きバラエティー 脱出ゲームDERO!」が東日本大震災の影響で休止後、「水の間」などが放送には不適切なことから打ち切り。

(例)新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い外出が制限されたことに加え、取材しようとした店舗が休業・閉店となった結果、ロケーション撮影を主体とした一部のバラエティ番組[注釈 7]が2021年3月に相次いで打ち切りに。

放送局(配信サイト)の都合
編成の関係などから、製作局では継続だが一部ネット局では遅れネットを含めて移行されずに終了することもある。このパターンはネットワークセールスからローカルセールスの時間帯に移動した時に多くみられる。

(例)『ONE PIECE』放送時間が全国ネットの日曜19時00分から関東ローカル枠の9時30分へと繰り上がった際、一部のネット局(秋田テレビなど)では他の時間へ移動せず、そのまま打ち切りとなった。但し、この時点で打ち切りを決定したすべての局が2013年までに放送を再開している。

スポンサーの付き具合
BS民放の自局製作ノンフィクション番組や、ラジオ番組全般で多く診られる。前者の番組の場合、2007年12月1日に放送開始をした、家電量販店ビックカメラ子会社が運営する日本BS放送(BS11)[注釈 8]や、2022年3月27日に放送開始をした、通信販売事業者のジャパネットたかたを有するジャパネットホールディングス子会社であるジャパネットブロードキャスティングが運営するBSJapanext[注釈 9]を除き、平均視聴率が地上波よりも低く、スポンサーの無い番組が珍しくないことを逆手に取り、人気を重視しない傾向にある。スポンサーの無い状態が長引くか、単発的にしかスポンサーの提供が無い番組は、改編期の整理対象となるため、長期間提供されている番組しか長く続かない方式を採っている。後者の番組の場合、単発的にしか提供スポンサーが付かない番組、最終的に提供スポンサーが無くなった複数社提供番組、製作局の放送対象地域外のスポンサーしか提供されなさそうな番組は放送終了の対象となる。特に地方局の自社製作ラジオ番組に関しては、聴取率を調査出来る期間が年1回[注釈 10]と非常に限られているため、スポンサーの付き具合を尚更重視する傾向にあり、新番組・コーナーを選定する時も多めのスポンサーが付いた番組だけを選んでいる。スポンサーが無い自社製作番組であっても製作サイドの意向で打ち切りの予定が無い番組[注釈 11]の場合、放送時間・所要時間の柔軟な変更がしやすい替わりに、スポーツ中継等における特別番組編成時の放送休止が多くなっているのに対し、スポンサーが付いた自社製作非ワイド番組は特別番組編成時における放送時間変更があるのが一般的となっている。地方の一社提供ラジオ番組の多くが放送対象地域内の事業者による一社提供番組であるため、放送対象地域外スポンサーの一社提供番組がメイン提供の複数社提供に変更されることが多いのは、打ち切りを回避させるための措置によるものである。全国ネットのラジオ番組の場合、ネットワークセールスのスポンサーがほとんど付かない場合は、全面的にローカルセールスに移行することもある。ただし、首都圏のラジオでは2か月に1度(偶数月に)聴取率調査を行なっていることや、BS放送でも2020年3月以降はビデオリサーチでの視聴率調査を行っていることもあり[注釈 12]、スポンサーの付き具合が悪い番組であっても、高視聴率(概ね5%以上)・高聴取率・SNS評価の高さや関連投稿が多い番組は改編期を乗り越えて続行となる。
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