所ジョージ
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オートバイにも造詣が深く、それまでオッサンバイクのイメージが強かったビッグスクーターのボディをイエローにペイントし、カスタムパーツを取り付けるなど若者向けに改造し、現在のビッグスクーターブームの火付け役的存在にもなった[22]。ちなみにエンジンをかける時の音で、その車種を当てる特技を持っている。また、RIDLEY社製の570ccをハーレーダビットソン風に改造し、「ハーレー・ちょびっとソン」と命名している。

著書の中で、格好良さという視点でスーパークロス日本初上陸を讃えるなど、時代を先取りした発言も多い。余談だが、愛車を運転中ハンドルがスッポリと抜けてしまって大パニックになったことがあるが、運良くも大事故には繋がらなかった[注釈 10]。初めて所有した車はトヨタ・コロナ
その他の趣味

その他、ゴルフお茶スニーカーライタースカジャン、Tシャツ、エアガンフィギュアなど多数持っており、芸能界では寺門ジモンと並ぶコレクターとして知られる。自らの多趣味を組み合わせて楽しむことが得意であり、ラジコンに可動関節フィギュアを載せて走らせたり、フィギュアに小道具と共にポーズを取らせて撮影した写真集を出版したりしている。服装にもこだわりを持ち、フライトジャケットなどを好んで着用している。また自らプロデュースしたレザーブランド「OTAGIRA」は大好評である。「OTAGIRA」を命名したのも本人である。ゴルフについては、「東西お笑い芸人ゴルフコンペ(非公開のプライベートコンペ、「東西お笑い名人会」とも)」では度々優勝している。練習熱心で、「飛ばし屋」である。そのスウィングは個性的である。ゴルフ理論にもこだわりがある。それが高じて2006年、革新的なゴルフクラブ・TxTパラレルハンマーアイアンをプロデュースし、大評判となっている。この他にも爬虫類の飼育やイラスト書きなどの趣味がよく知られている。

オンキヨーMDコンポを愛用している。スピーカーの品番は、D-022Aである。作った歌をMDに録音している。
世田谷ベース

東京都世田谷区に、仕事場(事務所)兼遊び場としてガレージ(通称:『世田谷ベース』、英称:SETAGAYA. A. F. BASE)が建っている。その所らしいこだわりや特徴から、『所さんの世田谷ベース』(BSフジ)をはじめ、所の出演番組収録が行われることも多い。知人の車の駐車スペースが確保されているほか、たけしを始めとして、木梨憲武奥田民生松田翔太など、友人らの憩いの場にもなっている。特にたけしは毎週日曜日(多い時は週4日)に遊びに来ている。所自ら耕している畑もあり(ここで熱中症に陥った)、収穫した野菜は夫人の手で調理され来客に振る舞われることもある。自身が収集した大量のグッズ等で手狭となり、竣工から10年目を迎えた2016年に増築工事が行われた。
世田谷ベース夕張出張所

北海道夕張市にある「花畑牧場 夕張希望の丘」に、『世田谷ベース夕張出張所』として、コレクションが展示されている。入場無料。周辺には、花畑牧場の売店やカフェの他、アートギャラリーにはビートたけしが描いた絵画も展示されている。
沖縄ベース

沖縄県に42000坪(東京ドーム3個分)の広さを持つ『沖縄ベース』を所有しており、敷地内にはゴルフ練習場やプライベートビーチがある。北野武監督映画アウトレイジ』で北村総一朗が演じた関内(山王会会長)の家は、この「沖縄ベース」を借りて撮影した。その際、北野は冗談か本気かは定かではないが「この家を爆破するシーンを撮りたい」と所に申し出たが、さすがにそれは許可されなかった。清水ミチコは沖縄に行くたびにここを借りて滞在している。
山中湖ベース

山梨県道志村には「道志ベース」が、山中湖には『山中湖ベース』があり、それぞれ特徴的な建物となっている。
八王子ベース

2010年5月現在、東京都八王子市に『八王子ベース』を建設しており、毎週週末に来ているほどに仲の良いビートたけしのために『北野別邸』も建てている(TBS『お茶の水ハカセ2010年5月18日放送分)。
他の人物との関係

植木等所はデビュー前から植木等を尊敬し、「無責任男」のキャラクターと植木本人の人格に惚れ込んでいた。デビュー後、共演する機会を得てからは植木等のことを「お父さん」と呼んでいた。ドラマ『オヨビでない奴!』では父子役を演じ、息子役の高橋良明も交えて親交を深めていった。家が近いということもあり互いの家に行き来するほどの間柄であった。植木の死後、彼の妻の意向により植木の愛車であった日産・シーマを譲り受けている[23]。その車内でハナ肇とクレージーキャッツの曲を聴きながら一日過ごすこともある。「植木さんみたいな大人になりたい」と語るなど趣味や生き方、芸風を含めて憧れの対象だった。

黒澤明黒澤明とは映画『まあだだよ』で知り合ったが、黒澤は以前から『どちら様も!!笑ってヨロシク』をはじめ所の番組を欠かさず観ていて、所の大ファンだったとのこと。演出に厳しい黒澤だが「君はそのままやってくれればいいよ」とほとんど指示を出さず、演技をべた褒めするなど、所のキャラクターに惚れ込んでいた。黒澤は所がいると機嫌が良くなるため、スタッフが黒澤の隣に所の席を用意するほどだった。また黒澤の御殿場の別荘に招かれた際には「別荘から富士山がきれいに見えて得をした」と語っている。生前、所は黒澤に「いつでも遊びにおいで」と言われていたが「世界の黒澤の家にそうそう行けない」と結局自宅を訪れることはなかった。黒澤の死後、その後悔と反省から植木等の家に足を運ぶようになった。

大江健三郎(作家)大江健三郎とはある日、所が犬を連れて散歩していたところ偶然大江と出会い、それ以来文通をする仲になっている。大江は以前から『所さんの世田谷ベース』のファンであり、所について「インディペンデントで、芸風がすっきりしていて嫌味がないので、家族みんなでファンです。それで、知り合いでもないのに知っているような気がして、つい寄っていって“所さん、こんにちは”と声をかけてしまった」とのこと。近所に住んでいるので手紙はポストに投函せず、直接所の家の郵便受けに入れている。

赤塚不二夫森田一義タモリ)赤塚不二夫や森田一義(タモリ)とは新人時代から長く交友がある。レコードデビューに際し、所はテレビ各局のオーディションを受けていたが、そこで演出家の滝大作の目に留まる。滝は赤塚の「面白グループ」の一員であり、そのつてで赤塚やタモリと出会う。所もタモリと同じく一時期、赤塚の家に居候していたことがあり、赤塚所有のメルセデス・ベンツを乗り回していた。赤塚やタモリら「面白グループ」と毎晩のように大騒ぎし、所の結婚式を盛大に祝い、赤塚の思い付きで作った映画『下落合焼とりムービー』やテレビ番組にも共に出るなど公私隔たりのない親密な付き合いをしていた。赤塚は「一生バカを続けなよ」と所の歌への思いを伝えている。

THE ALFEE坂崎幸之助高見沢俊彦桜井賢)THE ALFEE(アルフィー)とは同学年ということもあり、『所ジョージのオールナイトニッポン』に桜井賢の父を元ネタにした「桜井の父」のコーナーを設けるなど、新人の頃から仲が良い。上記の「面白グループ」の一員でもある。特に坂崎幸之助と親交が厚く、所は坂崎のことを「こうちゃん」「坂崎コウノトリ」と呼んでいる。これに対して坂崎は「トコロ」と呼び捨てにすることが多い。アルフィーの売れない時代に自らの曲を自室で坂崎と2人でアレンジ・レコーディングしたり、『オールナイトニッポン』にレギュラーコーナーを持たせたり、所がアルフィー入りを懇願したりしている。同じマンションをルームシェアしていたこともあった。近年[いつ?]、音楽のライブ活動をしようとしない所に対し坂崎は「俺が会場やスタッフや楽器の段取りするから。お前は来て歌うだけでいい」とまで言っている。所の楽曲作りにも協力しており、アルバムに多数サポート役として参加している。また近年は『THE ALFEE 終わらない夢』にゲスト出演し(2015年6月22日)、進行そっちのけで会話に興じることもあるほか、CMや音楽番組で高見沢俊彦との共演もしている。

秋本治(漫画家)秋本治の代表作、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』単行本の巻末[24] にコメントを寄せているほか、1977年公開の実写版映画主題歌の作詞・作曲を手掛け、アニメ版のエンディングテーマ『ブウェーのビヤビヤ』も歌っている。共に車好きでガンマニアでもあり、若い頃はサバイバルゲームをするなどして遊んでいた。『所ジョージのオールナイトニッポン』出演中の所を秋本とそのスタッフがモデルガンで襲撃したこともある[25]。主役の両津勘吉が所の『まったくやる気がございません』を聴いていたり[26]、看板に所自筆のアルバムの広告があったり[27]、「所ジョージの墓」と書かれた墓石があったり[28]、所を「日本一アロハシャツの似合う男」として紹介する[29] などしている。


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