選考委員:荒俣宏、石上三登志、いしかわじゅん、印口崇、呉智英、里中満智子、J・ベルント、関川夏央、竹内オサム、藤本由香里、[細萱敦、水野英子、村上知彦、夢枕獏、米澤嘉博
第5回(2001年)
マンガ大賞:岡野玲子、原作:夢枕獏 『陰陽師』
マンガ優秀賞:しりあがり寿 『弥次喜多 in DEEP』
特別賞:丸山昭(トキワ荘に集った多くの作家を育てた功績に対して)
最終選考結果(得点):岡野玲子、原作/夢枕獏『陰陽師』(64点)、しりあがり寿『弥次喜多 in DEEP』(61点)、井上雄彦、原作/吉川英治『バガボンド』(56点)、三浦建太郎『ベルセルク』(43点)、大島弓子『グーグーだって猫である』(39点)、尾田栄一郎『ONE PIECE』(28点)
備考:1次選考で最多得票を得ていた花輪和一(『刑務所の中』)がノミネートを辞退している。
選考委員:荒俣宏、石上三登志、いしかわじゅん、大月隆寛、岡田斗司夫、印口崇、唐沢俊一、呉智英、小松左京、斉藤由貴、里中満智子、三代目魚武濱田成夫、鈴木光司、関川夏央、高橋源一郎、タケカワユキヒデ、鶴見済、長谷邦夫、荷宮和子、古川益蔵、フレデリック・ショット、村上知彦、夢枕獏、養老孟司、米澤嘉博
第6回(2002年)
マンガ大賞:井上雄彦 『バガボンド』
マンガ優秀賞:三浦建太郎 『ベルセルク』
特別賞:なし
最終選考結果(得点):井上雄彦、原作/吉川英治『バガボンド』(63点)、三浦建太郎『ベルセルク」(57点)、小畑健、原作/ほったゆみ『ヒカルの碁』(53点)、新井英樹『ザ・ワールド・イズ・マイン』(47点)、清水玲子『秘密-トップシークレット-』(45点)、尾田栄一郎『ONE PIECE』(40点)
選考委員:荒俣宏、石上三登志、いしかわじゅん、印口崇、呉智英、里中満智子、関川夏央、ジャクリーヌ・ベルント、竹内オサム、細萱敦、藤本由香里、水野英子、村上知彦、夢枕獏、米澤嘉博
第7回(2003年)
マンガ大賞:高野文子 『黄色い本 ジャック・チボーという名の友人』
新生賞:小畑健、原作:ほったゆみ 『ヒカルの碁』
短編賞:いしいひさいち (『現代思想の遭難者たち』『ののちゃん』など一連の作品に対して)
特別賞:水木しげる(独創的な画業と長年の活躍に対して)
一次選考結果(得点):高野文子『黄色い本』(26点)、佐藤秀峰『ブラックジャックによろしく』(15点)、小畑健、原作/ほったゆみ『ヒカルの碁』(14点)、今市子『百鬼夜行抄』(7点)、みなもと太郎『風雲児たち 幕末編』(7点)、大島弓子『グーグーだって猫である』(6点)、いしいひさいち『現代思想の遭難者たち』(5点)、たなか亜希夫、原作/橋本以蔵『軍鶏』(5点)
備考:この回より最終選考が合議制となる。また優秀賞が廃止され短編賞と新生賞が新たに設けられた。
選考委員:荒俣宏、いしかわじゅん、香山リカ、呉智英、清水勲、関川夏央、マット・ソーン、萩尾望都
第8回(2004年)
マンガ大賞:岡崎京子 『ヘルタースケルター』
新生賞:もりもと崇 『難波鉦異本(なにわどらいほん)』
短編賞:秋月りす 『OL進化論』など一連の作品
特別賞:みなもと太郎 (歴史マンガの新境地開拓とマンガ文化への貢献に対して)
一次選考結果(得点):佐藤秀峰『ブラックジャックによろしく』(22点)、岡崎京子『ヘルタースケルター』(13点)、矢沢あい『NANA』(10点)、みなもと太郎『風雲児たち 幕末編』(8点)、福島聡『少年少女』(5点)、荒川弘『鋼の錬金術師』(5点)、羽海野チカ『ハチミツとクローバー』(5点)、山岸凉子『舞姫 テレプシコーラ』(5点)、すずき大和『まんが紀行 奥の細道』(5点)
備考:一次選考で最多得票を得ていた佐藤秀峰(『ブラックジャックによろしく』)がノミネートを辞退している。また大賞受賞作『ヘルタースケルター』は作品の発表(雑誌掲載)自体は10年ほど前である。
選考委員:荒俣宏、いしかわじゅん、香山リカ、呉智英、清水勲、関川夏央、マット・ソーン、萩尾望都
第9回(2005年)川崎市市民ミュージアム(2005年度特別賞)
マンガ大賞:浦沢直樹、原作/手塚治虫 『PLUTO(プルートウ)』
新生賞:こうの史代 『夕凪の街 桜の国』
短編賞:西原理恵子 『毎日かあさん』『上京ものがたり』
特別賞:川崎市市民ミュージアム (江戸から現代までのマンガ作品・資料の収集および企画展示などに対して)
一次選考結果(得点):浦沢直樹、原作/手塚治虫『PLUTO』(24点)、岩明均『ヒストリエ』(15点)、近藤ようこ『水鏡綺譚』(11点)、二ノ宮知子『のだめカンタービレ』(7点)、山岸凉子『舞姫 テレプシコーラ』(7点)、こうの史代『夕凪の町 桜の国』(6点)、小田扉『団地ともお』(5点)、今市子『百鬼夜行抄』(5点)、井上雄彦『リアル』(5点)